運がいい、悪いというのは、後からの解釈でなんとでもなると思っています。
最悪と思う現状も、「ひょっとして運がいいかも」と考えることが多いです。
※「運」というイメージで、6月に行った厳島神社
イベントでたびたびでた「運がよかった」
先日のイベント『雇われない、雇わない生き方 ~ひとりビジネスがおもしろい!~』で、これまでの半生を振り返って話しているとき、
「運がよかった」
「運がいいことに」
ということをたびたび発していました。
私自身の問題もあるのですが、独立前に勤めていたところは、変なところが多かったのです。
公務員はいわずもがな、個人事業主である税理士事務所、一般企業など、それぞれ「まじっすか・・・」ってことが常にありました。
ただ、今になって思うと、こういうところに一時的に属したことは、運がよかったと思うのです。
そうではなく、いい職場環境で、尊敬すべき上司がいて、給料も満足で・・という条件だったら、転職も独立もありませんでした。
それはそれで幸せなことだったかもしれませんが、今の自分はありません。
だからこそ、運のよさをありがたく感じるのです。
特に、公務員時代、私にとってはとんでもないところへ異動になったのは、運がよかったことでした。
これがなかったらずっといて、抜けるタイミングを逸していたかもしれません。
税理士試験に合格したのも、最初にいた事務所の居心地が悪く、「試験時にここにいたら精神的にマイナスだなぁ」と思って4月に辞め、8月の試験まで専念しました。
独立のタイミングでも、当時いたところの居心地が悪かったのは、運がよかったのです。そうでなかったら、独立できていないかもしれません。
居心地のいい場所にいたら、辞めるのをためらうでしょうからね。
運悪く、今の場所にいたとしても
もし、運悪く、今の場所にいたとしても、
・やってはいけないことを学べる
・教えてくれない、頼れないので自分の知識やスキルを磨かざるを得ない
・こうなりたくない!という強烈なモチベーションを持つ
など、いわゆる反面教師として学べることは多いです。
それらを学びながら「自分だったらこうする」という軸を持ち、常にシミュレートすることをやってきました。
(これは起業や転職の準備にもつながります。)
染まらないようにし、染まらないうちに抜け出す
今、居心地が悪い場所にいたとしても、人生全体で考えると悪いことではない可能性も高いのです。
ただし、気をつけなければいけないのは、染まらないこと。
私が一番怖かったのは、おかしい・間違っている・自分だったらやらないと思っている場所に染まることです。
洗脳されそうになるけど、ふんばってそれに抵抗するという漫画やアニメによくでてくるシーンを思い出してました。
居心地の悪いところを経験するのは運がいいことでもあるのですが、そこに染まりきらないうちに抜け出すことも大事でしょう。
それが起業なのか転職なのかは、人にもよるでしょうし、そのタイミングにもよります。
「抜け出したい」→「抜け出す力をつける」→「結果的に抜け出せる」という好循環になればそれはそれでいいですし、そのままその場所にいても、抜けだせる力をつけておくことは悪いことではありません。
運の良し悪しはコントロールできないですし、起きたことをどう捉えるか、今をどう捉えるか、運に左右されない力をつけることが大事だと思い、日々過ごしています。
今、悶々とする場所にいる方も、それを運がいいことと考え、バネにしましょう。
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いつもと違う駅からバイクショップへ
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