所得税・消費税のクレジットカード納付。振替納税・現金・コンビニ・ネットバンク・ATM・ダイレクト納付の比較

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昨日(2017年1月4日)、2016年(平成28年)分の確定申告を完了し、所得税(復興特別所得税含む)と消費税の納税も済ませました。
2017年からクレジットカードでの納税もできるようになっています。
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所得税・消費税の振替納税

所得税の確定申告をすると、
・税金が戻ってくる=還付
・税金を支払う=納付
という2つのパターンがあります。

還付の場合は、振り込まれるのを待つだけです。
納付の場合は、税金を支払わなければいけません。

所得税・消費税の納付で、メジャーなのは、振替納税。

手続きをしておくと、税金が引き落とされます。
引き落とされるのは、例年4月20日頃(2016年分の場合、所得税は2017年4月20日、消費税は2017年4月25日)です。

残高不足だと、延滞税がかかるので注意しましょう。
やはり落ち着かないです。。。

一度手続きすれば、ずっと有効ですが、
・税金の種類別に手続きしなければいけない(消費税を納付するようになったら、消費税分を手続き)
・引っ越しして、所轄の税務署が変わったときは再度提出しなければいけない
点に注意しましょう。

まだ出していない場合は、税金の納付期限(2016年分の場合、所得税は2017年3月15日、消費税は、2017年3月31日)までに、税務署又は金融機関へ書類を提出しましょう。
ネット手続きはできません。。。

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書類はこちらからダウンロードできます。
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/annai/24100020.htm

所得税・消費税のクレジットカード納付

2017年から国の税金(国税)をクレジットカードで納付できるようになりました。

クレジットカードの納付のメリット・デメリット

クレジットカード納付だと、
・ネットで納税手続き
・ポイントがつく
・支払を先延ばしにできる(カード決済代金が引き落とされるとき)
といったメリットがあります。
※ほぼすべての税金を払うことができます。

その他の特徴は次のとおりです。
・領収証書は発行されない
・納税証明書の発行は3週間ほどかかる
・1000万円まで
・支払い回数を選べる
・24時間利用可能
・家族の分も納付できる

クレジットカード決済手数料がかかるという大きなデメリットがありますので、デメリット(手数料)<メリット(ポイント、ネット手続き)なら、使ってみましょう。

決済手数料は、最初の1万円までは、82円(消費税8%込)。それ以降は、1万円を超えることに82円です。

82円ということは、0.82%の手数料を支払うことになります。

1万円だと 82円
10万円だと 820円
ですが、

10万1円だと902円です。
率は、0.902%ということになります。

クレジットカードのポイント還元率がおおむね1%以上なら、クレジットカード納付のメリットが上回ります。
クレジットカード納付サイトで試算もできるので、試算してから決めてもいいかもしれません。
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私は、1%還元のヨドバシゴールドポイントカードプラス、マイル還元のJALカードSuicaを使っています。
マイルはともかくポイント1%のほうがメリットがありそうですが、ポイントで払うときにはポイントがつかないので、実質0.9%です。
(ポイントがつかない商品、ポイントが5%、3%の商品を買えば別ですが)
メリットかどうかは微妙でしょう。。。

還元率を考えつつ、他のメリット(ネットで支払える)を重視したほうがいいかもしれません。
「支払を先延ばしにできる」というのはよしあしです。
2016年だと、2016年の儲けに対する税金はすぐに払っておいたほうがすっきりしますし、理にかなっています。
税金を支払えないということは何かがおかしいということです。
(プライベートで使い込んでいる、借入の返済が多いなど)

クレジットカード納付の手続き

国税クレジットカードお支払サイトで、自分の情報を入力します。
※e-Taxで所得税・消費税等の確定申告をした場合、送信後の画面からクレジットカードお支払いサイトへ行くことができ、この場合、クレジットカード情報のみで手続きできます。

ユーザー情報を保存するわけではないので、毎回かつ税金の種類ごとにこの手続が必要です。

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次に税金の情報を入力。間違えないように注意が必要です。
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カード番号を入れれば決済されます。

所得税・消費税の現金納付・コンビニ納付・ネットバンク(ATM)納付・ダイレクト納付

所得税・消費税の支払方法は、様々なものがあります。

現金納付

納付書に書いて、金融機関や税務署で払う方法です。
待たされる、行かなければいけないとがデメリットでしょう。

コンビニ納付

30万円未満であればコンビニで納付できます。
ただし、現金を準備しなければいけません(クレジットカード不可)し、税務署に行って書類(バーコード付納付書)をもらわなければいけません。
税務署に行くなら、もうそこで払ってしまえばいいのではないでしょうか。

ネットバンク・ATM納付

ネットバンク・ATMで納付することもできます。
ただし、
・e-Taxの届出書(電子申告開始届)を出していること
が必要です。

確定申告をe-Taxで出しているかどうかは関係ありません。
納税だけをネットでやることも可能です。

方法は2つあります。
1つは、e-Taxソフトで税額を送信して手続きする方法。

収納機関番号は、国税庁のものを使い、「00200」
納付番号は、e-Taxの届け出を出すと発行される利用者識別番号
確認番号は、e-Taxの届出時に設定したもの
納付区分はその都度変わります。

これら4つの番号をネットバンクやATMで入力すれば納付できます。
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ネットバンクならペイジー(税金等払込)というメニューでの手続きです。
ネット専業銀行はほとんどこのメニューが使えないので注意しましょう。

もう1つは、ネットバンク・ATMで、直接入力する方法。
こちらのほうが楽です。

最後の納付区分のコードを自分で組み合わせます。
申告所得税及復興特別所得税なら「320」
確定申告なら「4」
元号が平成なら「4」
平成27年分なら「27」
これらを組み合わせると、「3204427」となります。
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コードはこちらを参考にしていただければ。
http://www.e-tax.nta.go.jp/tetsuzuki/tetsuzuki4_3.htm

入力が正しければ、金額を入れて納税できます。
金額を間違えないようにしましょう。
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ダイレクト納付

ダイレクト納付なら、e-Taxで確定申告をした後、かんたんに納税できます。

ただし、事前に届出書を提出しておくこと・e-Tax(ネットで提出)が条件です。

ネットでは手続きできず、1ヶ月ほど時間もかかります。
来年に向けて出しておきましょう。
このダイレクト納付の手続きをしていても、他の方法で納付してもかまいません。

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届出書はこちらにあります。ダイレクト納付可能な金融機関の一覧もあるので確認しておきましょう。
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/annai/24100030/

e-Taxで確定申告書を提出した後、このようなボタンが表示され、すぐに納付するか、日付を指定して納付するかを選べます。
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すぐに納付するのがオススメです。すぐに確認できます。
手続き後、ネットバンクを確認してみましょう。

このように引き落とされていれば完了です。
昨日、納税まで済ませてすっきりしました。
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まとめ

所得税・消費税の納付方法をまとめてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※法人の場合、振替納税はできません。

私にとってはダイレクト納付が楽です。
納税額間違いリスクもありません。

クレジットカード納付、ネットバンク納付などは、納税額を入れ間違えるリスクがあり、もしそうだとややこしいことにになります。
税理士の仕事で嫌いなのは、納付書に手書きで税額を書くことです。
手がプルプルします・・。
入力するならまだいいのですが(修正もかんたんなので)。

今回は、やったことのない納税方法にトライしてみるのも手です。

 


【編集後記】

昨日は、自分の確定申告をやりつつ、クロスバイクで、自宅→渋谷→新富町とレスパス回り。
いざe-Taxで提出しようとしたら、MacのUSB Type-C端子の変換ケーブルを忘れていて、自宅に戻ってから提出しました。

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走行距離21kmくらい。この時期でも汗かきますね。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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