期間限定でオープンしていたAmazonBar。
メニューのないAmazonBarを体験し、今後の「ひとりしごと」の行く末を考えてみました。
※AmazonBarにて iPhone 7 Plus
AmazonBar体験レポート
2時間待ちのAmazonBar
先日、AmazonBarに行ってきました。
10/20〜10/29の期間限定で、銀座にてAmazonがオープンしていたBarです。
新しい体験を求める漢としては、これはいかねばと思っていましたが、10/20〜10/27まで不在・・。
「むむむ…」と歯がゆい思いをしていましたが、帰ってきてからも28、29の2日あります。
ただ、土曜と日曜。
平日でも並ばなきゃいけないという情報を得ていたので、「土日は避けたい。でも行きたい」とゆれつつ、ザックと約束。
ザックはすでに2回目でしたが、快く承諾してくれました。
そのザックの読みでは、「15時くらいに行かないと1回転目に入れないでしょうね〜」と。
店は17時オープン、2時間制。
23時まで空いていますが、連日、早めに受付締め切りになっています。
1回転目に入るのがもっとも効率的ということです。
(比較すればの話ですが)
そして、当日。
8時に晴海埠頭に着き、入国手続で9時、帰宅して10時、ランチして12時半、翌日の横浜マラソンの受付が終わって14時すぎ、そして、AmazonBar到着が15時前。
すでに4人並んでいました。
雨なのに……。
15時頃行って誰も並んでなければいいなと思ってましたが、そうもいかず。
そのまま待ちました。2時間。
すでに入国手続で、1時間立ちっぱなしで待っていたので、この日は3時間待ち。。
翌日横浜マラソンなのに(結局台風で中止)。
「どこにいるでしょう?」という問いかけが無駄な、行列している様子。
メニューのないBar
17時になりようやく店内へ。
エントランス
ドリンクを選ぶ端末があります。
奥にはテーブル席とスタンディング席。
どちらか選べます。
我々は、3番目に並んでいたので、選べました。
選んだのはテーブル。
翌日マラソンですし(中止でしたが)。
ザックも水戸マラソンでした。
キャッシュオンデリバリーで、ドリンクと食べ物を注文すると、席に持ってきてもらえます。
「メニューがないBar」AmazonBar
AmazonBarは、「メニューがないBar」です。
こういった端末で、
カテゴリーを選び、
6つの質問に答えていくと、
そのときの気分にあったお酒を提案してくれます。
1杯目はこれ。
サミエルスミスポーター。
飲んだことのないビールです。
苦味があり、その苦味が気に入りました。
せ、1,000円ですが。。
ひとまず乾杯。
ザックは1,200円のスパークリングワイン。
2杯目は、スカッとしたいと答えたからか、これ。
3杯目は、横浜マラソン中止を知った後で、気分も変わったからか、これでした。
SNSへ投稿すると、ビールかチューハイがもらえるので、白ビールを飲んで、合計4杯。
質問に答えて、それにあったお酒を出してくれるというのは斬新でした。
個別カスタマイズこそ、「ひとりしごと」のメリット
膨大なドリンクの中(5000種類とのこと)から、質問に答えてそのときの気分にピッタリのものを選んでくれるというのは、非常に興味深いもので、楽しめます。
「ノリのいい音楽」「リラックスできる音楽」といえば、それに合わせて音楽を流してくれるGoogleHomeも、同様の楽しみがあります。
ITにより、それぞれの人間に合わせたものを提供できるわけです。
個別カスタマイズするというのが今後の流れであり、残るものだと思っています。
ただ、「ピッタリの」といっても、限界があるのは事実です。
そこはITやAIの限界でしょう。
人間だったら、そのときの気分だけではなく、もっと多くの要素を加味して提供できるはずです。
・好み
・食事
・その日にどんなお酒を飲んだか
・提供する側のおすすめ、こだわり
・そのお酒にまつわるストーリー、背景
ひとりしごとの生き残る道も、この個別カスタマイズにあると思っています。
「メニューがない○○」ではなく、「自由度の高いメニュー」です。
私が提供するものでも、
・継続的な顧問
・単発の個別コンサルティング、メールコンサルティング
がその自由度の高いメニューです。
それに対して、
・セミナー
・書籍
・ブログ
・メルマガ
はこちらから提供するもので自由度はやや低くなります。
自由度の高いメニューで提供しているものは、個別コンサルティングでいえば、たとえば次のようなものです。
・節税ができているかどうか
・経理の効率化
・経理があっているかどうか
・クラウド会計ソフト(freee、MF)の使い方
・独立に必要なIT機器の選び方
・WordPressブログの作り方
・WordPressでのHPの作り方
・Illustratorでのチラシ作成、修正
・確定申告のチェック(個人、法人)
・法人税務申告書のチェック
・数年分の確定申告のチェック
・数字の把握方法
・e-Taxによる確定申告
・Excel資料の作り方、効率化
・グラフの作り方
・データの分析
・時間管理、タスク管理
・Evernoteの使い方
・セミナー業のやり方
・出版業で気をつけるべきこと
・契約書のつくり方
・メニューの作り方
・Macの活用方法
・iPhone、スマホの活用方法
・WindowsPCの使い方
・PCのデータ整理
・Gmailの設定、独自メールアドレスの設定
・PCの設定確認
・○○業、柱の作り方
・営業のやり方
・パワポ、提案資料の作り方
昨日は、同行させていただいて、PCの選び、購入サポート、設定をしました。
個別カスタマイズは、楽ではありませんしある意味非効率です。
しかし、大手、機械、同業と違いをつくるために、その個別カスタマイズこそが鍵となります。
非効率なものこそ違いをつくれますし、効率化は別のところでやればいいのです。
AmazonBarに行った理由の1つは、その個別カスタマイズの体験。
6つの質問に答える端末だとこういうことができ、自分だとこういうことができるなということの把握です。
AmazonBarは5000種類の品揃え、立地、スペース、多くのお客様に対応できる、ブランド力など、ひとりを凌駕する魅力があったのも事実であり、真っ向から勝負していたは勝てません。
別の道を歩まなければいけません。
ピッタリのものを選ぶ精度は、人間のほうが高いわけですし、個別カスタマイズ、自由度の高いメニューを意識してつくってみましょう。
昨日は、午後に個別コンサルティング、夜は、『たまにはTsukiでも眺めましょ』にて、髙坂勝さんと、「雇わない生き方セミナー」を開催しました。
髙坂勝さんとコラボするのは3回目。
楽しいものでしたし、一緒にやることで多くの学びもありました。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
『たまにはTsukiでも眺めましょ』にて雇わない生き方セミナー開催
Xperia Touch&iPhoneでセミナー
Apple Lightning Digital AV Adapter
【昨日の娘日記】
つかまり立ちも安定してきて、ひっくりかえるようなことはほとんどなくなりました。
片手で立っていることもあります。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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ひとり税理士の自宅仕事術
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ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
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