ひとり仕事でも、効率化はひとりではできません。
誰と仕事をするか、誰から仕事を受けるかが大事です。
※スタバにて iPhone 7 Plus
スタバレジの効率化
よくいくスタバ。
頼むのは、いつもドリップコーヒーのショートです。
ドリップコーヒーだと、レジで受け取ることができ、そうでないと、カウンターで待たなければいけません。
おいしいコーヒーを飲みたいというなら、別のメニューや他のカフェにいきます。
そうでないからスピード重視です。
レジの流れも意識しています。
店員さん・私 挨拶
↓
私 「ショートのホットをお願いします」と、スタバアプリを差し出す
↓
店員さん アプリをスキャン
↓
店員さん コーヒーを準備、レシートを渡す
↓
私 コーヒー、レシートを受け取る
となるのがスムーズな流れです。
ホットまたはアイスの銘柄が2つあるときは、注文時に指定します。
銘柄を指定しないと銘柄を聞かれてしまうからです。
ホットかアイスの別、サイズを言わないと、やはり聞かれてしまいます。
1ステップ多くなると、それだけ時間もかかってしまうわけです。
効率化の流れが崩れるとき
ただ、この流れがたまに崩れます。
アプリをスキャンするタイミングによっては、ステップが増えてしまうのです。
店員さん・私 挨拶
↓
私 「ショートのホットをお願いします」と、スタバアプリを差し出す
↓
店員さん 「少々お待ちください」とコーヒーを準備
↓
私 アプリ待ちぼうけ
↓
店員さん アプリをスキャン
↓
店員さん コーヒー、レシートを渡す
↓
私 コーヒー、レシートを受け取る
アプリでバーコードを表示したまま、待つ時間も生じます。
(ちょっとの時間ですが)
その間に別のアプリを見ていると、店員さんのスキャンのタイミングに合わないことも。
店員さんによっては、アプリを差し出している(またはカード、現金)によって、会計を先にするかコーヒーを先に出すかを判断されている方もいます。
そうではなく、コーヒーを先に準備すると決めてらっしゃる方もいるでしょう。
私の場合は、レジ待ちのときはKindleで本を読み、コーヒー注文→アプリで決済してしまったほうが楽ですし効率的です。
ただ、そう思っていても、相手の行動によっては効率的にいかないこともあります。
効率化は、ひとりではできない
ひとりで仕事をしていれば、自分の効率化を徹底するのがもちろん大事なのですが、それだけでは効率化をなしえません。
誰かしらと関わりがあるからです。
その関わりも含めて全体的に効率化していきましょう。
次のようなことをやっています。
・効率化のために必要なことはお願いする
相手(お客様、仲間など)に対して、効率化のため必要なことがあれば、お願いしてみましょう。
すんなりOKがもらえることもあります。
「ラーメン屋のどんぶり作戦」でいきましょう。
「ラーメン屋のどんぶり作戦」とは、ラーメン屋のカウンターで、「お召し上がり後は、どんぶりをカウンター上においてください」と書いてあること。
こちら側としては、たいした手間じゃないですし、食べた後にちょっとした感謝を示せるので大歓迎で、お店側としては助かります。
こういったことをお願いできると、効率化を助けてもらえるのです。
・紙じゃなくてデータで欲しい
・現金じゃなくて振り込んで欲しい、カード決済してほしい
・依頼の順番を変えてほしい
・FAXじゃなくてメールがいい
・支払いは後払いでなく前払いがいい
など、お願いできるようなことを考えてみましょう。
スタバの例でいうと、先にアプリをスキャンしてほしいというのがお願いになります。
(毎回店員さんは変わるものなので難しいのですが、今のところ10人中8人は先にスキャンしていただけます)
・自分が変えられることは変える
相手があることですので、逆に自分が変えられるところは変えていきましょう。
スタバの例でいうと、アプリではなく、スタバカードにするという方法もあります。
スタバカードなら、注文後、レジにカードを差し出せば、店員さんのスキャンのタイミングはいつでもかまいません。
(カードに戻そうとしたこともありますが)
ただし、無理をするようなもの、イレギュラー対応はさけるべきです。
全体の効率化のバランスを考えながら、お願いすること・自分が変えることを調整しつつ、やんわり主導権を握るようにしましょう。
・誰と仕事をするか選ぶ
究極的には、誰と仕事をするかで効率化が決まります。
それなりに効率化をしているつもりですが、
・紙をデータ化する仕事
・やり取りが多すぎる=ステップが多すぎる仕事
・効率化の意識が違う人との仕事
などだと、私も効率化は無理です。
仕事は「流れ」ですので、ちょっとした流れの崩れが全体の効率を下げることもあります。
ひとりで仕事していればなおさらです。
時間はともかく、感情が揺さぶられるとそれだけで流れは崩れるものですので、英断を下す(その仕事を断る、やめる)という選択も、効率化には欠かせません。
ひとりの力で効率化がなしえるなら、誰と仕事をするかは考える必要はないでしょうが、ひとりでは効率化できない以上、「誰と」は大事です。
(私は効率化!時間!と常に言っているので、ネット経由で依頼いただく場合、まったくその点は問題ありません)
昨日はお客様先で打ち合わせのあと、若手社員含めて会食。
仕事、プライベート含めて、楽しい情報交換もできました。
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【昨日の娘日記】
すばやく寝返りするようになったので、ベッドにいるときは気をつけています。
ハイハイが楽しみですが、ハイハイしだすともっと大変なんでしょうね。
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