起業前にはたくさんの勉強をすることが多いですのですが、起業後は、もっとたくさんの勉強が必要なはずです。
※オフィスのフリースペースにて。 GoPro HERO4
準備万端の起業は珍しい
・起業の知識を身につけ
・お金も潤沢にあり
・メンタルも起業バージョンに
と、準備万端に起業しているケースはほどんどありません。
皆無と言ってもいいほどです。
私もそうでした。
ただ、それなりに起業前は勉強できることはあります。
起業前の勉強として考えられるもの
起業前の勉強、インプットする知識としては次のようなものが考えられます。
1 売り方
どうやって商品・サービスを売っていくか。
営業職以外の方はここに苦戦します。
(私もそうです)
2 管理
経理、税金など管理系の仕事をやっていなかった方が、ここに苦戦します。
売っても請求して入金を確認しなければ意味がありません。
3 IT
いまやITスキル、知識は必須です。
人を雇うまたは、外注すればその知識は不要ですが、コストがかかってしまいます。
HPは、いまだに高額で効果のないものも多いです。
今後のことを考えると、勉強しておいても損はない分野でしょう。
起業後の勉強が大事
起業前の勉強は限界があります。
やったことがないこと、今の立場ではないことを真剣に学べる可能性は低いからです。
実践も含めて勉強ですので、実践できない以上勉強の効果は減ります。
そのため、起業してから動くこと、起業してから勉強することが欠かせません。
目的は、「起業」ではなく、
その先の「食べていける」「貢献できるようになる」にあるはずです。
起業前は、ひたすら準備=勉強をしていても、起業後はその準備が激減してしまいます。
なぜなら、食べること=仕事に専念しすぎて勉強する時間がなくなるからです。
起業直後はまだしも、起業後1年から数年たつと【仕事だけ】になってしまいがちですが、起業後こそ勉強が必要ではないでしょうか。
むしろ、起業前よりも多くの勉強が必要です。
知識もスキルも何もしなければ衰退していきますし、時代はどんどん変わっています。
また、起業後に勉強すれば、勉強→即実践できるので効率がいいです。
勉強した投資を売上にかえることもできます。
・仕事をしない時間を作れるか、その時間を勉強にあてられるか
そして、
・勉強になる仕事ができるか
が大事です。
この2つができれば、常に勉強し続けることができます。
起業前よりも勉強できているか、時間をとれているかを今一度考えてみましょう。
まあ、私は起業前の勉強はほとんどなく、本も読むこともなかった(年に1冊読むかどうか)ので、今の勉強量が多いのは当たり前なのですが・・・
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昨日は、九州のお客様と打ち合わせ。
東京へお越しの際に会えるのが楽しみです。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
AMAN TOKYO ランチ
とある友人とお客様を引き合わせ
大森 TANIYA
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