EPSON EB-1795F。薄く・軽く・高いプロジェクターのセミナー業での使い勝手。

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プロジェクターを5年ぶりに新調しました。
薄く、軽いプロジェクターです。

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セミナー業 プロジェクター選びのポイント

セミナー業をやるのであれば、プロジェクターがあると便利です。

プロジェクターがあれば、
・プロジェクターレンタル代がかからない
・毎回慣れたプロジェクターでできる
・性能をコントロールできる
といったメリットがあります。

後述するとおり、会場にプロジェクターがある場合も、それほど性能がいいものではない可能性も高いです。
中には、いつの時代…というものも。
また、最近のPCは、プロジェクターへ直接つなぐことができずコネクタが必要で、そのときにHDMI端子でHDMIケーブルを使うことが多くなっています。
プロジェクターで古いタイプは、HDMIケーブルが使えないことが多いです。
会場にあるとしても、プロジェクターの型番を毎回確認しなければいけなくなります。

そう考えると買って持ち運べるようにしておいたほうがいいわけです。

私は、これまで270回セミナーを自主開催し、すべてのセミナーでプロジェクターを使っているわけではなく、他社開催のセミナーでもプロジェクターを使っていますので、ざっくり230回くらいは今のプロジェクターを使ってきました。

今のプロジェクターはそれなりに元をとっています。
当時選んだプロジェクターは、Benqの817ST。
今はもう売っていません。

その当時までに使ったプロジェクターを参考にしつつ選びました。
今でもその基準はそれほど変わっていません。

明るさ(ルーメン)

大事なのは明るさ。
ルーメンという単位で表示され、目安としては3000ルーメン以上を選ぶといいでしょう。
これくらい明るければ、セミナー会場を暗くしなくても使えます。

暗くするとメモやPCを使うときに好ましくありません。

レンズは消耗していくものですが、2013年に買ったプロジェクターは、多少暗くなりつつもまだ使えるくらいです。

大きさ・重さ

持ち運ぶのであれば、大きさ、重さも大事です。
ただ、小さく軽くなれば、高くなります。
重いといっても、2.4㎏~2.8㎏。
持ち運べないくらいではないので、我慢するのも手です。

私が使っていたのは、2.8㎏でした。
ボストンバッグに入れたり、スーツケースに入れたり。
それでも東京以外の大阪、名古屋へも持って行っていました。

きれいさ(画素)

セミナーで使うのであれば、映画を観るのと比べれば、映像のきれいさは必要ありません。
が、きれいなことにはこしたことはなく。
その1つの基準の画素は、きれいさよりも、PCとの相性があります。

最近のPCは画素が高いものが多く、私のSurfaceBook 2は、3240×2160です。

プロジェクターの画素は最近だと、SXGA(1,280×1024)やWXGA+(1,600×900)が主流で、そのくらいなら問題ありません。

がSVGA(800×600)だと、調整に一苦労しますし、細かい文字はみづらくなります。

パワポやKeynoteのスライドだと、文字をそれほど入れない、入れるなら大きくするというのがセオリーですので、問題ないのですが、ネットの画面、ブログの画面、Excelなどをお見せすることが多いので、それなりの画素にしました。

同様の状況の方は、画素は、SXGA(1,280×1024)を目安にするといいでしょう。

私が使っていたのは、SXGA(1,280×1024)でした。

短焦点

短焦点かどうかも大事です。
短焦点だと、スクリーンやホワイトボードに近い位置にプロジェクターを置けます。
狭めの会場や、参加者の方のテーブルにプロジェクターを置くときは、この短焦点が助かるのです。
レイアウトの自由度も広がります。

これまで使っていたのも短焦点でした。
比較については後述します。

値段

安い越したことはないのですが、性能が下がります。
性能をそこそこに安くするなら、大きさを犠牲にしましょう。

これまでのは当時67,000円でした。

EPSON プロジェクター EB-1795F。薄い・軽い。

今回導入したのは、EPSONのプロジェクターEB-1795F。

明るさ→3200ルーメン
大きさ・重さ→

きれいさ→1920×1080
短焦点→対応
値段→16万円

というスペックです。

明るさ、きれいさは申し分ありません。

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EPSONのS505(37000円)との比較。
重さはともかく、薄さがうれしいところです。
世界で最薄とのこと。

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リュックにも普通に入ります。
重さは1.8㎏。S505は、2.4㎏。
これまで使っていたものより1㎏軽いので楽です。

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うれしい機能の1つは、自動で調整してくれる機能

投影すると、自動で傾きを調整してくれます。
高さと距離のみ決めればいいので、設定が楽です。

■自動調整しているところ
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その他、こういった機能があります。
・2画面(PC2台やスマホで)
・Wi-Fiで投影(ただ、つないでいる機器ではネットにつなげません)
・タッチプレゼンター
スライドの横にマーカーが投影され、それを触るとスライドを進めたり戻したりできます。

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・USBケーブルでも接続可能
・USBメモリだけでプロジェクターを使える
・電源オンからの投影が速い
・電源ケーブルを外せばシャットダウン(片づけ時に楽)
・前面に排気(後ろや横に排気しないので地味に便利)

EB-1795F。他のプロジェクターとの比較しての欠点

EB-1795Fは、薄く軽く、上記のようなメリットもあるのですが約16万円と高く、通常のものよりも10万円ほどの差があるのが欠点です。

この価格差をどう考えるかでしょう。
やはり短焦点は便利で、EB-1795Fならこの距離でこの大きさ、

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安価なS505だと、このくらい小さくなります。
S505は、800×600です。

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これまで使っていた817STと比べると、短焦点で大きな違いがあります。
817ST(右)とEB-1795F(左)で同じ距離から投影したところ。

これくらい大きさが違います。

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同じ大きさにするには、投影画面からこのくらい離さなければいけません。

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上からみるとこのくらいの距離です。

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短焦点機能は、軽さ・薄さの代償といえるでしょう。

Wi-Fi接続やタッチプレゼンターなどの機能は、必須ではないので、
・薄く、軽いほうがいいか
・多少厚く、重くても安いほうがいいか
というポイントで考えればいいかと思います。
(自動調整はめちゃくちゃ便利ですが)

私の場合は、EB-1795Fの薄く軽くというポイントを重視し、明るさ・画面のきれいさ、その他の機能も気に入りました。
今週末の大阪でのセミナーにも持っていきますし、10月の講演の依頼をいただき、その場にも持っていきます。

今買うなら、BenQのこのタイプも、おすすめです。
私が使っていたものの、後継といえるもので、65,000円ほど。
3200ルーメン、2.6㎏、短焦点、1280×800です。

前述したS505は、37,000円ですが、短焦点でなく、 2.4㎏、800×600で、物足りないかなぁと。


【編集後記】
昨日は、独立記念日。
11年がたち、12年目に入りました。
いろいろと転機があり、楽しみです。

夜は家族にお祝いしてもらいました。
娘は、中華料理(帆立のおかゆ、スープ、野菜炒めなど)に夢中でしたが。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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博多ラーメン鉄馬
台場 陳宮

【昨日の娘日記】
家族3人で出かけて食事のあと、私がトイレに行こうとすると、うしろから大きな泣き声が。
ホテル中に響いていました。
そばにいるときは、だっこは嫌とか、つんつんしているのですが、いなくなると嫌なのかどうか。

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