「キリがいい」ということを重視するなら、「平成30年」はチャンスです。
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基本は、「キリ」を考えない
「キリがいい」というのは、基本的に考えません。
考えないことをおすすめしています。
たとえば、「来年から」「1月1日から」。
今始めることができるものを、先延ばしにする理由はありません。
「5年後には」「10年後には」という先が長すぎるものも、現実的ではなく、結局はやらないままに終わってしまうでしょう。
やりたいことがあるなら、今やるか、長くても1年以内にやりたいものです。
「平成30年」という「キリ」
ただ、たまたま近くにキリがいいものがあれば、それを利用するのも手でしょう。
この記事を書いているのは、12月17日。
1月1日が近いので、1月1日からキリよく始めるのも1つの考え方です。
(今できるのなら、今やるのが理想ですが)
・なかなかふんぎりがつかない
・タイミングがつかめない
・ずっとできずにいる
といったことは、「キリ」を利用してみましょう。
キリがいいのは、「平成30年」。
30という「キリ」は利用できます。
西暦だと、「2018年」。2020年まで待つとちょっと先の話です。
もし、「独立したい」と考えるなら、平成30年に独立すべく動いてみましょう。
私が過去に一歩踏み出したとき、この「キリ」を利用したことがあります。
それは、「2000年」に公務員を辞めて税理士試験を志したときです。
あ、キリがいいや、と決断を後押しできました。
(キリが悪くても辞めた可能性もありますが)
やりたくない仕事の部署に異動になったというのも、「キリ」です。
昔も今も、自分に起こったことを、都合よく「キリ」を考えることがあります。
さらには、税理士試験をそのときから受験し始めて、2年で受かれば30歳で税理士資格を取れるという「キリ」も考えていました。
10年かかるともいわれている税理士試験(5つの科目を複数年かけて受験します)。
2年で受からないとキリが悪いと思って、本気で勉強しました。
結果的に、2年では合格できず3年かかりましたが、「30歳のとき」(正確には31歳の誕生日ちょっと前)に税理士資格は取れたので、「キリ」を意識するのも悪くないかと思います。
年齢も「キリ」です。
独立したときは、平成19年、2007年でキリがいいものではありませんでしたが、34歳で35歳になる年。
このときは、年齢を「キリ」と考えました。
来年、平成30年は、年齢に関係なく「キリ」がいい年と考えて、動き出してみましょう。
独立に向けてやるべきこと
どう動けばいいか、おすすめのものを挙げてみました。
本を読む
本を読めば、疑似体験ができます。
独立するとはどういうことか、いいところも悪いところも本を読んで体験しておきましょう。
ここで大事なのは、自分の業種は当たり前、他の業種も読んでみることです。
業種が違えど、「独立」後の生き方は参考になります。
むしろ、プロとしての知識やスキルをどう見せていき、どうやって食べ、生きていくか、他業種から得るヒントも多いものです。
今でもそうしています。
最近のアタリ本はこれです。
自分の腕で食べていくこと。
「違い」を出すこと。
腕の磨き方
など参考になりました。
私も独立本は書いていますので、よかったら体験していただければ。
お金を計算する
現実面で言えば、お金。
今いくら持っていて、いくら必要かを計算してみましょう。
お金を計算しなくても独立はできますが、お金を計算しておけば不安や迷いを消すことはできます。
また、後述する説得材料にも使えるでしょう。
なお、くれぐれも小さく、お金を使わずに始めるべきです。
私のように見栄でお金を使いすぎないように。。。
独立するメリット・デメリットを書き出す
独立するメリット、デメリットを書き出しておきましょう。
決意が固まります。
たとえば、こんなふうに、メリットとデメリットを羅列してみましょう。
メリット | デメリット |
通勤しなくていい | 給料がなくなる |
仕事を選べる(ゆくゆくは) | ボーナスもなくなる |
好きな道具を使える | 有給休暇がなくなる |
時間を自由に使える | 責任をおしつける上司がいなくなる |
有給休暇を申請しなくていい | 何もしないと収入が減る |
めんどくさい上司がいなくなる | 会社の行事がなくなる |
1社に依存しなくてよくなる | 話し相手がいなくなる |
スーツ、制服着なくていい | 自腹で何もかも買わなきゃいけない |
自分の名前で仕事ができる | しがらみが余計にめんどくさくなる |
平日が自由になる | 仕事していないと思われる |
強みを書き出す
独立後は強みが必要です。
ただ、そうはいっても、見つからず、独立後もしばらくは見つかりません。
私もそうでした。
現状では、
・「すごいね!」
・「ありがとう!」
・「なにそれ?」
と聞かれたことを書き出してみましょう。
ほめられたこと、感謝されたこと、質問されたことは強みにつながります。
家族に話す
独立はひとりでやるものですが、家族はやはり心配します。
家族(彼氏、彼女含む)には話しておきましょう。
独身なら親には話しておくべきです。
そこで、もし反対されたら、仕切り直しし、ある程度納得してもらってから独立しましょう。
身近な人から反対されるようなら、独立はやめたほうがいいです。
ただ、話す相手は家族(彼氏、彼女含む)のみ。
友人、方向性が違う先輩に話してはいけません。
独立している友人ならまだしも、反対されるのは当たり前なので。
先輩も方向性が違えば、「今から独立したって大変だよ」としょうもないことを言われます。
気をつけましょう。
もう1つ注意点が。
家族に話すときに、「ほら、平成30年、キリがいいじゃん、独立しようかと思って」というのはやめましょう。
あくまでも理由をつけてもっともらしく行くべきです。
自分の覚悟を決めることだけに、「キリ」を利用していただければ。
こちら側でお待ちしております。
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こういうとき、読書は便利です。
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