クラウド請求書管理サービス「misoca」は請求書データをダウンロードできます。
これを利用してExcelで売上管理・分析ができます。
追記:Misocaは弥生に買収され有料となり使いにくくなりました。
CSVファイルのダウンロード
misocaの請求書一覧ページにある[CSVダウンロード]をクリックすると、
条件を指定して2種類のファイルをダウンロードできます。
弥生会計への取込
1つが[弥生会計方式]というデータです。
これを選ぶと、次のようなテキストファイルをダウンロードできます。
Excelで開くとこんな感じです。
このデータは、弥生会計にデータを取り込む形式で作られています。
弥生会計の仕訳日記帳を開き[ファイル]→[インポート](Alt→F→I)で取り込むことができます。
請求書を見ながら、会計ソフトに入力しなくてもいいのです。
ピボットテーブルで分析
もう1つのデータは、請求書のCSVデータです。
このデータをExcelで開くとこうなります。
いったんExcelファイルとして保存(F12)すると、通常のExcelファイルとして加工できます。
ピボットテーブルを使って、加工してみましょう。
まず、データをテーブルにします。
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簡単!きれい!ミスが減る! 何かと便利なExcelの[テーブル] | EX-IT
テーブルにしたほうがピボットテーブルを使いやすいからです。
データ内のセルのいずれかにカーソルを置き、Ctrl+Tを押すと、
テーブルに変換されます。
さらに、[挿入]タブの[ピボットテーブル]をクリックし、
右側のフィールドで、[請求日]、[請求先]、[金額]をクリックすると、次のような表ができ上がります。
(Excel2003以前では操作や画面が異なります)
日付を右クリックして[グループ化]を選択し、
[月]を選んで[OK]を押すと、
日付を月ごとにまとめることもできます。
右側のボックスで、[行]にある[請求日]を矢印のようにドラッグすると、表がかわります。
みやすいように自由に変更してみましょう。
ピボットテーブルをもとにグラフを作ることもできます。
CSVデータには、税込金額しかありませんので、消費税抜で処理している場合は、[税抜]の列を作り、数式(=int(D2*100/105))で計算してください。
(税抜金額もダウンロードできるとうれしいですね。)
新しいデータを追加したときは、再度ダウンロードしてExcelデータへ追加します。
期間を指定して丸ごと入れ替えてもいいでしょう。
データを追加してもピボットテーブルは自動更新されません。
ピボットテーブルを右クリックして、[更新]を必ずやってください。
更新後の表です。
税抜金額で集計するとこうなります。
サンプルをおいておきますので、使ってみてください。
EX-ITサンプル misoca→ピボットテーブル
なお、会計ソフトへの取込と分析の両方をやるなら、弥生会計方式のデータをピボットテーブルで集計すると効率がいいです。
テキストデータをExcelで開き、[データ]タブの[区切り位置]でカンマで区切り、さらに1行目へ項目(日付、金額等)を入れるようにしてください。
集計はSUMIF関数を使う方法もありますが、ある程度スキルが必要ですし、表を変化させることができません。
そのため、ピボットテーブルの方をおすすめしています。
昨日はカフェや自分のオフィスで終日執筆。
眠気と闘いながらも、かなり進みました。
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