「つながり」と「しがらみ」。「つながり」を増やし、「しがらみ」を減らすのはアウトプット。

2016年10月1日

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ひとりで仕事をすると、通常は「しがらみ」がなくなります。
ただ、ひとりきりで仕事ができるわけではなく、「つながり」は必要です。
「つながり」を作ろうとして、「しがらみ」にならないようにしなければいけません。

※明治記念公園にて　Sony α7

1 「ひとり仕事」でも「しがらみ」はある
2 「つながり」と「しがらみ」の違い
3 「つながり」を増やし、「しがらみ」を減らすのは、「アウトプット」

「ひとり仕事」でも「しがらみ」はある

ひとりで仕事をしているフリーランス、ひとり社長は、しがらみがなくなります。
無理に拡大しなくてもよく、人の雇用に悩まず、売上を右肩上がりにせずにすむはずです。

ただ、「ひとり仕事」でもしがらみはありえます。

自分自身、社内の人間関係はないとしても、自分以外、社外との人間関係はありうるからです。

・つきあいの会合、勉強会、飲み会にでなければいけない
・SNS（TwtitterやFacebook、インスタグラムなど）のチェックに追われる
・頻繁にくる連絡
など、ひとりでもしがらみに巻き込まれる可能性はあります。

同じ職業、同業種とのしがらみも多いです。

自由を目指して、しがらみが嫌で、ひとりになったのに、またそのしがらみに巻き込まれてしまいます。

「つながり」と「しがらみ」の違い

しがらみをなくしたいあまりに、人との接触をたってしまうと、仕事はできません。
人との「つながり」が大事です。

ただ、「人脈」という言葉は嫌いで、使いません。
どちらかというと、人脈とはしがらみがあるものであり、そのしがらみの対価として仕事をえるようなものも多いからです。

「つながり」と「しがらみ」の違いは、自分が好んでやっているかという基準で考えています。

・仕事をくれるからしかたなくつきあう
・お金を払ってくれるから仲良くしている
・同業だからつきあう
・いいと思わないけど、「いいね！」を押す（Facebook）
・とくに意味もなく、定期的に集まる
などといったものは、しがらみです。

自分が好んでやっていれば問題ありません。
それは「つながり」です。

他人からみて「しがらみ」でも、自分が「つながり」だと思っていれば十分で、他人から見て「つながり」でも自分が「しがらみ」だったら意味がありません。

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「つながり」を増やし、「しがらみ」を減らす工夫をしていきましょう。

「つながり」を増やし、「しがらみ」を減らすのは、「アウトプット」

「つながり」を増やし、「しがらみ」を減らす。

その実現するのは、「アウトプット」です。

1　アウトプットで「つながり」を作ることができる

自分のことや自分の考えをアウトプットしていれば、「つながり」を呼び込めます。
ミスマッチがあるからしがらみになるのです。

私は、独立する前、アウトプットする前には、同業者とわかり合えると思ってませんでした。
敵であり、しょうもないし、しがらみでしかないと思っていたのです。
（独立前に、ごく一部の同業者としか会ってなかったことも、その理由の1つです）

ブログや書籍で、アウトプットを続けているうちに、自分の考え（業界では、ごくごく少数派のもの）に少なからず賛同してくださる方とであることができ、「つながり」を作れました。

アウトプットが足りていなかった（質も量も）、独立当初は、しがらみと交換にお金を得るような仕事も多かったのですが、アウトプットが増え、自分の軸も磨き続けた結果、「つながり」といえる仕事を依頼していただけるようになっています。

マラソンやトライアスロンをやっていてそれをアウトプットしていたからこそ、マラソンチーム・トライアスロンチームというつながりができました。

どちらも手をさしのべなかったら、しがらみになりえます。
ミスマッチになる可能性が高いからです。

どちらかが手をさしのべたら、つながりになる可能性が高く、その手はこちらからさしのべておきましょう。

2　アウトプットすると、「しがらみ」の時間がなくなる

アウトプットしていると時間がなくなります。
特に毎日ブログを書いていれば、1日24時間のうち、1/24、2/24は飛んで行ってしまうでしょう。
それがいいのです。
時間がなくなれば、時間の使い方を考えます。

しがらみにとらわれている時間はありません。
日々に流されているひまはなくなります。

3　アウトプットすると、自分がわかる

アウトプットすることで、自分の考えを整理でき、自分の行動に理由を求めるようになります。
しがらみを減らし、つながりを増やす原動力です。
自分の軸がないから、しがらみに頼らざるを得なくなります。

昔の私もそうでした。
どうすればいいかわからず、それを他人に頼ってしまい、しがらみをうんでいたのです。
最も怖いのは世間の常識・見栄・世間体。
これらのしがらみにも気をつけ、自分の軸を磨かなければいけません。
自分の軸を磨くことで、仕事にも軸が生まれます。
どうしたらいいかわからずに、いい仕事なんてできないでしょう。

どうすればいいかなんて、自分にしかわかりません。
アウトプットしていれば、書いていることに違和感を持ち軌道修正できることも多いです。
問題を解決してくれるのはインプットだけではありません。
アウトプットも問題解決の糸口になります。

自由なはずなのに、しがらみが多い・・と思うなら、アウトプットに時間を割いてみましょう。