フラッシュフィル・関数・区切り位置。Excelで文字を結合・分割する方法

Excelでは、複数のセルをくっつけたり、1つのセルをわけたりすることができます。
その方法をまとめてみました。

結合は、［フラッシュフィル］、［&］、［CONCATENATE］

たとえば、姓と名に分けられているデータを1つに結合したいときには、次のような方法があります。

フラッシュフィル

Excel2013・2016の機能にフラッシュフィルがあります。

データをどう分けるかを1つめに入力し、

次のデータを入力すると、Excel側で「ああ、そういうことね」と自動的にデータを一括入力してくれる機能です。

うまくいかない場合も多いので、1つめのデータを入力した後に、Ctrl＋Eを押せば確実にフラッシュフィルを作動させることができます。

&

数式を使うなら、シンプルに［＆］でつなぐことができ、間に、” “を入れれば、スペースを含めることもできます。

CONCATENATE

CONCATENATE関数を使えば、このように、つなぐことができます。
「=CONCATENATE（」と入力して、Ctrlキーをセルを押しながら選択できるのが便利です。

分割は、［フラッシュフィル］［区切り位置］［数式］

分割は、氏名が入っているセルを、姓と名にわけるケースです。
ただし、元の氏名データで、姓と名の間にスペース（又は他のもの）が入っていないと、うまくいかない場合もあります。
今回はスペースが入っていることが前提です。

フラッシュフィル

Excel2013・2016では、結合の時と同様に、フラッシュフィルが使えます。
自動的に出てくることもありますが、出てこないときは、Ctrl＋Eを押しましょう。

区切り位置

リボンの［データ］→［区切り位置］を選択して、

次のように選んで、［次へ］を押し、

［区切り文字］で、［スペース］を選択して、［完了］をクリックすると、

このようにスペースで区切れます。
スペース以外にも、カンマ、タブ、任意の文字（かっこやスラッシュなど）で区切ることができるので知っておくと便利です。

数式

複雑になりますが、数式で処理でやる方法もあります。

LEFT関数は、左から○文字を抜き出す関数です。
○文字を指定するのに、FIND関数を使って、スペースがある位置（この場合は4文字目）を指定しています。

名の方は、MID関数を使って、スペースの位置以降を読み出しています。
最後の、LEN関数は、文字数です。
厳密には、全体の文字数から都道府県の文字数を引くのですが、これでも問題ありません。

都道府県の分割は、数式で

セルの分割でいえば、住所から都道府県を分割する事例があり、この場合は関数を使います。
さきほどの事例を使おうとしても、スペースもないのでうまくいきません。

「県」を探そうとしても、「都」「道」「府」もあります。
そこで、都道府県名の法則を利用するのです。

都道府県名は、ほとんどが3文字ですが、鹿児島県、和歌山県、神奈川県は4文字です。
それを利用して、「もし、都道府県名が4文字だったら、左から4文字、そうでなかったら左から3文字を抜き出す」という数式を使えば、うまく抜き出せます。

こういった法則を見つけ出すというのは、Excelでの効率化において、非常に重要です。

また、データを結合、分割できることを考えると、
・分割を考えてデータの間にスペースを入れる
・結合を考えて、最初から分けて入力してもらう
といったことが大事になります。

 

 

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【編集後記】
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ネットで評判になっており、なかなか手に入らない一品。
買って食べてみると、確かにおいしいです。

ただ、レイズのポテトチップスの方が好みです。
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【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

秦野駅コインロッカー
代々木上原からバイクで自走
シークワーサーサイダー
菊水堂　ポテトチップス