自分で決めなければいけない「ひとりビジネスの価格」の考え方

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ひとりビジネスの場合、価格をどうきめているか?
ちょっと書きにくい部分もあるのですが、私の考えをまとめてみました。
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独立・起業すると、自分で価格を決めなければいけない

独立・起業前と後で、決定的に違うことの1つは、「自分で価格を決めること」です。
もちろん、会社員時代に価格を決めることもあるでしょうが、それはその会社での価格であって、自分でやる場合の価格とはまた違います。

いくらが最適なのかは誰にもわかりませんし、高すぎると売れないし、安すぎると自分が苦しみます。
(安いからといって売れるわけではないのも難しいところです)

特に、原価(仕入)がないサービスについては、その価格を決めるのは非常に難しくなります。
自分で価格決定の基準を決める必要があるのです。

フリーランス、ひとり社長として、ひとりでビジネスをやる上で、私が考えている基準として次のようなものがあります。

 

 

ひとりビジネスの価格決定

1 価格を決める

まずは、自分の価格を決めます。
サービスである以上、正確に見積もるのが非常に難しいです。
もし正確に見積もれるとしたら、画一的なサービスでしょう。
ひとりでやる以上、個別対応、カスタマイズされたサービス、いわばコンシェルジュのようなものを提供するのが価値の1つです。
それを提供する自分の価格を決めておかなければいけません。
となると、サービスに価格がつくというより自分に価格がつくという感じになります。
個性を強めれば強めるほど、何を提供すべきか考えれば考えるほど、自分が商品になってくるのです。
セミナーはもちろん、コンサルティング、顧問、講演などの価格を決めるようにしています。

決め方は企業秘密ですが、まあ、「えいや!」と決めているところもあります。
そうしないといつまでたっても決められません。

 

2 時間、量にこだわらない

時間や量に比例して価格を決めないようにしています。
何時間かかったからいくら、資料を何枚作ったからいくらというのは、価格を決めやすいのですが、お客様が感じる価値はそれだけではないはずです。
いくら時間をかけても、資料を作っても、価値がなければ意味がありません。

もちろん、セミナーやコンサルティングは、○分いくらと設定する必要もありますが、自分の覚悟として、かけた時間や量にこだわりすぎないようにしています。

3 相場って何?

相場とは、その業界の価格、だいたいこのくらいかかるだろうというものです。
そもそもビジネスとは、他と違う価値を提供するものだと考えています。
相場を気にしすぎる必要はないでしょう。
ましてや、ひとりビジネスで個性を出していくならなおさらです。

とはいえ、お客様には相場観があるため、一工夫は必要となります。
価格破壊というのは、相場のことです。特に気にしていません。

ただし、同じような仕事でどのくらいの価格でやっているかのリサーチは常にやっています。
むしろこれは単価を上げるためにやっていることです。

業界にかかわらず自分の価格と同じくらいのサービスを経験するようにもしています。
これと同じくらいか・・とか、もっとがんばらないと・・・。ちょっと安いかな・・・といろいろ考えることができるのでおすすめです。

4 値下げしない

値下げは、最も簡単な売り方です。
体力がある大企業、大量生産のメリットがある業種なら別ですが、ひとりでサービス中心に提供する場合、値下げは自分の首を絞めます。
そして、お客様ごとに値下げをすることは、お客様に対する裏切りにもなりますので、一時的なキャンペーンなら別ですが、お客様の顔色をうかがいながらの値下げはやめるべきです。

自分が買うときに、ちょっと交渉して価格が下がると、「ん?最初の価格はなんだったんだ」と思いますからね。

もちろん、メニューとして安い価格帯、そうでない価格帯を決めておくことは欠かせません。
高単価のものだけだと、リスクも高くなります。

5 公表する

価格を決めたら公表すべきです。
少なくとも、聞かれた即答できるようにしておくべきでしょう。

そうしないと、自分の覚悟が鈍り、安易に値下げしたり、値下げの要求を断りにくくなります。
価格競争からおりるためにも、公表することは必要です。

 

 

独立当初とこれまでの違い

独立当初、とまどいつつも、上記の基準は守るようにしていました。
顧問料は、当初からそれほど変えていません。
(メニューの内容や見せ方は変えています)

当時よりも提供する価値は増えている(はず)なので、価格改定もちょっとずつやっています。
ただ、独立当初だからといって、楽な価格設定、つまり安くする必要はないでしょう。
プロとして独立・起業したら、そのプライドは持つべきです。
(そう自分に言い聞かせています)

その価格が適正かどうかの明確な基準はありません。
お客様が判断してくださることですので、価格を決め、メニューを作り、公表することが大事です。
決められないから決めないというのでは、自分の覚悟も鈍ります。





【編集後記】
iMacの調子が悪く、修理を考え中です。。
当然のごとく保証期間は切れ、27インチをAppleStoreに持って行くのはつらく、現実的には出張修理かなぁと思っています。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

恵比寿フレッシュネスバーガー
MYCODE

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