後出しじゃんけんならぬ、先出しじゃんけんのトレーニングを続け、習慣にしています。
つらいときもありますが、さまざまな分野で効果的です。
後出しじゃんけんはご法度
子供のころ、じゃんけんをするときに、「後出しじゃんけん」をすると、かなりもめました。
ときにはけんかになることもあるでしょう。
相手の手(グー、チョキ、パー)を見て、ちょっと遅れて手を出すのは、反則です。
公正にじゃんけんをするなら、同時に出すべきのが、当然といえます。
ブログ、メルマガなどのアウトプットは「先出しじゃんけん」
私はいつも「先出しじゃんけん」という言葉を意識しています。
「後出しじゃんけん」でもなく、「同時」でもありません。
グーと思ったら、グー。チョキを思ったらチョキ。パーと思ったらパーと先に出すのです。
先に出しているわけですから、たとえばグーを出しているときに、パーを出されると負けます。
それでも「先出しじゃんけん」を意識しているのは、自分の成長につながるからです。
ブログやメルマガなど、そして書籍や執筆といったアウトプットは、基本「先出しじゃんけん」です。
「こう思う」「こうすると便利」といったことを、先出しします。
それに対する賛同の声もあるでしょうが、反対・批判も声も当然あるでしょう。
なかには、「こんな簡単なこと書いて」とか「まちがってるじゃん」といわれることもあります。
「後出し」されれば、なんとでも批判される可能性はあるのです。
そういった声をこわがっていては、いつまでたっても情報発信できませんし、自分の成長につながりません。
あえて「先出しじゃんけん」の習慣を続けているのは、怖い反面、それをやっていかなければ自分がなまけますし、成長していていかないからです。
ネガティブなことを書かない、オブラートに包むこともあるなどといったこともありますが、基本的に基本的に自分の考えを強く押し出すようにしています。
「先出しじゃんけん」をして間違っていたら、修正すればいいのです。
メリットに比べるとささいなことといえます。
そもそも仕事のすべてが「先出しじゃんけん」
情報発信に限らず、仕事のすべてにおいて、「先出しじゃんけん」は有効です。
社内でも、お客様に対しても、「先出し」することは欠かせません。
相手の顔色をうかがってばかりでは、後手後手になってしまいますからね。
自分はこう思う、これがいいと思うことを、先に、積極的に出していくことが大事です。
とかく周りにあわせてしまうことが多いですからね。
(私も独立前はそうでした。)
俗に「提案する」ということが、「先出しじゃんけん」といえるでしょう。
私はブログやメルマガなどでトレーニングしていますが、日々の朝礼や会議でのちょっとした発言でもかまいません。
何か新しいことに挑戦したり、他人と違うことをしたり、試しにやってみたりすることなども「先出しじゃんけん」です。
(会社員のころ、自分の意見はいわず「後出しじゃんけん」で批判ばかりする人は大嫌いでした)
自分の考えのもと、先に行動してその是非を問うという「先出しじゃんけん」。
自分を磨くためにもおすすめです!
新しい税務ソフトに切り替えて、早速使っています。
使いやすいところ、そうでないところもありますが、今のところまずまずです。
あとは、無事にインターネット申告ができるかどうかですね。
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