昨日、「死の体験旅行」というお寺で開催されるイベントに参加してきました。
自分の優先順位、大事なものがわかるので、おすすめです。
「死」を意識することで「生」を充実させる
・一度きりの人生
・命には限りがある
・悔いのないように生きる
といっても、人生はそこそこ長く、意識することは難しいです。
むしろ、意識したくないことでもあります。
税理士という仕事をしていることもあるからか、相続、死については意識せざるを得ず、普段から考えていることは多いです。
考えたくないことではありますが、自分の死を意識することで、今の「生」を充実させることができるのではないかと思い、次のようなことをやっています。
1 人生の日数カウント
時間・タスク管理をする際に、
・生まれてからの日数
・43歳までの日数
・45歳までの日数
・80歳までの日数
を見るようにしています。
Excelで管理し、自動更新されるものです。
ちらっとみるだけですが、時間は有限ということを意識できます。
今日はこんな感じです。
(もう半分すぎています。。80歳まで生きればという前提ですが)
昔、こういう記事も書きました。
「メメント・モリ」とは、ラテン語で「死を想う」という意味の語です。
【関連記事】・メメント・モリ(死を想う) | EX-IT
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2 万が一ファイル
「万が一ファイル」というものを作り、月に1回更新しています。
一般的には、エンディングノートと呼ばれるようなものに近く、口座の情報、契約情報、万が一のときの連絡先、お客様情報、感謝の言葉などを入れたWordファイルです。
パスワードをかけ、両親と共有し、いざというときには、そのファイルを見てもらうようにしています。
辞世の句(ブログ記事)もアップできるようにしていますが、無事アップされるかどうかはわかりません。。
ファイルを月に1回、更新するようにしていると、情報は結構変わることが多く、そのたびに考えることは多いです。
【関連記事】「万が一ファイル」のすすめと5つの効果 | EX-IT
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【関連記事】40歳になったらエンディングノート・万が一ファイルの準備を。『銀行がつくったセカンドライフノート』を監修しました。 | EX-IT
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3 ブログ、本を残す
「生きている間に、何かを残したい」と日々考えています。
その残すものの1つは、このブログで、誰かのちょっとしたきっかけや気づきになれば・・と思って日々書いているものです。
万が一のことがあっても、ブログを残すことはできます。
レンタルサーバー会社のさくらインターネットに聞くと、サーバー契約は家族であれば相続できるとのことでした。
また、本という形にすれば、何かを残せる可能性はさらに広がります。
大げさかもしれませんが、「何かを残す」というのは、ブログ、メルマガ、執筆の原動力です。
こういったことを日々考えているので、友人がFacebookで紹介していた「死の体験旅行」というイベントにも興味を持ちました。
「死の体験旅行」とは
「死の体験旅行」は、サイトで、こう紹介されています。
スマホを切って、死の体験旅行に出発しましょう!
「死ぬ」から「生きる」を学ぶ2時間。大切なものと出会える時間があなたを待っています。
《本当に大切なものは何か?》
自分が病にかかり、病気が進行し、やがていのちを終えていく物語を追体験する「死の体験旅行」。自分にとって「生と死」とは何か?本当に大切にしていることは何か?ワークショップを通して考えていきます。
お寺で行われるワークショップで、講師・ファシリエイターは、僧侶の方。
昨日は、西武池袋線の椎名町にあるお寺が会場で、20名ほどが参加していました。
(日程により場所は変わります)
ワークショップの内容については詳細を控えてほしいとのことでしたので、簡単な紹介だけにとどめます。
・20枚のカードが配られ、4つの分野で5つずつ、自分の大事なものをまず書きます。
↓
・サイトの紹介にあるように、ワークショップでは、自分が死に至るまでの追体験をします。
↓
・その中で、徐々に自分の大事なものを手放していきます(付箋を捨てていき、最後には全部なくなります)。
・最初に大事なもの(人、モノ、行動など)を書くとき
・捨てていくものを選ぶとき
にいろいろと考えさせられます。
自分の中の優先順位がはっきりしているものもあれば、そうでないものもあり、予想通りのものもあれば、意外なものもありました。
まだまだやり残していることも多いです。
ブログも「大事なもの」に挙げ、最後の方まで残りました。
決断力、行動力の源は、死生観
今回のワークでの、
・大事なものの選択
・捨てるののの選択
にあるように、死を意識すれば、選択する力、決断力、行動力を高めざるを得なくなります。
前述した、私がやっている
・日数カウント
・万が一ファイル
・ブログ
も、日々の優先順位を明確にし、決断力・行動力を高めるためのものです。
死生観。死を通じて生を考えることが、決断力・行動力を高めてくれます。
今回のワークで改めてそう感じました。
私が多少なりとも行動力があると考えるなら、その源は死生観ではないかと思っています。
ドライな苦渋の決断、新しいものへの挑戦、習慣の継続などの源も同様です。
トライアスロン、特に海でのスイムでも死を感じますし、トライアスロンをやるようになってから間違いなく行動力・決断力が上がりました。
漫画やゲームで、死を感じることが多いのも、影響があるかもしれません。
死をネガティブに考えすぎず、
・今を大事に生きていけているか?
・大事と思うものを大事にできているか?
・今はたどり着けていなくても行きたい方向を向いているか?
ということを大切にしたいものです。
大事なもの、優先順位を考える、いいきっかけになるかと思いますので、興味のある方は、「死の体験旅行」、ぜひ行ってみていただければ。
6月にも開催があるようです。
http://www.machitera.net/project/spirit_body/death/
本からも同様のことは学べ、以前、こういった本も読みました。
新島トライアスロン後、疲れはないのですが、ハムストリング(太ももの裏)がまだ筋肉痛で。
ここが痛くなると言うことは、いいフォームだったのかなと思いつつ(前の筋肉よりも後ろの筋肉を使う方がいい)も、階段はつらいです・・。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
イベント「死の体験旅行」
■著書
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