「その都度」が楽で効率的!クレジットカード払いの経理・家計簿

  • URLをコピーしました!

昨日の記事、
税理士・フリーランス・東京都・40歳・♂がやっている効率的な経理 | EX-ITで反響いただいたものの1つがクレジットカードの経理です。
明細を待つよりその都度やるのをオススメしています。


クレジットカードの明細は来るのが遅い

クレジットカードを使って支払うと、その明細が送られてきます。
記録しなくも、明細が残るので非常に便利です。
しかし、その明細が来るのは、だいたい使ってから1ヶ月後。

私が使っているカードは、毎月月末に締め切り、翌月20日に確定、さらに翌月4日に引き落とされます。
(ネットで請求確定前の情報を見ることはできます)

加盟店の処理のタイミングでは、月末の締めに間に合わないことも多いです。

クレジットカード明細の3つのデメリット

クレジットカードの明細は経理・家計簿にとって、次の理由から好ましいことではありません。

遅い

前述のとおり、数字の把握が遅くなります。自分の感覚とずれるのも問題です。
特に経理で、早期の月次決算をやるには致命的な遅れとなります。

経理、家計簿で、大事かつストレスになりうるのは記憶です。
記憶が薄れないうちにやるのが一番ストレスが少ないでしょう。

 

詳細がわからない

カード明細は、支払先の情報しかありません。

どこに払ったかはわかりますが、どんな内容で、何のために払ったかはわからないのです。
上記の画像の「ローソンチケット」なんて、今みたら、本当にわかりません。。。
Excelの記録を見たら、12月2日に出た横浜マラソンでした。
カードの利用日は9月30日、落ちるのは12月4日。
数字を仕事とする者にとって、あるまじきことかもしれませんが、大混乱です(^^;;

 

標準化できない

仕事の効率を上げるために、標準化を意識しています。
つまり、例外処理を作らないようにするのです。

経理で考えると、現金払いでも、Suica払いでも、カード払いでも、
・レシートをもらう
⬇︎
・入力する
⬇︎
レシートを貼り付け
というパターンにした方が楽なのです。
(個人事業主なら「事業主借」、会社なら「役員借入金」「未払費用」などで処理します)

現金はこう、Suicaはこう、カードはこうと処理を分けると煩雑になりますし、明細の遅れもあります。

 

ケース別カード払いの処理

以上の理由から、カードもレシートで記録した方が、かえって楽です。

(消費税の法律上は、カード明細ではなくレシートや領収書が必要となります)

私は次のように処理しています。
・Amazon→マネーフォワードで月1回取り込み
新品はともかく、中古の場合は領収書がない場合もあるからです。大量に買うという理由もあります。

・店頭でカード払い→レシートで通常処理(翌朝、Excel会計に入力)

・ネットでカード払い→メールや明細をEvernoteにクリップし、通常処理

・明細が出ないもの→サーバー代、スカパー、WOWOWなどは定額なので契約期間は毎月を一括入力

・水道光熱費→だいたいの金額を入力。それほど変動がないため。

一応、カード明細には、さっと目を通して、入っていない経費はいれるようにしています。

経理、家計簿のスピードアップのためにも、その都度処理がオススメです!

 





【編集後記】
昨日、書籍の原稿をひとまず書き終え、提出しました。
ひと段落し、美味しいパンを食べたくなり、疲労抜きランもしたかったので、8.8kmランで高島屋のシニフィアンシニフィエへ。
やっぱりおいしいです^_^

Posted from するぷろ for iPhone.

  • URLをコピーしました!