高いカメラはもういらない?テキストから写真をつくれる生成AI『Adobe Express』

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テキストを入れれば、それを写真にできる時代。
自分で写真を探す、写真を撮る必要はあるのかどうか。
私の考えをまとめてみました。

※Adobe Expressの画面 by Sony α1+50mmF1.2

 

テキスト(英語)から写真をつくる

文章や画像などをつくることができるAIは、生成AI(ジェネレーティブAI)と言われています。
テキストを入れて写真をつくるのも簡単です。
しかも無料で。

たとえば、Adobe Expressというソフトでは、Adobeの生成AI「Adobe Firefly」を使って、テキストから写真をつくることができます。

こういった写真です。
合成のアラはありますけど。

記事執筆現在では、英語のテキストのみに対応しています。

いまや、ChatGPTで、日本語を英語にすることはかんたんです。

Google翻訳でもかまいません。

これをAdobe Expresに貼り付けると、このように写真が出てくるのです。
しかも複数。

「観覧車を背景に」というのも付け加えてみました。 

「おじさんを乗せて」にも対応します。
さすがに合成っぽいですが。

「10匹のイルカ」としてみると、10匹にはなりません。
おそらく過去の写真データから引っ張ってきているので、このあたりの限界があるのでしょう。
完全な生成AIではないだろうなと。

「広角で」(広い範囲で)というリクエストは通じました。

Adobeのフォトショップでは、テキストで写真に追加もできます。
たとえば、「Air Plane」と入れると、

このように画像を合成できるのです。

 カモメもできます。

これらの生成AIを使えば効率的に写真を準備できます。
このブログに使う写真も楽に準備できるということです。

ただ、私は使わないかなーと。

カメラはいらないのか、AIを使うのは卑怯か

生成AIを使えば、
・スマホ、カメラはいらない
・撮らなくてもいい
・現地に行かなくてもいい
とことになります。

こういった写真もAIでつくったものかもしれません。

じゃあ、カメラはいらないし、撮らなくていいし、現地に行かなくていいのかどうか。
楽してもいいのかどうか。

AIで写真をつくるのは卑怯なのかどうかというとそうではありません。
新しい技術は、だいたい否定されるもの。
電話がいい、手書きがいい、手作業がいいといったこともそうです。

・メールでなんて……
・紙も使わずデータでなんて……
・自動化なんて……
と言われがちですから。

写真を自分で撮るなんて、高いカメラを買うなんて古い!という時代が来るかもしれません。
ただ、少なくとも現時点ではそういうものではないかなと。
私は写真を自分で撮りたいから撮っています。
いくら楽ができても。

 

フリー画像、生成AI、自分という選択肢

写真を載せるのは、現状でも
・フリー画像を使う
・生成AIを使う
・自分で撮る
という選択肢があります。

私はフリー画像も使いません。
その理由は、
・フリー画像も生成AI(現時点では)は、似通ったものになる
・自分の個性がない
・撮る楽しみ、選ぶ楽しみがない
からです。

料理にも似ています。
買ってきたり、店に行ったりすればいくらでも好きな料理と食べることができますが、自分でつくったほうが楽しいし、独自性を出せます。

昨日は親子丼でした。
この雑なぶつ切りの親子丼、卵の加減はどこに行っても食べられません。
出汁も工夫していますし。

外で食べると、やけにおいしいのが好きではありません。
なんか添加物使っているんだろうなと。
鶏も何を使っているかわかりません。
(昨日は、宮崎産の鶏を使いました)

なお、このような写真を生成しようとするとなかなかできません。
指示が悪いのかもしれませんが、こういう角度で撮ることをAIはしないからです。
AIというより、既存の写真がそうなっていません。
なんだかんだ無からつくりだすことができるのは、人ですから。

冒頭の写真もこの世に2枚とないもの。
うちの自宅でしか撮れませんから。

背景にあるには娘のリュック。
赤いのは私のスーツケース。

今日の夕方から2人旅に行くその準備をしています。
そんなシチューエーション、マニアックすぎてAIは想定しません。
Chromeのブックマークも私のもの。
再現はできないでしょう。
MacをAIが生成することもありません。

なお、生成してみるとこんな感じでした。
Macっぽいですけどね。

文章も写真も生成AIは、
・個性がいらない
・大量につくる
・つくる楽しみを放棄する
という場合に役立つものです。

「集客!」という感じだと、ピッタリでしょう。
記事を量産できるのですから。

ひとりで仕事をし、
・個性が一番!
・少量
・つくる楽しみ大事!
な方には合わないでしょうね。

もしこの方向性なら、テキストも写真も「これって生成AIじゃね?」と思われないくらいの手づくり感、個性を目指しましょう。

・一般的なインプットから影響を受けすぎる
・あたりさわりのないこと、みんなに好かれることを目指す
・加工、整えすぎる
といったものも、AIっぽくなるので気をつけたいものです。

個性を出すためにも、生成AIをとことん使ってみましょう。
とことん研究しつつ、そこと違いを出せばいいのですから。
(同業研究と同じです)

いい鍛錬になります。



■編集後記
昨日は、9時からZoom個別コンサルティング。
IT関係でした。
その後荻窪のスイムのマンツーマンレッスンへ。
スイム、最近調子がよく、さらに調整できました。
今シーズンの初戦は6/25です。

荻窪は意外とはじめてでした。
阿佐ヶ谷、西荻窪はあったのですが。
せっかくなのでカフェ、パン屋開拓。
パン屋は4店舗。
今のところ、どんだけ自己中の食パンがおいしいです。

その後新宿経由で、代々木の東京税理士会館へ。
東京青年税理士連盟様からの依頼で効率化の講演でした。

1日1新Kindle『1日1新』
荻窪 スカイフィット
荻窪 吟遊詩人
荻窪 どんだけ自己中
荻窪 えだおね
荻窪 Honey

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
昨日は、夜の仕事だったので、帰りが21:30すぎ。
娘は起きていましたが、ちょっと話しておみやげ(パン)を渡しただけでした。
仕事前と仕事後にLINE電話しましたけど。
夜の仕事は、月に1回だなーと。
といいつつ、出張やトライアスロンはありますが。
出張だとあきらめがつくのですが、夜遅くなって自宅に帰るのはなんか違う感覚です。

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