「Dropbox 勘定科目」という検索が当ブログで行われていました。
Dropboxを事例に、勘定科目の考え方について書いてみます。
勘定科目の基本
勘定科目とは取引を分類するために使うものです。
売上高や仕入高はわかりやすいのですが、費用(販売費及び一般管理費)は多岐にわたり、その判断に悩むこともあります。
法律上、この勘定科目にしなければいけないという規定はなく、基本的には会社の好きなように決めてかまいません。
重要なのは税理士側が決めるものではないことです。
会計データを見たときに「この科目には○○が入っている」とわからなければ意味がありません。
とはいえ、ある程度セオリーがあります
1 給料、交際費、消耗品費は分ける(税務上、特殊な取扱をするため)
2 消費税の課税対象かどうかでわける(法定福利費、租税公課など絶対に課税対象外となるものはわけておいたほうがチェックしやすい)
3 雑費は極力使わない(なんでもかんでもいれてしまうので)
4 細かく分けすぎない(金額が小さな金額はまとめてしまう)
5 日々の管理に使う勘定科目と決算書に使う勘定科目は別々でもいい(決算時にとりまとめればよい)
6 判断に迷うような分け方をしない
7 継続して同じ勘定科目を使う(科目を変えるべきときは変え、それ以降同じ科目ならよい)
8 毎月数字の推移を見たいものは分ける
9 金額の大きなものは分ける
10 毎月定額のもので金額の大きなものは分ける(家賃など)
Dropboxは?
Dropboxの使用料は、年払いで支払います。
(有料プランのみ)
モノを買うわけではなく、サービスの利用料として支払うものです。
勘定科目としては、
・支払手数料(これを一番使います)
・通信費
・管理費
などが考えられるでしょう。
もちろん、
・クラウド利用料
・PC費
・インターネット代(プロバイダ、回線料と含める)
としてもかまいません。
上記のセオリーで挙げたとおり、自分がわかり、継続して同じ科目を使うなら、なんでもかまいません。
金額も少ないので影響はありませんけどね。
だだし、やはり雑費はさけたいものです。
何らかの分類をする習慣は必要でしょう。
固定費を把握しよう
Dropboxの利用料はカード払いですし、ついつい見逃しがちです。
年払いだとなおさらでしょう。
また、社長が個人のカードで立て替えている場合も多いため、きちんと記録しておき、入れ忘れないようにしなければいけません。
最近、こういったサービスに支払うことが増えてきていますので、一度、毎月、何にいくら払っているかをリストにおくことをおすすめします。
リストにしておき随時チェックして不要なものは解除すべきです。
私の場合、PCサービス関係は次のようなものに払っています。
・Dropbox 50GBプラン 年間99ドル 月586円
・Evernote 有料プラン 年間45ドル 月289円
・Atokパスポート 月300円
・ドメイン使用料 月換算300円
・さくらインターネットサーバー利用料 月500円
このほか、iPhoneやモバイルルーター代があります。
iPhoneでテザリングできるようになったので、もうちょっとテストして問題なければ、ルーターは解約する予定です。
日曜日の横浜トライアスロンに向けて、昨日の夜、かるくジムで調整しました。
今日、受付とバイクを預けに行きます。
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