フリーで仕事をしていると、「SEO」という言葉をよく耳にするようになります。
SEO営業には気をつけましょう。
SEOにはお金がかかる?
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化を意味します。
検索エンジン、つまりGoogle(YahooもGoogleの検索エンジンを使っています)で、検索されたときに、上位に出てくるような工夫を指すことも多いです。
SEOを商売としている会社は、いい会社もあれば、よくない会社もあります。
電話営業が依然として多く、
「Googleの代理店ですが・・」
「Yahooの代理店ですが・・」
「1ページ目に表示します」
「上位3位にできます」
「Jwordで検索されるようになります」
といった内容で、声をかけられることも多いです。
定額でお金がかかる場合や、検索で上位表示できたら支払う成功報酬という場合がありますが、SEO営業には注意しなければいけません。
検索で上位表示できたとしても意味がない場合もありますし、思わぬ金額のお金がかかる場合もあります。
自分でできるSEO
私はSEOに関しては自分でやっています。
これは詳しいからというわけではなく、自分でやった方が、効果がある場合も多いからです。
いくらSEOで上位に表示されたとしても、クリックした先のHPに魅力がないと意味がありません。
自分の思いやスタンスを、自分の言葉でかいたサイトは、魅力が出てきます。
他との違いも生み出せるのです。
私の場合、品川区で税理士をやっているので、SEOを頼んだら、「品川区 税理士」で対策されるかもしれません。
ただ、ここでトップをとっても意味はないですし、トップを取るためにそれなりのお金がかかるはずです。
現に、「品川区 税理士」というキーワードではまったく狙っていません。
「SEOで上位表示」
を目指すよりも、
「魅力のあるサイト、思いを込めた違いのあるサイトを作ること」
を目指した方が、結果的に上位表示される可能性が高くなっていると私は考えています。
大事なのは、何が書いてあるか、思いが伝わるかだからです。
『10年つかえるSEOの基本』にも、こんな表現がありました。
たとえば
・Aさん:SEOについてはだれよりもくわしいけど、自社の商品や顧客については何も知らない
・Bさん:SEOにはぜんぜん詳しくないけど、自社の商品や顧客についてはだれよりも知っている
っていう対照的な2人がいた場合、コツさえつかめばBさんのほうがSEOでいい成果が出せることが多いんだよ。
お金に限りがあるフリーランス、ひとり社長は、まさに、Bさんを目指すべきなのです。
いまや、安く自分でサイトを更新できるしくみはいくらでもあります。
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特に、ブログは、きっちりと更新すれば、上位に表示されることが多いです。
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Googleでも、内容が充実したサイトの方がより高く評価される傾向にあります。
リンクを集めたり、高度なテクニックを使ったりするSEOは、通用しなくなっているのです。
キーワード検索とともに、氏名検索されるようになろう
・自分が取りたい仕事で検索される
・仕事を依頼して欲しい方(自分に合った方)から検索される
には、まずはキーワードで検索されることが大事です。
ただ、キーワード検索だと、競合も多く、なかなか上位表示されません。
ニッチなキーワードで検索されることを目指しましょう。
そのためには、ニッチな存在、ニッチなビジネスをしている必要があります。
ニッチを目指すには、組み合わせが有効です。
強みを複数組み合わせれば、検索数は少なくても、トップを取れます。
私の場合、「Excel 税理士」や
「トライアスロン 税理士」でトップです。
仕事につながるかどうかという疑問はありますが、まずはとんがったところで、なんでもいいのでトップを取っておくことが重要です。
(「トライアスロンをやっている税理士」で探した方から仕事をいただいたことがあります)
※このように検索するときは、プライベートウィンドウ、シークレットモードを使いましょう(ChromeだとWindowsならCtrl+Shift+N、MacならCommand+Shift+N。InternetExplorerならCtrl+Shift+P)。
通常の検索だと、自分の閲覧履歴が反映されるからです。
そして、キーワード検索と同様に大事なのは、氏名検索。
自分の名前で検索して、どれだけ情報が出てくるかが大事です。
氏名は他との違いを生みだし、トップを取れます。
(同姓同名で有名な方がいる場合は、「職業+氏名」「会社名」「会社名+氏名」となります)
フリーで仕事していて、名前で検索したときに出てこないのはまずいでしょう。
自分がモノやサービスを選ぶときは、ネットで検索して出てこないと、一瞬躊躇するはずです。
名前で検索して、適切な情報が出てくるようにしておきましょう。
私の場合、こうやって出てきます。
本を出せば、Amazonや出版社のサイトも出てきますので、より情報が濃くなるのです。
独立前、試しに検索してみると、私の名前では検索でヒットしませんでした。
同姓同名の方がいて(井ノ上の「ノ」まで)、その方がヒットしていたのですが、今は私だけが出てきます。
氏名検索は、ある意味、指名検索なのです。
どこかで名前を知り、検索してみるという流れで検索してもらえば、指名してもらえているようなもので、最高のSEOともいえます。
タイトルのとおり、まっとうなSEOの知識が書かれているこの本はおすすめです。
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前日のダメージがつらかったのです。。。
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