家族3人で、5泊6日のクルーズに行ってきました(MSCベリッシマ)。
もっとも安いプランで。
それでも楽しめたのか。
どう過ごしたかをまとめてみました。
※「お部屋、狭いね」と…… Nikon Z9+14-24mmF2.8
窓がない最も安い部屋でクルーズは楽しめる?
今回の5泊6日はこういった日程でした。
1日目 東京 12:00から乗船開始、19:00出発
2日目 終日航海
3日目 14:00-21:00 済州島
4日目 12:00-18:00 鹿児島
5日目 終日航海
6日目 東京に到着 7:00から下船開始(我々は10時頃に)
クルーズには、部屋によってプランが変わってきます。
プランに含まれているのは、
・部屋の利用料(宿泊代)
・ビュッフェ、レストランでの食事
・無料のショー
・プール、スライダー、スポーツエリア、キッズエリアなど無料の施設
です。
5泊&食べ放題(3食以上)が含まれています。
最も高いのは、1人 28万円。
バスタブ、バルコニーがあり、26㎡。
大人2人+子ども1人(12歳未満)だと、
28万円×2=56万円。
大人2人と同室の子ども(12歳未満)は、無料です。
港湾税はかかり、私たちのときで、
同様の条件で、1人3.6万円×3=約11万円。
サービスチャージが3.2万円ほど。
宿泊費に14万円ほど追加で、最も高い部屋は、70万円ということです。
次に広い部屋は、43万円。
私たちが選んだのは、35万円の最も安いプランでした。
・最も狭く(15㎡)
・バスタブなし
・窓なし(船の内側なので)
・中心から遠い
という条件。
中心から遠いと行き帰りが非効率ではあります。
ただ、70万円はともかく、+7万円で、43万円にするのも……。
私たちの経験では、最も安い部屋でいいという判断で、今回も楽しめました。
ま、負け惜しみではなく。
確かに狭いです。
娘は、なんで狭いのか不思議だったようで。
普通のホテルよりも高く、そして5泊するからということを話すと納得していました。
洗面所兼トイレ、そして兼シャワールームという感じです。
バスタブはありません。
(ウォッシュレットもないので、必要なら携帯ウォッシュレットもおすすめ)
狭い部屋で6日間も……と思われるかもしれませんが、問題ありません。
問題ないので、この部屋を選びました。
前回もそうしています。
(窓はありましたけど)
次回もそうするかどうかはともかく、最も安い部屋でいいのは、ほとんど部屋にいないからです。
この大きさの船、いくらでも居場所はあります。
どのプランでもビュッフェは含まれていて、自由に食べてたり、お茶したりできるのです。
多少混雑する時間帯はありますが、ちょっと離れた席に行けばなんとでもあります。
私は、だいたい早朝から部屋を出て仕事をして、家族を待ち、朝食をとるというパターンでした。
寝ている娘を置いて。
仕事の場所も山ほど。
クルーズ(MSCベリッシマ)で仕事はできるのか
スポーツエリアでバスケットやサッカーをしたり、
デッキで側転したり、
ランチしたり、
おやつを食べたり、
日々、料理は多少入れ替わりますが、基本は一緒。
ちょっとずつ食べるという工夫は必要です。
朝は、サラダのみにしたりとか。
また、ダンスやストレッチをしたり、
娘だけで遊ぶキッズクラブに預けたり、
プールに入ったり(10/31〜11/5の期間でもなんとか入れました)、
スライダーをしたり。
夜はおめかしして
ショーを楽しんだり、
夜景を楽しんだり。
部屋に窓がなくても、デッキは平等です。
(最上階等、最上位のプランじゃないと入れないエリア、プールはあります)
ビュッフェの他にレストランもあります。
有料だけではなく、プランの範囲です。
ただ、プランによって17;30、20:00と時間が決まっており、我々は20:00のみ。
上のプランじゃないと17:30は選べません。
なおかつ、超待たされます。
料理のないような、ビュッフェにないものもありますが、まあ、おんなじと言えばおんなじ。
そして、何よりも、相席であること。
20:00と遅いことも含めて、行ったのは1回限りでした。
早朝は、日の出を楽しめます。
そして、朝日を浴びながら朝食。
またランチして、
散歩したり、買い物したり。
夕日を眺めて、
またおめかしして、
日替わりのショーを楽しんだり、
夜景を楽しんだり。
そして、寝ます。
なんだかんだ21時から22時には寝ていました。
イベントは、0時すぎまでありましたけどね。
普段の生活スタイルは崩さす。
そして、日の出を見て、
最後の夜は、有料のショー(3人で1万円ほど)。
また格別でした。
カジノもあります。
しませんけど。
こんな感じで飽きないのです。
部屋以外、そうそう差はありません。
もちろん、ゆっくり寝るという意味で、グレードの高い部屋を選ぶ価値はあるでしょうけどね。
バスタブは欲しいかなーと思ったりもしましたが。
ただ、最も安い部屋でもクルーズは楽しめます。
ツアーなしでクルーズは楽しめる?
クルーズの楽しみの1つは、寄港。
途中で港に寄り、そこで観光を楽しめるのです。
今回は、済州島、鹿児島でした。
日本発着のクルーズ船は、どこか日本以外に寄港しなければいけないというルールがあります。
ということは、パスポートもいるのです。
寄港地で下りなくても。
もちろん子どもの分も必要で、娘は0歳のときにとりました。
(5年たち、今回更新しました)
この寄港地では、ツアーがあります。
港に着き、バスに乗って観光できるのです。
ただ、ツアーは苦手な私。
自分で回りたいですし、一緒に行く人に左右されるのが苦手で……。
今回も申し込んでいません。
ツアーがそれなりに高いということも理由でした。
3人で3万円ほどしますから。
それで、済州島だと、4時間の滞在のうち、2時間はバスというものも。
済州島の場合、シャトルバスがあり、市場までは連れて行ってくれます。
それも、3人で往復8,000円。
ツアーまでを含んで、クルーズと考えるべきかもしれませんけどね。
済州島はタクシーもありますが、リスクもあるとのこと。
予約はできますが、下りる時間がわからないという問題もあります。
済州島は、14:00-21:00という時間で滞在できますが、船をすぐに下りることができるわけではなく、めちゃくちゃ混雑するのです。
乗客だけだと3,000人乗っていますからね。
私たちは、14:00に着いても下りずに、15:00くらいに下りました。
そうするとすんなり下りることができます。
時間は失いますが。
ただ、済州島は、港から陸までが長く、なおかつ行列。
そして、入国審査。
通常はないらしいのですが今回はありました。
荷物検査も。
なんだかんだ陸に降りたのは、17時前。
シャトルバスも、小さく、市場まで40分ほどかかるとのこと。
港付近を散策しました。
セブンイレブンがあったので、おもしろそうなものを調達。
みかんのアイスはおいしかったです。
600円ほどしましたが。
美しい夕日も楽しめたし、
YouTubeで、初の海外ロケもできたし、
ネコにも会えたし、楽しめ、混雑しないうちに船へ戻りました。
この寄港では、「下りない」という選択もできます。
そうすれば、この行列や混雑は避けられます。
「せっかく」というものと戦う必要はありますけどね。
なお、クルーズ主催のツアーに申し込めば、優先的に下りることができます。
3万円ほどをツアーかつファストパス(優先チケット)と考えることもできるでしょうね。
そうすれば、混雑もありません。
(それでも、ツアーはめんどくさいのですが)
優先されるのは、クルーズ主催のツアーのみです。
代理店、たとえば、阪急などだと、優先して下船はできません。
そして、その次の日(4日目)も寄港があります。
鹿児島に、12:00-18:00です。
我々の作戦は、早めに並んで早めに下りること。
ただ、どこから下りるかが直前まで決まらないのです。
どこに並べばいいかわからないということ。
なんとなく、6階に並ぶも、4,5階かもしれません。
そのうち、人の流れが変わり、5階から下りることがわかり、移動。
それが、11時過ぎ。
ただ、並ぶにも超満員、立ちっぱなし、空気が淀み暑いという状況。
かつ、下船は、予定通りとは限りません。
案の定、40分ほど遅れました。
1時間前から並び、+40分となると2時間近く。
われわれが列を離れたのは、11:15くらい。
損切りがうまくいきました。
何をしたかというと、スライダーへ。
寄港で下船する人が多いので、船内は空いているのです。
並ばずに思いっきり楽しめました。
(その他の日は、強風で中止だったり、行列だったり)
あえて下りないというのも手でしょうね。
鹿児島は、実家にも近く、また来る機会はあるという理由もありました。
ただ、お茶しながら、様子をうかがうと、だいぶ楽に下りられそうな感じ。
14:00すぎにすんなり下りました。
日本人なので、入国審査もなし。
下りることはできましたが、タクシーは長蛇の列。
アプリで呼べばいいやと思っていたら、なんとエリア外……。
電話もなぁということで、シャトルバス(往復8000円)を使いました。
(タクシーを予約しておくにしろ、何時に下りるか未確定な状況だと難しいかと)
シャトルバスの行き先は、通常は、中心部。
この日はイベントがあったらしく、急遽変更になって水族館までになりました。
水族館(いおワールド)か、動物園(平川動物園)には行きたかったので、シャトルバスに乗って、水族館へ。
イルカショーも見ることができました。
ただ、とんぼ返りで港へ。
買い物をするところもなく、リミットの18:00前には戻りました。
この日は、船内ツアーもあり、機関室やブリッジを見ることもできました。
3人で2万円ほど。
混雑も回避できるしいいなと思ったら、定員でした。
鹿児島内のツアーも(これは済州島も)、娘が喜ぶようなものはなく、結果的にこのように過ごすことになったのです。
ツアーがなくても楽しめるか。
楽しむことはできますが、下船の混雑は工夫しなければいけないですし、いっそ下りないと決めて、空いている船内で楽しむのもいいでしょうね。
ドリンクパッケージなしでクルーズは楽しめる?
クルーズにはドリンクパッケージというものがあります。
ドリンク飲み放題ということです。
これがあれば、クルーズのあちこちでいろんなドリンクを楽しめます。
6日間で、
ノンアルコールだと2.4万円
子どもは、1.7万円。
3人で頼むと、6.5万円。
アルコールだと、最も高いもので7万円。
3人(子どもは子ども用)だと、15.7万円。
結構頼んでいる方は多く、お、お金持ってるなーと。
クルーズでビールとかおいしいんでしょうけど、お酒を飲まない私たちには魅力がありませんでした。
でも楽しめないんじゃないか。
そんなことはありません。
水はビュッフェで飲めるからです。
ボトルがあると便利で、そこに入れて持ち運び、部屋に持っていくこともできます。
ほとんどしませんでしたが。
コーヒーもあります。
ただ、おいしいいかというと……。
ちょっと薄いかと。
朝はミルクもありますし、
ジュースもあります。
その他、紅茶、お茶なども。
ドリンクパッケージがなくても楽しめます。
単品で頼むこともできるので、めちゃくちゃ飲む!という方以外は単品でもいいのではないかと。
なお、レストランでは、ドリンクは水も含めて単品精算です。
ドリンクパッケージ、大人2人なら、1人だけ頼むということはできません。
トータルで考えて、頼むかどうかを決めましょう。
なくてもなんとかなります。
クルーズ中は、
・有料のコーヒー 500円(これはおいしかったです)
・ジェラート 1200円(高かったのですが、おいしかったです)
は頼みました。
クルーズ5泊6日で最低限かかったのは、
・部屋代 21万円
・港湾税 11万円
・サービスチャージ 3万円
で、ざっくりと35万円。
その他、
・ネット(1端末限定) 1.3万円
・旅客税 1000円
・シャトルバス(鹿児島) 8000円
・ショー 1万円
を追加して、合計39万円ほどでした。
クルーズという体験、5泊6日、食事代すべて込みと考えると、アリといえばアリかなと。
円安をはじめ、昨今の事情により、高くはなってしまうけどね。
海外旅行よりは安いイメージです。
船で過ごす時間、そして日の出・日の入りをシンプルに楽しめる体験はかけがえのないもの。
こういう仕事以外の体験を楽しみたいものです。
ま、仕事もしていましたけどね。
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巨大なホテルのようなもので、そのホテル内で十分楽しめるので、負担も少ないです。
ご年配の方にも人気があるのは、そういった理由もあります。
必要最低限で、サクッと体験されてみてはいかがでしょうか。
注意点として、結構、すぐに埋まります。
早めに申し込みましょう。
私は、クルーズプラネットで申し込んでいます。
今回の10/31からの旅は、5月に申し込みました。
キャンセル待ちで。
ぽつぽつキャンセルがあり、空きが出た!という情報はあるので、あきらめずに申し込んでみましょう。
なお、クルーズの旅のきっかけはこの本。
■編集後記
昨日は、朝は自宅、午後から出かけて、パーソナルトレーニング・メンテ、破れたダウンジャケットの修理など。
娘が帰って来るのにあわせて戻ってきました。
夜は小冊子作成講座を開催。
■1日1新→Kindle『1日1新』
渋谷 おこめどき
渋谷 パタゴニア
PS5 eFootball
■娘(7歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
一緒に観ていたアガサ・オールアロング。
おもしろかったのですが、謎も多く……。
もう1回観ようかと話しています。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
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