過去最高売上のときにチェックしたいポイント

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売上が過去最高!となったとき、喜ぶ一方で、冷静にチェックしておきたいポイントがあります。
過去最高!じゃなくても、調子がいいときにチェックしましょう。

※お祭り騒ぎ(イメージ) by Nikon Z f+135mmF1.8

お金は増えているか

独立後、過去最高の売上になったとき、うれしいものです。
ただ、チェックしておくべきポイントがあります。

売上があれば、食べていけるわけではありません。
どんなに売上があっても、倒産することはありえます。

では、何があれば食べていけるか。
お金です。

そのお金をチェックしましょう。
この1年で、お金が増えているかどうか。
もし減っているなら、過去最高売上でも油断はできません。

売上が好調でもお金が減るケースとして、主に次のようなものがあります。
・経理が間違っている
・売上があったけど、入金がない
・お金を使いすぎている
などなど。

経理が間違っていると、売上が正しく出てきません。
実際は、売上は少ない可能性があるのです。
経理はそうそうかんたんではありませんから。

売上が100万円あって、それが入ってきていない、または、長い期間入金がない場合、売上があってもお金はたまりません。

そして、お金の使いすぎ。
売上が過去最高でも、それに応じて、経費が増えているケースもあります。
売上が500→1000になっても、その経費が300→1000と増えていたら、お金は減るわけです。

広告や代理店で、なしえた売上だと、広告費や手数料がかかり、売上ほど利益は残りません。
そこまでして売上を増やしたいかどうかです。

売上が増えそう→じゃあ経費を使おうということをやりすぎると、売上が増えてもお金は残りません。
お金は常にチェックしましょう。
売上が少なくてもお金があれば、ほぼOKですから。

時間はあったか

過去最高売上のとき、その前の1年を振り返ってみましょう。
何を振り返るか。
時間をどう使ったかです。

お金は、強制的に決算、税務申告をする必要があります。
自分でするとしても、税理士に依頼するとしても。

ただ、時間は、決算、申告がありません。
振り返りをしないまま、また次の年を迎えるのが通常です。

過去最高売上でも、
・やりたいことができない
・時間に追われて気が気じゃない
・仕事の改善がまったくできていない、改善に時間を使えない
などといったことがあったら、意味があるでしょうか。

時間、特に自分の時間・家族との時間などを犠牲にした上での過去最高売上。
必要でしょうか。
上場企業なら別ですが、そうでないなら、過去最高にこだわらないようにしましょう。

ただし、時間を大事にして、過去最高になれば、OKです。
そうなるためには、営業、効率化、プライベートが高次元でバランスがとれている必要があります。

再現性があるか

過去最高売上となったとき、その売上は再現できるか=再現性をチェックしましょう。
今年はよかったけど、来年は……そうでもないということもありえます。

たまたま今回だけ臨時の売上があったということもあるはずです。

売上を細かく見て、今年(今年度)だけの売上か、来年もある売上かを分けてみましょう。
その結果、もし、今年限りの過去最高売上なら、油断はできません。
(独立後は、いつだって油断できないものですが)

全力で次の手を打ちましょう。

かといって、再現性のある売上、継続的な売上だけにするというのは、また別の話です。
継続していても解約はありえます。

再現性はないと考えて、ある意味、新しい年(年度)は、リセットして考えましょう。
それくらいシビアに考え、次の手を打っていくくらいがちょうどいいものです。

売上に一喜一憂せずたんたんと。

 

 



■編集後記
昨日は、早朝から新幹線で静岡方面へ。
お客様のオフィスでコンサルティング。
作品づくりについて。
その後、プロフィール写真撮影をし、滝やランチへ。
ホテルに到着後は、YouTubeや撮影、ブログを。
いい風景でした。

1日1新Kindle『1日1新』
宇嶺の滝
日本平ホテル
海賊料理 舟小屋

■娘(7歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
朝は6時20分に出たので、娘は寝ており……。
朝と夜にLINEで。
英会話は新しい先生だったので、どうだったかを聞いたら、いい先生だったとのこと。
よかったです。
そのうち英語抜かれるかもですね。

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