最大のMacBook、16インチMacBook Proと13インチMacBook Airを比較してみました。
※16インチMacBook Proと13インチMacBook Air by Sony α7S + 70-200mmF4
16インチMacBook Proを選ぶ理由
記事執筆現在、最大のMacBook(ノートブックのMac)は、2021年10月26日に発売された16インチMacBook Proです。
昔は、17インチがあり、2019年にも16インチは発売されています。
そのときは、見送りました。
その理由は、Touch Bar。
キーボードの上部に小さなディスプレイがあり、そこで操作ができるのですが、私は好きではなく。
一時期Macを離れた理由の1つは、このTouch Barです。
今回、そのTouch Barがなくなったのです。
通常のファンクションキー(その他画面の明るさ、音量などのキー)となりました。
そして、2020年に発売されたMacBook Airに搭載されたM1チップ。
処理速度が速く気に入っています。
このM1チップ(M1 Pro・Max)がMacBook Proにいよいよ搭載されたのです。
さらに、ディスプレイがよりきれいなものとなり、カメラからの写真を取り込むのに欠かせないSDXCカードスロットも復活しました。
以前はついていたのですが、最近のMacBook Proにはついていなかったのです。
MacBook Airでは、写真を読み込むのに、アダプタを使っています。
・好きではないTouch Barがなくなった
・好きなM1チップ、SDXCカードスロットが搭載された
ということで、有力な選択肢となったのです。
この2機種を比較してみました。
16インチMacBookProと13インチMacBook Airの比較
手元にある16インチMacBook Proは、最も安いモデル、13インチMacBook Airは、最も安いモデルのメモリを増やした(8GB→16GB)ものです。
M1 Pro(2021) | M1 Air(2020) | |
価格 | 298,800円 | 137,280円 |
重さ | 2.1kg | 1.29kg |
幅 | 35.57cm | 30.41cm |
奥行き | 24.81cm | 21.24cm |
薄さ | 1.68cm | 0.41cm〜1.61cm |
ディスプレイの大きさ | 16.2インチ | 13.3インチ |
ディスプレイの種類 | Liqud Retina XDR | Retina |
CPU | M1 Pro | M1 |
カメラ | 1080p | 720p |
メモリ | 16GB | 16GB |
SSD | 256GB | 256GB |
USB-C | 3 | 2 |
HDMIポート | あり | なし |
SDXCカードスロット | あり | なし |
カラー | 2 | 3 |
TouchBar | なし | なし |
電源 | 14時間 | 15時間 |
16インチMacBook Proは、
・ディスプレイが大きく(16.2インチ)、きれいで(Liqud Retina XDR)
・性能がよく(M1 Pro)
・USB-Cが1つ多く、HDMI,SDXCカードも使える
・カメラ、スピーカー性能がいい
というメリットがあります。
その一方で、
・高い(MacBook Airの14万円に対して30万円)
・重い(MacBook Airの1.29kgに対して2.1kg)
というデメリットがあり、その大きさも持ち運ぶことを考えるとデメリットにもなりうるものです。
画面のサイズはこれくらいの違い。
劇的に違うわけでもありません。
上からみるとこんな感じで、
重ねるとこんな感じです。
厚さを比較したところ。
16インチMacBook Proは、「分厚い」です。
最大の厚さはそうそう変わらないのですが、
MacBook Airは、手前が薄くなっているので、数値以上の違いを感じます。
キーボードは、16インチMacBook Proのほうがちょっと大きく感じます。
パッドは明らかに大きく、16インチMacBook Proのほうが操作はしやすいです。
16インチMacBook Proは、ディスプレイ上部にノッチと言われる切れ込みがあります。
このように、メニューはノッチを避けてくれますが、違和感があるのも事実。
慣れるんでしょうけど。
通常の画面はこんな感じです。
肝心の処理速度はどうか。
16インチMacBook Proは、13インチMacBook Airと比べて、劇的に速いわけではありません。
MacBook Airでも十分速いので。
16インチMacBook Proのほうが、明らかに速いのですが、差はないということです。
ディスプレイの種類の違いも私は感じません。
16インチというディスプレイの大きさをメリットと考えるかどうかでしょう。
2kgという重さも含めて。
ノートパソコンの最適な大きさについて考えてみました。
ノートパソコンの最適な大きさ
ノートパソコンの最適な大きさは、
・持ち運ぶかどうか
・別途、大きなディスプレイを使っているか
・性能がより高いデスクトップパソコンを使っているか
にもよります。
持ち運ぶなら、小さくて軽いほうがいいでしょう。
16インチMacBook Proの2kgは重いです。
昔は、3.8kgのパソコンを持ち運んでいたり(2002年頃)、MacBook Proが2.5kgだったりしたときもありました。
ただ、最近のパソコンは軽量化が進んでおり、今2kgはちょっと重く感じます。
力が衰えたのかもしれませんが。
持ち運ぶなら、ノートパソコンは13インチ、1.5kg以下でしょうね。
解像度が高い(13インチMacBook Airは、2560×1920)パソコンなら、13インチで十分です。
大きなディスプレイをノートパソコンにつなげている(デュアルディスプレイ)なら、ノートパソコンで無理をする必要はありません。
持ち運ばす、別途ディスプレイを使わないなら16インチがいいでしょう。
ノートパソコンに性能を求めるなら、大きくなります。
ただ、ノートパソコンならではの限界があるのも事実。
より高い性能が要求される動画の処理なら、デスクトップパソコンのほうが速いです。
もしデスクトップパソコンを使っているなら、ノートパソコンは、機動力を重視し、13インチがいいでしょうね。
2kgは許容範囲といえば許容範囲ですが。
パソコンを1台だけ使うなら、画面が大きい16インチを買っておくのもおすすめですが、13インチ+別途ディスプレイのほうが安いです。
一体型のメリットはありますが。
私は自作のデスクトップパソコン(Windows)で動画処理をし、より大きな34インチのディスプレイを使っています。
34インチ ウルトラワイドディスプレイ(21:9)は仕事に使えるかどうか。LG 34WL750-B
34インチのディスプレイを使っていると、13インチでも16インチでも変わらない感じです。
24インチのiMacも使っていますので。
ノートパソコンを持ち運んだ先で、大画面が必要かにもよりますが、13インチと16インチだと、前述のとおり劇的な差はありません。
それでいて、重さは800g、値段は16万円違うわけです。
MacBook Airの驚異的なコスパの高さが目立ちます。
ただ、16インチMacBook Proをリビングで、ローチェアに座って使うと快適です。
(タッチ・ペン操作ができればなおいいのですが、AppleはiPadがあるので、それは叶わぬことです)
持ち運ばず、自宅で使うなら16インチは有力な選択肢となります。
自宅内でも持ち運ぶでしょうし、持ち運んでこそノートパソコンのメリットが活かせるので、そう考えるとやはり軽くて速いMacBook Airは魅力です。
過去に使ってきたパソコンで、11インチ以下は小さく感じます。
15インチは大きくて使いやすかったのですが、重いというデメリットがあるので、13インチという大きさはバランスがいいのです。
まとめると、
・1台だけパソコンを使うなら16インチ
・持ち運ぶことが多いなら13インチ
・性能を求めるならデスクトップ。ただし、動画編集をしなければそこまでの性能は必要ない(ノートは小さく軽いものにする)
というところでしょうね。
パソコン選びの参考にしていただければ。
■編集後記
昨日は、Kindle本、オンラインセミナー受講、個別コンサルティングなど。
全4回の個別コンサルティングの最終日でした。
■1日1新→Kindle『1日1新』 ・Instagram『1日1新』
とある場所で個別コンサルティング
とある公園
■娘(4歳7ヶ月)日記→Kindle『娘日記』
すべり台でちょっと長めのものは怖がります。
ローラーすべり台だと途中で止まるからかなおさら。
よじ登るのは、どんなものも好きで、ロープでもはしごでも登ります。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
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