「働き方」という言葉ではなく、「生き方」を使っています。
働き方改革は生き方改革でもあるのです。
※自宅にて iPhoneX
「働き方」or「生き方」
働き方改革という言葉に違和感があります。
気になるのは、「働き方」という言葉です。
働く、つまり仕事の生産性を上げるのは大事なのですが、「生産性を上げてその時間で何をするか」がないと、意味がありませんし、生産性も上がらないでしょう。
人生は、仕事だけではなく、遊びもプライベートもあります。
働き方ではなく、「生き方」が大事なわけです。
個人にとっては。
しかしながら、組織には「生き方」は関係ありません。
働き方を改革して生産性を上げて、もっともっと組織に貢献してほしいというのが本音でしょう。
1日8時間、週に5日、またはそれ以上を拘束されるルールがなくならないと、生き方を考えられません。
もちろん組織で生き方を考える道もありますが、生き方を変える方法の1つとして、独立があります。
独立は、働き方改革ではなく、生き方改革なのです。
私は、雇われないだけではなく、雇わないこと生き方を選んでおり、サポートしています。
この「雇われない雇わない生き方」も「働き方」ではなく「生き方」です。
『十人十色の「ひとり税理士」という生き方』ができるまで
その生き方をテーマにした本を企画、監修しました。
10人の税理士の生き方をまとめた本です。
Amazonでは2018年5月30日発売予定、書店でもその前後に並び始めます。
10人の方にお声かけし、筆をとっていただきました。
私は、全体の企画、構成、監修、編集などを編集者さんとすすめ、まえがきを書いています。
2017年の夏に企画し、人数、内容を議論し、10人を決定しました。
私が考えた候補者は、27人。
・1年で顧問先〇件!
・一等地にオフィス
・次々と採用!
というのは選定基準ではありません。
「独立後を楽しんでいる」
というのが選定基準です。
また、本のコンセプトとして、「ひとり税理士」、あえてひとりを選んでいる税理士という基準もあります。
最終的な候補者は、バランスも考慮し、編集者さんに確定していただき、私が声をかけました。
断られるんじゃないか……とドキドキしながら。
執筆時期は、2017年10月から2018年3月。
税理士業界はいわゆる繁忙期です。
ただ、声をかけた10人は、きっちりやりとげてくださるという確信はありました。
そして仕上がった本が、ようやく発売されます。
全体の構成はこのようなものです。
独立のメリットだけではなく、デメリットや不安についても書いていただきました。
メリットだけのほうが書きやすいのは事実なのでしょうが、読者が知りたいのは「本当にいいことばかりなのか?」というものです。
私もだからこそ、デメリットや失敗を書くようにしています。
また、「生き方」というタイトルどおり、どういう生き方をしているかについても書いていただきました。
・独立までの経緯(プロフィール)
・ひとり税理士を実際にやってみて感じる苦悩・不安
・ひとり税理士を実際やってみて成功したこと
・ひとり税理士を実際にやってみて感じたメリット
・どういう生き方をしているか
・独立を目指す方へのメッセージ
・受験生へのメッセージ
・使っているIT機器
これらの項目×10ですので、私の本よりも分厚くなっています。
『十人十色の「ひとり税理士」という生き方』というタイトルは、編集者さんと悩みに悩んでつけたものです。
「生き方」というキーワードは私のこだわりでした。
表紙のデザインはデザイナーさんにお任せするのですが、大まかな流れは編集者さんと悩み、シンプルな形に。
ただ、表紙に10人の著者の名前を入れるのはこだわりました。
私の本は、白、黒としてきていますので、3冊目は、ここぞという赤でいこうかと。
(却下されるかもしれませんが)
「ひとり」で人も雇わずというのは、今でも普通の税理士業界では、失格の烙印を押されるでしょう。
しかし、世間で成功と認められても、お客様が望まず、そして自分が望まないのなら、いい生き方とはいえません。
「働き方」だけを考えると、拡大、業績アップ、増収増益、顧客獲得となってしまいますが、「生き方」を考えると、「ひとり」も選択肢なのです。
その1つの選択肢である生き方を10人が示すことにより、「働き方」より「生き方」を重視する方が増えればと思っています。
自分の生き方をみせることのススメ
この「生き方」という言葉にこだわるようになったのは、2015年ごろからです。
2015年夏に出した本はサブタイトルに「働き方」とあるので、過渡期だったのでしょう。
今は、このブログのサブタイトルも、冊子も「生き方」にしていますし、使っている言葉も「生き方」です。
自分の「生き方」を考え、そして見せることをおすすめします。
働き方だけを考えると、仕事のことばかり語ってしまいがちですが、個の違いが出るのは生き方のほうです。
何が好きで何が嫌いでという話も、生き方の話になります。
ひとりで仕事をするなら、なおさら「違い」が必要であり、仕事面だけではなく、遊び・プライベートも含めて、つまり生き方全体なら、違いを出すこともできるはずです。
だからこそ、私は、プライベートも考えていることも、このブログやメルマガ、本でアウトプットしています。
「働き方」はAI、ロボットにもできるものですが、「生き方」は命ある人間にしかできないものです。
そこで違いを出す、違いを見せることは今後の生きていく方向性の1つといえます。
自分の生き方、背中を見せていくことを意識していってみましょう。
そして、税理士に限らず、ひとりしごと、雇われない雇わない生き方を目指す方にも役に立つかと思いますので、ご一読いただければうれしいです。
10人の著者は、ブログも当然のごとく書いていますので、ブログを読んで気になったら本の該当箇所を読む、本で気になったら引き続きブログで読むという楽しみ方もできます。
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昨日は、日中はロボット開発・・ではなく税務申告書づくり。
夕方に個別コンサルティングでした。
帰宅して食事しながらハートランド飲んだら爆睡。
21時過ぎには寝てしまいました。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
MavicPro コントローラー修理完了
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【昨日の娘日記】
出発前だっこをせがんで、準備ができないこともあります。
昨日もそうでした。
こりゃ、保育園までもだっこかな‥と思っていると、ベビーカーへすんなりと。
よくわからんものです。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方