「ブログから仕事がくる」というのは、確率論だと考えています。
その確率を上げるためにやっていることをまとめてみました。
※カフェにて iPhone X
ブログから仕事
ブログを書く目的の1つとして、「仕事の依頼をいただく」があるでしょう。
私も目的の1つにしています。
たとえ仕事の依頼がなくても、その他の目的があれば、それはそれでいいとはいえ、やはりうれしいものです。
ブログから仕事には、
・検索して記事を読んで、その後も読んでいただき、ご依頼いただいた
・実際に会ってから、記事を読むようになり、ご依頼いただいた
・ずっと読んでいていただいて、タイミングが合い、ご依頼いただいた
・昔読んでいたけどしばらく読んでなくて、ふと思いだしてご依頼いただいた
・本を読んで知り、その後ブログを見てご依頼いただいた
・紹介があり、ブログを読んでみて、その後ご依頼いただいた
などといった様々なパターンがあります。
この「ブログから仕事」を実現するために考えているのは、「確率」です。
ブログから仕事の依頼をいただくかどうかは確率
「ブログから仕事」は確率なので、不確かなものであり、100%はありません。
ブログを書いていれば、仕事の依頼を必ずいただけるわけではないのです。
何記事書いていても、毎日書いていても、関係ありません。
ブログをはじめたころの私がそうでした。
一応、毎日書いていましたが、仕事が来ているわけではありません。
仕事の依頼をいただける確率は、著しく低かったということです。
「ブログから仕事」の確率を上げるには、数、分散、精度が大事と考えています。
昔の私は、頻度だけでした。
今は、それなりに確率を上げることができています。
それなりにですが。
ブログをきっかけに問い合わせをいただいて商談して・・・というパターンはほぼありません。
(出版はそういうパターンになります)
ブログから問い合わせではなく、依頼をいただくというパターンです。
「ブログから仕事」の確率を上げるためには
「ブログから仕事」の確率を上げるために、次の3つを考えています。
数
数うちゃ当たるというわけではありませんが、確率を上げるために、ある程度の数は必要です。
月に1回記事を書いて、それで仕事の依頼をいただくということもあるでしょうし、今は書いていないけど昔書いた記事から仕事がくるということもあるでしょう。
しかし、それは確率が低いものですし、狙ってできることではありません。
仕事の依頼をいただくには、「今」が大事だと思っています。
今、ネットで生きているかどうか。
つまり、今、ネットでブログを書いているかどうかも確率を間違いなく上げます。
「今、ブログを書く」+「頻度も大事」=毎日(平日毎日)書く
という結論です。
質か量か?という議論は、私の中では終わっています。
「今の質」×量が戦闘力。量に打ち勝つための考え方。 | EX-IT
どっちも大事ですし、「今の質」を上げることも大事です。
質を上げるためにも更新を続ける=トレーニングすることも大事ということにつながります。
まとめると、「ブログから仕事」を目指すには、毎日書きましょうということです。
分散
確率を上げるために、記事を分散しています。
こういう記事はどうだろう?と試しに書くこともありますし、思いっきり偏った記事も書いたりしているつもりです。
1つのテーマで書いたほうが仕事の依頼をいただきやすくなるかもしれませんが、それが外れたり、浮き沈みがあったりするリスクはあります。
何よりも、飽きるでしょう。
テーマはおおまかに決めたほうが、記事を分散できます。
私の場合だと、雇われない雇わない生き方。
自分がやっていること、感じていることでお役に立てそうなことを書いています。
見聞きしたことだけを書くことはしません。
分散といっても、その自分が決めた枠の中で、分散させることが大事です。
そして、メニュー(仕事)も分散させています。
・税務顧問
・個別コンサルティング
・セミナー(セミナーごとに分散)
・メールコンサルティング
・出版
・記事執筆
・講演
毎回安定しているメニューはありませんが、分散していれば、何かしらご依頼はあるものです。
メニューの分散も「ブログから仕事」の確率を間違いなく上げます。
メニュー(値段と内容)づくりは必須であり、メニューと記事がリンクしていることも大事です。
この記事だと、上記のメニューの大部分にリンクしています。
メニューがなければ、「ブログから仕事」は難しいでしょう。
有名人でもなければ「相談があります。1時間10万円払いますので」と誰も言ってくれません。
精度
確率を上げるためには、精度も大事です。
精度が高ければ、数が少なくても確率は上がりますし、数が増えてくればなおさら確率は上がります。
その精度のカギとなるのは人です。
「ブログから仕事」といっても、仕事だけが来るわけではありません。
必ず「人」という要素があります。
「人」が読んで依頼するかどうかを決めるわけですから、その「人」を意識しなければいけません。
「どんな人から仕事の依頼を受けたいか」を考えて記事を書くことで精度が上がります。
これには、
・仮説を立てる→こんな人から依頼を受けたいな
・過去、今から考える→こういった人から今後も仕事を受けたいな
といったアプローチが欠かせません。
ここ最近で仕事の依頼をいただいた方を想定して今日の記事も書いています。
そうやって「ブログから仕事」の精度を上げているつもりです。
ブログを始めたばかりの方は、仮説がメインとなりますが、まったく考えないで書くよりは精度が間違いなく上がります。
他のルートからの人・仕事を考えて、それをもとに仮説を立てるのもおすすめです。
私は、どの記事も、記事の内容、着地点、言葉など何かしら考えています。
事業の数字と同じで、
・ありたい未来から現在を考える
・過去から現在・未来を考える
が大事です。
「ブログから仕事がきたらいいな」というように漠然と考えず、1記事1記事念を込めましょう。
「こういった人からは依頼が来ないように」「こういった仕事はこないように」といった逆の念も大事です。
とはいえ、直接的には書けませんので、その逆を書きます。
最近の記事だと、こういったものを書けば、どんどん拡大!という人からの依頼は来ませんし、そういったノウハウの仕事は来ません。
そもそもそのノウハウはありませんし。
「↑」だけではなく、「↓」というボタンを持つメリット。方向転換・選択肢・時間。 | EX-IT
夜の仕事を入れない理由。仕事をいつ、どれだけやるか。 | EX-IT
こういったものを書いておけば、効率化に興味がない方からの依頼はないでしょう。
ただし、ブログを書いていても、全部読まれているとは思っていませんし、思ってはいけません。
ブログ全体から感じる雰囲気というかにおいが大事です。
それが精度を上げることにもつながります。
「ブログから仕事」の確率を上げるため、数、分散、精度を意識していきましょう。
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