確率が低いことは無視したほうが仕事ははかどる

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どこまでケアするかで、効率化できるかどうかが決まります。
確率が低いことは無視するのも1つの手です。

※自分のSuicaでタッチ by Nikon Z9+24-120mmF4

こども用Suica&スマートEX

5歳の娘にもSuicaがあります。
通常の乗車であれば、無料なので、Suicaは必要ありません。
自分だけで買い物に行くこともありませんし。
(練習はしています)

なぜSuicaを持っているか。

新幹線を使うとき、効率化したいからです。
東海道新幹線なら、スマートEXというアプリを使って、新幹線を予約し、決済できます。
さらには、対応するSuicaがあれば、新幹線に乗るとき、降りるときにタッチすればいいのです。

切符を買うために長蛇の列に並ぶ必要もありませんし、紙の切符を持ち歩く必要もありません。
(以前、落としたことがあります。幸い見つけていただきましたが)

私が家族分を買って、それぞれの席にSuicaを登録すれば、妻と娘もSuicaをタッチするだけで乗降車できます。
ただ、子供用の席には、こども用Suicaを登録しなければいけません。
子供用は料金が違うからです。

そのためにこども用Suicaをつくりました。
こども用Suicaは、
・子供の本人確認書類
があれば、みどりの窓口でつくることができます。
並ぶのは嫌なので、すいているときに並ばずつくりました。
(みどりの窓口に行くこと自体負けな気もしますし)

ただ、このこども用SuicaとスマートEXの連携には大きな問題があります。

こども用Suica&スマートEX問題を解決するには

こども用Suica&スマートEXで新幹線に乗ろうとすると、エラーが出ます。
5歳の娘は、従来線は無料なので、そのSuicaを使いません。
その状態で、新幹線の改札でタッチすると、「入場記録がない」ためエラーになるのです。

窓口で、事情を話して処理してもらわなければいけません。
わざわざ話さなければいけないのです。
無駄に混んでいることもありますし。

降りるときには、タッチで大丈夫です。

効率を考えれば、あえてこども用Suicaで従来線の料金も払えばいいかもしれません。
数十円ですし。
(大人も子供も、紙の切符だと、一定区間の在来線は新幹線の料金に含まれますが、スマートEXはそうではありません。その分安いのでいいのですが)

ただ、システムとしてはモヤモヤするものです。

これを解決するなら、
・こども用Suicaで未就学児かどうかを判断して、入場記録がなくてもOKとする
という方法があるでしょう。

ただ、この判定をするのは、システムづくりで多大な手間がかかります。

・こども用Suicaを未就学児で使っている
・スマートEXでそれを利用している
という人はそれほど多くないでしょう。

確率が低いことは、無視するのも効率化で大事なこと。
正解と言えば正解です。
自らがサービスを提供する側でもそう言えます。

確率が低いことは無視

「こういう場合はどうしよう」
「こんな方がいらっしゃったら」
「あ、こうなったらまずいな」
と考えすぎてしまうと、効率化は進みません。
効率化どころか、行動もできなくなってしまいます。

確率が低いことはいったん無視するのも手です。
こども用Suica&スマートEXの話も確率が低いこと。
無視するのは正しいでしょう。
その都度対応すればいいのですから。

少数派、あまのじゃく、変人なので、よくこういうことには出くわしますが・・・・・・。

自らがサービスを提供する場合も、確率が低いことはいったん無視しましょう。
そうしないといつまでたっても提供なくなります。
100%カバーするようなものをつくるのではなく、90%カバーできていれば、もっといえば80%カバーできていれば十分です。

ただ、独立後ひとりで仕事をしていれば、ニッチなニーズにも対応できるのが強み。
私がもし、こども用Suica&スマートEXのような問題=自分が共感できるような問題があれば、解決します。
いくら手間がかかっても。
手間がかからないことなら即。

確率が低いことは無視したほうが効率的ですが、自分がそれをしたいのであれば、確率が低かろうと時間を投資します。
効率化とは、自分が望まないことに時間を使わず、自分が望むことに時間を使うことですから。

確率が低いといっても、一定の数の方がいらっしゃる場合もあります。
効率を重視しすぎると、そのチャンスを逃すこともあるでしょう。

大手や同業が手がけないニッチなニーズに対応していくのが1つの道です。
ただ、
確率が低いことはいったん無視→個別のニーズに対応していく
という順番は守りましょう。

ざっくりつくって、きっちり対応というのが効率的です。



■編集後記
昨日は、Zoom打ち合わせ、税理士業、週刊メルマガ配信など。

1日1新Kindle『1日1新』
とあること
まるで梨の食感

■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
大阪マラソン後、まだ走れないくらいのダメージはあります。
歩くのは問題ないのですが。
容赦なく走る娘へ「ルフィとかゾロも戦った後は動けないでしょ?パパも今そうなんだよ」と言うと、
「パパは戦ってないじゃん」と。
「いや、40km走るのは戦いだよ」と言うも、気にせず走り回っていました。

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