新しい分野に挑戦すると、その分野では初心者になります。
常に初心者である分野を2,3個持っていることが大事だと考えています。
※写真はイメージです。
怖いのは、<慢心>と<初心者の気持ちを忘れること>
1つのことに専念する、専門分野を極めるのは、人生・仕事において重要です。
ただし、ずっとその分野にいると、慢心したり、初心者の気持ちを忘れたりするでしょう。
「そんなの簡単だ」「なんでわからない」と思ってしまうのが私は怖いです。
日々そのことだけを考えて、ひたすらやってきた分野ですから詳しくて当たり前ですからね。
それでも慢心してしまう可能性もあります。
そうならないために新しいことに挑戦することが大事だと考えています。
新しいことに挑戦する=初心者になる
新しいことに挑戦し、初心者を経験することで得ることは大きいです。
何よりも、[なにかを習得する過程]というものを楽しく感じます。
新しいことは、仕事に限ったことではなく、プライベートでもかまいません。
むしろ仕事以外の方が、いい効果がある気がします。
私の座右の書、『上達の法則』には
”仕事以外のいわゆる趣味において、上達をどこかで経験しているということが、仕事への落ち着いた自信にも反映している場合がある”
という一文があります。
例えば、私の専門分野の1つ、税理士でも、税金や会計がわからなかった時代に戻ることやすべての記憶をリセットすることはできないわけです。
他の分野で初心者を経験すると、「初心者の頃こういった苦労があった」「わからなくて不安」「教えてもらって助かった」などという体験ができます。
その体験を、類推して、また専門分野に活かすということをそれとなく考えています。
上達する過程で得たことを、税理士業務やセミナーなどに活かすことも多いです。
縦より横へ展開
初心者を経験するには、例えば税理士業務で、さらに難度の高いことに挑戦することも1つの方法でしょう。
縦へ縦へ展開していく方向です。
ただ、<初心者を経験する><上達を体験する>効果があるのは横展開だと思っています。
専門分野から外れたところの方が、興味もわきますし、面白いです。
まさに「仕事以外のいわゆる趣味」の分野と言えるでしょう。
今は、カメラですね。
まだまだわからないことが多く、腕も未熟ですが、徐々にいろいろとわかってくる過程が面白いです。
トライアスロンや、マラソンもまだまだ初心者の域ですし、上達の過程を楽しんでいます。
少し前だと、Macデビューしたのも初心者を体験するためだったと言えますね。
PC(Windows)に慣れてきて、自分なりに使いこなしてきたところで、いったんリセットできたいい体験でした。
「初心者を体験する」「上達の過程を楽しむ」というのを、新しいことに挑戦する(投資する?)大義名分としておきます(^_^;)
昨日、打ち合わせをしたお客様から「方位学」というものを教えていただきました。
面白そうで、気になるので本を読んでみます。
■著書
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ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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ひとり税理士の自宅仕事術
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ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
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