遅延型アレルギーを調べてみました。
自宅でできる検査です。
遅延型アレルギーとは
遅延型アレルギーとは、通常のアレルギーと違い、数時間後のその反応が出るといいます。
すぐに反応がでれば、「アレルギーだ」と分かりやすいのですが、遅れて出てくるとわかりません。
そのアレルギー反応が出る食べ物をずっと取り続けると、体にもいい影響はないでしょう。
その遅延型アレルギーが、体調不良を実は起こしている可能性があるということで、調べてみました。
私が今回調べたのは、日本向けの食品108項目を調べるIgG抗体とIgA抗体。
いわゆるアレルギーと言われる即時性なのはIgE抗体、遅延型(遅発型)なのはIgG抗体(血液中)、IgA抗体(粘膜)で、主に遅延型アレルギーで検査されるのは、IgG抗体ですが、今回は、IgA抗体も調べてみました。
検査結果は、次のような指標で判定されます。
白がIgA、グレーがIgG。
これら2つには相関関係はなく、どちらかが出ることもあるそうです。
栄養士さんの話では、私は反応が少ないほうとのことでした。
一応、健康に気を付け、外食や加工食品を極力取らず、20代から自炊して、弁当男子だったので。
このように食品ごとに表示されます。
肉は大丈夫ですが、卵に反応。
乳製品は全滅です……。
フルーツは、ほぼ反応なし。ありがたいです。
シーフードはあわび、カキが反応いますが、多少のことです。
スパイスは、しょうががやや反応。
ナッツ・穀物は、ほぼセーフ。
と思いきや、グリアジン(小麦粉に入ってる)、小麦グルテン、全粒小麦が高反応。
そして、玄米も……。
野菜は、ほぼ反応なし。ありがたい。
その他の分野では、イーストが高反応。パンダメ・・・。
この検査では、栄養カウンセリングという追加メニューがあります。
これは受けたほうが絶対にいいです。
いろんな話が聞けます。
ただ、電話でのカウンセリングなのはまだいいとして、事務局に電話予約……。
その後栄養士の方からメールが来て日程調整する流れです。
最初からネットでいいやん・・という感じですが。
栄養カウンセリングでは、
・反応が出ているものは、しばらくやめてみたほうがいい
・6か月後に再検査する価値あり。6か月でうまくいけば1レベル反応を下げられる可能性。
・レベル1がレベル4、5といった反応になることはそれほどない。レベル3が4,5,6になる可能性はある
・IgGとIgAは両方検査したほうがいい
・反応が出なかったものは、たくさん食べていいと考えてもいい
・加工品にはやはり注意(乳化剤とか。もともと避けていますが)
・高反応のあわびには、巻貝も含まれる
・パンは米粉を重曹で膨らませればOK(できるかどうかですが)
・玄米はそもそも昔から食べていないので、合わなくてアレルギーになることが多い
・卵は反応3なので、週2回食べてもOK。生よりも温泉卵・ゆで卵
・乳製品は絶対さけましょう
・外食時は割り切って楽しんで食べましょう。ただ、居酒屋のメニューで避けられるなら避けたいとのこと
・反応がないものも、新たなアレルギーにならないようローテーションすることが大事
などといったことを聞けました。
娘の話もでき、昔からあるものを食べさせ、新しいものをあまり食べさせないほうがいいとのこと。
苦手なもの、食べないものは無理しないほうがいいとも。
そもそも、この検査は、抗体がまだできていない頃はできないものです。
遅延型アレルギーの原因をやめてみた結果
この検査の結果が届いたのが、10月24日。
記事執筆時が11月9日。
この2週間ちょっと、反応が出たもの(小麦、卵、チーズ、牛乳、玄米)をやめてみました。
思い込みや気分もあるのでなんともいえませんが、その結果は、
・体の重さがなくなった気がする。なんとなくけだるいのが減った
・走っていてもキレがある(多少)
・たまに便秘気味だったのがなくなった
・朝の目覚めがいい
といったことです。
こういった検査の信ぴょう性がどこまであるかなんともいえませんが、とりあえずのっかってみるのも大事かと。
今後も続けていきます。
食事制限としては、糖質制限に比べると楽です。
ご飯は食べられるので。
麺類は、米の麺を食べられます。
ご飯は、玄米を精米して白米で。
気軽に食べていた、温泉卵(ヘルシオで)が食べられないのがつらいのですが、週2回は食べられますし。
カレーも、カレールーだと小麦粉が入っているので、カレー粉でつくってみています。
遅延型アレルギーの調べ方。アンプロシア抗体検査用採血キット。
検査キットは、アンプロシアという会社が提供しているものを使いました。
病院で検査を扱っているところもあります。
病院だと、検査もやってくれますし、その後の結果の検診もできるのですが、行かなければいけません。
どこで検査をするにしても、検査機関に送ってそこで調べますので、どこが提供しているかよりその検査機関が大事です。
USバイオテックというところが評判がよく、今回のアンプロシアもそこでの検査です。
まずは、ネットで検査キットを買います。
Amazonでも売っていますが、公式サイトのほうが種類が多いです。
(値段は一緒)
開けるとこういったものが。
血液で検査するので、ピンク色のものは、指に穴をあけて血を出すためのものです。
指に穴をあけ血を出し、この台紙に血を付けていきます。
血が苦手な私は、この時点でひるみ、しばらく放置していました。
(病院でやったほうが強制的にやるので、苦手な方は病院がいいかもです)
検査の種類によって、必要な血の量は変わりますが、血の量が少なかったり多かったりして検出できないこともあるので多いほうがいいのこと。
指に穴をあけて台紙にすぐつけたほうが楽です。
しばらくすると血が出なくなってしまいますので。
そのため、10個、このピンクの針が入っています。
血をとって準備ができたらポストへ投函。
10月3日に投函して10月23日に結果が来ました。
紙でも来ますし、サイトからPDFをダウンロードすることもできます。
前述したように、結果が来たらカウンセリングを受けるのがおすすめです。
この検査、安くないのが欠点ではあります。
それでも、自分の遅延アレルギー、食事で気を付ける傾向がわかるので、やってみていただければ。
Amazonだと、IgGのスタンダード(日本向けのものが108項目)が31,752円。
以前は96項目だったのでこの商品名のようです。
219項目を検査できるのが、45,036円。
ただ、こちらは、アメリカ主体のようで、玄米が入っていないという違いもあります。
私が買ったのは、アンプロシアのサイトで、IgG(日本向け108項目)とIgAのセットで、55,944円でした。
1つずつだと、31,752円×2=63,504円。セットだと7,560円安くなります。
このセットが2人分だと、99,986円。
55,944円×2=111,888円なので、セットだと11,902円安くなります。
セットが必要かどうかはなんともいえません。
IgGだけの31,752円でいいんじゃないかなという印象です。
http://www.ambrosia-kk.com/products/setpanel.html#IgG96JapanAndIgA
遅延型アレルギーについては、こういった本があります。
気になる方は、まずはこちらから読んでみるのもいいかもです。
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■昨日の1日1新
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