「健康」には誰しも関心があります。
その「健康」には、体の「健康」とともに、心の「健康」があると思うのです。
心の健康
体調が悪くなったり、病気になったり、疲れたりするのは、体の問題もありますが、心、メンタル面の影響も大きいはずです。
「病は気から」といいますが、本当にそうだと思います。
『超一流の人の「健康」の極意』の著者、小林弘幸教授が説く”健康のために自律神経のバランスを整えるべき”には、非常に納得がいきます。
自律神経とは、交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)があり、そのバランスが重要だそうです。
特に、ブレーキの役割をする副交感神経の動きを強めるには、ゆっくり動くのがよく、「ゆっくり早く」というキーワードで表現されています。
前作『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』にも感銘を受けましたが、今作もヒントが満載でした。
超一流の人がこころがけていることは、通常の人よりたった1ミリ上に意識を向けること。
その1ミリの極意には、早起き、オンとオフの切り替え、よく眠る、読書といろいろとありましたが、そのうち印象に残った3つのポイントを挙げてみます。
○超一流の人は、時間をコントロールする
”超一流の人はゆっくり、早い”という節でも語られていますが、時間に追われずコントロールしている点が挙げられています。
確かに、「この人はすごい!」と思う方こそ、フットワークが軽かったり、反応が早かったりしつつ、せかせかしていません。
どこかしら余裕を感じさせます。
○超一流の人は、好きなことにのみ忍耐をする
忍耐=我慢する、好きなことを我慢するというのが、美学になっている部分もありますが、決してそうともいえません。
我慢するのは、ストレスを産み、健康にもよくないと思うのです。
ただ、何に対しても忍耐がないというのでは、何もなしえません。
人生どこかで我慢するところがありますので、その我慢は好きなことに対してやりたいものです。
○超一流の人は、自らの自信を日常の中でこそ積み上げる
”どんな「特別な経験」よりも、「日常の経験の積み重ね」のほうこそ重要である”というフレーズが気に入りました。
魔法、ウルトラC、一瞬で効く薬などがあればいいなぁと私も思いますが、決してそういうものはありません。
毎日毎日の積み重ねが大事であり、「そういうものだ」と割り切った方が楽だと思います。
一攫千金、一発逆転を期待しているのは心の健康にも悪影響があるのではないでしょうか。。
ーーーまとめーーー
本書にある1ミリの極意には、やっているものもあれば、全然できていないこと、足りないこともありました。
「健康」とありますが、「人生」の極意のようなものです。
興味があれば読んでみてください〜。最初に読むなら、『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』もおすすめです。
時間の使い方を一段レベルアップしようと、昨日から新たな試みをはじめました。
なかなかの成果でしたので、しばらく試してみます。
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