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コンマ1秒にこだわれるようになるには

by 税理士 井ノ上 陽一

効率化、時間管理には、コンマ1秒にこだわるのがおすすめです。
ただ、そうはいっても、なんだかんだ時間があります。
本当に意味でコンマ1秒にこだわるようになるにはどうするか、なぜ私がそうなったかについて書いてみます。


※0.1秒を削る!(というつもり) by Nikon Z9+14-24mmF2.8

F1が趣味だった影響

コンマ1秒というのは、ぎりぎりまで時間を削る、短縮するということ。
その意識で生きていますし、そうしてきました。

おおげさなと思うかもしれませんが。
タイピング、ショートカットキーを使うのは、コンマ1秒にこだわっているからです。
迷わないようにしているのもコンマ1秒にこだわっているからですし、嫌なことをしないのも無駄な時間を使わないため。

そうなったきっかけを紐解くと、F1かなーと。
今は興味がありませんが、1990年(高校3年生)から2003年くらいまではめちゃくちゃハマっていました。
興味をなくしたのは、かわりに海外サッカーの比率が増えたこと、F1がおもしろくなったという理由があります。
ドライバーよりもマシン重視、政治色も強くなり始めていましたので。
好きだったフェラーリにシューマッハが来て、強くなりすぎたのも……。

ギリギリのフェラーリが好きだったのですが。
アレジとかマンセルとか。
シューマッハも、常勝になるベネトンの頃は好きでした。

そのF1では、コンマ1秒、ときにはもっと短い時間で勝負します。
予選では、そのタイム順に本線のスタート順を決め、その戦いがおもしろかったのです。
F1ゲームもひたすらやり、同様にタイムを削っていました。
マリオカートもやりましたが、ちょっとまた違いますしね。

リッジレーサー、バーチャレーシングは名作でした。

タイムを削るというのが趣味というか、好きなことなのです。
だから今も削っています。

サッカーもタイム勝負ですが、もうちょっとゆるめです。
さらには、コンマ1秒を削りたい状況がしばらく続き、それが染みつきました。

 

コンマ1秒を削りたい状況だった

コンマ1秒を削りたい状況とは、仕事でした。
24歳で就職した公務員。
公務員は時間の意識がそれほどないと思われるかもしれません。
安定し、定年まで仕事ができますから。
昇進もまあ、民間ほど厳しくありません。
(逆にいえば、成果を出しても……)

ただ、私の場合、一刻も早く帰りたかったのです。
それでコンマ1秒を削っていました。
そこまで大げさなと思われるかもしれませんが、そうではなく、特殊な状況があったのです。
17時が定時で、それを過ぎると、部屋で飲み会が始まっていました。
それに巻き込まれるのです。
または、集中できなくなります。

それでコンマ1秒を削って、早く帰れる確率を上げていました。
仕事が終わっていれば帰ることに何も言わない直属の上司のおかげです。
その他の人からは言われていましたけどね。
(スルーしてましたが)

普通に早く帰りたいということもありました。
いい空気ではありませんし、帰ってデートもあるし、ご飯もつくりたいし、ゲームもしたいし。
この「早く帰りたい」は、8年半の雇われ生活でずっとやっていたこと。
その間、コンマ1秒を削ってきたのです。
それで身につきました。

仕事が早く終わっても帰れないところにいなかったのが幸いでした。
嫌味を言われることもありましたけどね。

そして、その8年半のうち、2000年5月から2003年7月までの3年2ヶ月は、さらにコンマ1秒削る理由があったのです。
それは税理士試験。
合格するためにはコンマ1秒が惜しいもの。
さらに効率化スキルを磨きました。

独立後も、仕事・プライベートでコンマ1秒を削っています。
その理由は、したいことがやまほどあるからです。
嫌な仕事というわけではなく。

そのような状況、特に遊びを増やすのをおすすめしています。

さらには、コンマ1秒を削る気になることは、誰にでもあるのです。

コンマ1秒を削る気になるには

独立してほどない頃、35歳に近づく頃、まずいと思い始めました。
人生残り少ないぞと。
趣味であるアニメ、漫画、ゲームでは死を体験します。
そして、前述したF1。
レース中の事故もあり、一瞬にして人生が終わってしまうこともあるのです。
アイルトン・セナもそうですし、私が知ったときにはすでに亡くなっていたジル・ヴィルヌーヴも。
1982年に亡くなっていて、その当時のビデオや本を買い漁りました。
なんで……と。

そういった環境が人生について考えるきっかけになり、35歳、40歳と区切りを経て強く意識しています。
ドラゴンボールがない現実、生き返れませんから。
(娘に、「パパが死んだら、ママとドラゴンボール探してね」というと、「そんなのないから」と……)

当時から残り時間をカウントし、万が一ファイル(いわば遺書)をつくり、40歳から毎月見直しています。

このYouTube、2021年の収録。
4年前ですが、なんか若いかもと思います。
着実に年は重ねているのです。

40歳くらいから夜通しゲームはできなくなっていますし。

ChatGPTに写真を入れて、ジブリ風にしてもらうと、結構シワがあり、年上に見えます……。
現実なのでしょう。

53歳まで236日、60歳まで2793日、75歳まで8271日にしかありません。
コンマ1秒を削りたくなります。

5月23日発売のレンズ、6月5日発売のSwitch2、8月28日発売のゲームが楽しみでしかたないのですが、そういった日が来ると確実に残り時間は減るよなーと思ったり。
コンマ1秒を削りつつ、そういった日を待ちます。

残り時間をカウントすると、コンマ1秒を削れるようになり、効率化が進む可能性が上がりますので、ぜひ。
(残り少ない時間の中、このブログを書くことは選んでいます。毎日更新10,000日、いけるかどうか……)

 



■編集後記
昨日は、朝から愛知県・豊橋駅へ。
豊橋のんほいパーク→浜松動物園と移動しつつ、動物園で個別コンサルティングを。
夕方は名古屋・栄のソニーパークで、新レンズ体験。
この日から体験開始で、名古屋にて体験予約していました。
レンズは10時から予約開始で予約済みでしたが、いち早く体験したかったので。
発売日が楽しみです。

食事して、20時過ぎに到着した妻と娘と合流。
ホテルにチェックインしました。

1日1新Kindle『1日1新』
豊橋のんほいパーク
Sony 50-150mmF2
道の駅 潮見坂

■娘(8歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
名古屋方面へ朝出てきたので、学校に行く前と夕方にLINE電話。
その後、ママと一緒に新幹線で到着。
浜松動物園に行った帰りに寄った和菓子屋「しず花」で買ったおみやげを。
娘と2人旅、ゆるキャン△聖地巡りでも行ったところでおいしいので。

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