仕事上の多くの問題は、人がネック(原因)になっているもの。
そのネックに悩まないために雇われない雇わない生き方を選んでいます。
※昼寝中(娘撮影) by Canon RP+24-105mmF4.5-7.1
9割は、人がネック
仕事とは、人と人の関わり。
だからこそ楽しめるものです。
ただ、仕事で苦しむ理由も、人。
人がネックになっていることが多いものです。
「老害」という言葉もありますが、年齢には関係ありません。
「番頭」「お局」という言葉もあります。
・なにか変えようとすると反対する
・パソコン、ITを使えない・使わない
・仕事のスピード、精度に問題がある
・家に帰りたくないからダラダラ仕事
・感情を出しすぎる
・勉強しない
・過去の栄光(それも怪しい)に頼りきる
などなど、過去、私もネックに悩んでいました。
今は、そのネックがまったくありません。
雇われていないからです。
ネックに悩まないために雇われない・雇わない
人はそれぞれ違うもの。
一緒になればそれなりに摩擦はおきます。
それがネックになるのです。
人は変わりたくないもの。
ずっと変わらないほうが楽です。
それがネックになるのです。
そして、人は歳を取るもの。
考え方も変わってきます。
むしろ、考えなくなるもの。
それがネックになるのです。
こういったことをなくすために、雇われないこと=独立を選びました。
最初に勤めた公務員で、「これはまずい」と察したのです。
うまくやっていく方法もあるのでしょうが、私はできませんでした。
独立しかないと思い、今に至ります。
そして、私自身がネックになる怖さも感じていました。
雇われていると自分がネックになる可能性もあります。
実際、ある意味ネックになっていました。
組織と意見が違いますし、「変わらなくていい」「変わりたくない」という方にとっては、ネックです。
そのまま組織にいて、役職がつき、歳を重ねるにしたがって、ネックになる可能性は高まったでしょう。
「ネックに悩む」は、ネックになってしまうことも含まれます。
そして、それに気づかないことも……。
むしろ、気づかないほうが幸せでしょうけど。
独立してよかったと思っています。
ただ、独立後も人を雇うと、またネックになる可能性があります。
そうならないような採用をすればいいのかもしれませんが、ネックにならない自信はありません。
だからこそ人を雇っていません。
私自身も「いやこれは絶対に譲れない」「無理」「古いのかな」というものはあります。
今は変化を好んでいますが、「いいよ、そのままで」と変化しなくなるかもしれません。
それが誰かのネックになるのは、忍びないものです。
雇われない雇わない生き方はデメリットもありますが、ネックに悩まなくてすむというメリットもあります。
ただし、独立後ひとりでも、さらなるネックには気をつけなければいけません。
独立後ひとりでもネックに悩まないように
独立後にひとりでも人との関わりは続きます。
むしろ関わりたいものです。
ただ、それがネックになることもあります。
・お客様
・友人
・同業
・グループ
・団体
などなど。
これらのものは、同じ組織=雇われる・雇う関係よりも、距離があるもの。
ネックをなくしやすいものです。
・お互いネックになるなら、距離をとる(仕事をやめる、断る)
・お互いネックにならないよう、発信を通じて出会うようにする(紹介は受けない)
・お互いネックにならないような関係で仕事をする
ことをやっています。
独立後までしがらみ、ネックに悩みたくありません。
「ん?」と思うようなところには属しませんし、徹底して逃げます。
たとえ、お金を受け取ることができるとしても、距離を取るのにお金が必要だとしても。
自分の考えを発信しておき、それを通じて出会えば、ネックになる可能性は減るものです。
無理強いをしない、無理に売らないということも欠かせません。
興味がある分、好きな分だけご利用いただければと思っています。
たとえば、「独立したくない!」という方に「いやいや、独立しましょうよ」と言う気はありませんし、言っていません。
ただ、「独立したい!」という方は全力でサポートするというスタンスです。
仕事上の意見も、ネックにならないよう、選択していただくようにしています。
「こうじゃなきゃダメ!」「これをやっちゃダメ!」ということは言いませんし、思いません。
そのかわり、仕事をご依頼いただければ、遠慮なく意見を伝えます。
そのとおりにするも、アレンジするも、自由です。
ただし、「絶対」と「任意」はわけています。
その「絶対」というものは世の中少ないもの。
「任意」を「絶対」とすると、ネックになりやすくなります。
まずは、ネックに悩む生き方を変えたいところです。
独立してまでネックに悩まなくてもいいでしょう。
そして、自分がネックにならない道も合わせて考えてみていていただければ。
(私は、娘のネックにならぬように……というのが最も大きな課題です)
■編集後記
昨日は、タスク実行デー。
午後は経理入門セミナーを開催しました。
夜はプールへ。
2015年に出した『ひとり税理士の仕事術』が重版となりました。
10回目の重版。
7年たっても重版していただけるのは本当にうれしいことです。
■1日1新→Kindle『1日1新』 ・Instagram『1日1新』
経理入門セミナーを開催
■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
3人でプールへ。
水を怖がることなく、アームリングで遊んでいました。
たまに水を飲んじゃいますが……。
パパ(小学校5年生まで泳げず)と違い、泳げるようになってほしいです。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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ひとり税理士の自宅仕事術
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【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方