フルマラソンに挑戦するにあたって、シューズ選びは重要です。
細かい性能の違いはありますが、まずは気に入った色・デザインを選ぶのも一番でしょう。
軽さと耐久性のバランス
シューズは脚を守ってくれるものという考え方なら、耐久性があればあるほどいいということになります。
底が厚いと、一般的に耐久性が増します。
しかし、底が厚い=重さも増すのです。
重いと、その分体に負担がかかりますが、底を薄くして軽くすると、脚を痛める可能性も高くなります。
走り始めのころ、フォームが正しくないころは、底の薄いシューズで走ると危険です。
シューズの軽さと耐久性のバランスが重要となります。
私が走り始めた頃は、それまで使っていたシューズを使っていました。
そして、2011年はじめに買ったのが、これです。
その頃は、10kmがメインで、長い距離を走れていませんでした。
故障も多く、フォームもまだまだ身に付いていないころです。
やはり耐久性を重視して、底が厚めのシューズを買いました。
ミズノのウェーブライダーというモデルです。
色と、名前も決め手でした。
2011年の秋にフルマラソンを見据えて買ったのが、このシューズです。
アシックスのオーダーで作ったものです。
オーダーといっても、一定の組み合わせから選びます。
それでも、左右の大きさを変えることができますし、既製品にない組み合わせができるのは魅力です。
(納期は3週間ほど、料金は21,000円)
ウェーブライダーに比べるとかなり薄く、軽いのですが、当時はけがもかかえ、走力にもやや不安がありました。
トライアスロン(ランは5km)では使い、最初のハーフマラソン(2011年11月)、フルマラソン(2011年12月)では使わず、ウェーブライダー(重い方)で走ったのです。
デビューしたのは、年明けのハーフマラソン、そして東京マラソン(2012年2月)でした。
ウェーブライダーで走ったフルマラソン(2011年12月青島)が脚を痛めて4時間28分。
アシックスオーダーで走ったフルマラソン(2012年2月東京)が無事走りきって4時間00分15秒。
フルマラソンに慣れた、走力がついたということもあるのでしょうが、シューズを軽くしてタイムが上がったのも事実です。
この靴でその後走り続け、2012年12月のフルマラソンで、サブフォーを達成しました。
正しく走り込んで脚を鍛える→軽いシューズへ
シューズ売り場に行くと、フルマラソンのタイム別にコーナーがわかれています。
軽いシューズを履くには、走力、脚力が必要なのです。
正しく走り込んで脚を鍛えて、軽いシューズへ買い替えていく、軽いシューズに見合った力をつけていかなければいけません。
「正しく」というのは、間違ったフォームで走り続けても意味がなく、けがのリスクも高まるからです。
私は必ず、ランニングレッスンをうけることをすすめていますし、私自身も定期的に受けています。
シューズも大事ですが、正しいフォーム、脚力(練習量)の方が大事です。
おおげさかもしれませんが、フルマラソンの成果を10とすると、フォームが5、練習が3、シューズは2でしょう。
練習しなくてもいいというわけでもなく、フォームを身に付けるにはやはり反復練習が欠かせません。
フォーム矯正のためのシューズもおすすめです。
私は今、ビブラムを使っています。
底が薄いので、足の着地を考えざるを得ません。
このタイプのシューズを履いて走るようになってから、けががなくなりました。
ひざが痛い、足首が痛いなどというのはフォームが悪いという理由がほとんどなのです。
以前使っていたアディダスのピュアトレーナーと比べると、さらに薄く底もやわらかくなっています。
ピュアトレーナーの方が、初心者向けですし、安い(7,000円前後。ビブラムは15,000円前後)ので、最初はこちらもおすすめです。
先日、ランデビューする友人夫婦と一緒にショップに行ったときも、このタイプをすすめました。
(レース用は別途必要です)
迷ったら色、デザインで決める!
「これを履いたらけががなくなる」「履くだけで速くなる」という魔法のシューズはありません。
フォームと練習量の方が大事なのです。
(これは、仕事全般にも、すべてのテクニック、知識にもいえますね。)
22となると、気持ちよく走れる、気に入っているシューズで走るのが一番でしょう。
気に入った色、デザインで決めて、最後は自分の走力にあっているかを店員さんに確認して、OKなら買えばいいかと思います。
私は赤のシューズをずっと使っています。トライアスロンのバイクも赤ですし、持ち物の随所に赤をいれています。
「赤い彗星」の「赤」です(^_^;)
先日、新しいレースシューズを買いました。
かっこいいシューズがあったのですが、3時間20分くらいの走力がないとダメといわれ、走力にあったシューズは赤がなく、いろいろと探して、色、走力もぴったりのものを見つけたのがこれです。
BROOKSのピュアプロジェクトというタイプで、歴代のレースシューズと比べても軽く、つま先の底がぐいんと曲がっていて前傾姿勢で走りやすくなっています。
今シーズンのトライアスロン、マラソンはこれで走ります。
なお、シューズ自体の寿命は500kmといわれています。
サブフォーを狙う方なら、半年から1年で楽に超えると思いますので、定期的に買い替えるものなのでしょうね。
私は、買い替えるのが少し遅かったです(^_^;)
ぜひお気に入りのシューズを買ってみましょう。
昨日の夜は、税理士受験時代の恩師に会いに飲み会へ。
変わった先生でしたが(笑)、考え方や教え方が自分にあっていて、この先生のおかげで、合格できました。
「教える」「教わる」の関係で、人の相性は大事だと思います。
今も双方の立場で、相性を重視しています。
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