次の芽を大事にするために、雇わない・ふらない・隠さない

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次の芽は着実に出てきています。
その新しい芽を大事にするために、邪魔しないために考えていることをまとめてみました。
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※ダイバーシティ前にて iPhone 7 Plus

次の芽を邪魔したくない

どの業界にも、どの世界にも、新しくデビューする人がいます。
独立するというのもデビューです。

私も2007年8月1日にデビューしました。
なんだかんだと10年弱。

独立を増やしたい、デビューを増やしたいと考えており、デビューするだけではなく、時間とお金のバランスをとり、独立後を楽しめることができるよう、願っています。

同業が増えると、自分の売上(取り分)が減るのでは?という考えもあるかもしれませんが、拡大を目指しているわけでもありませんし、多くの仕事をとるわけでもありませんし、問題ありません。
むしろ、それぞれが「違い」を出すことを推奨しているので、パッティングもしないのです。

次の芽を邪魔したくない、めんどくさいおっさんになりたくないので、こちらから何かを押し付けることもありません。
ブログは読まなければいいし、メルマガはとらなきゃいいし、本は読まなければいいといったように、プッシュではなくプル型=待ちの姿勢なのは、その理由からです。

次の芽を大事にするために

次の芽を大事にするために、次のようなことを考えています。

雇わない

雇って上下関係になると、次の芽を応援できない可能性があります。
やってもらう仕事も、その人が成長できることを考えられるわけではありません。
人件費分、またはそれ以上働いてもらわなければいけませんし、ある程度監視したくなるでしょう。
その人件費と家賃をまかなうために、不本意な仕事をとってきてそれをやってもらう必要があります。

同じ給料で長く働いてもらったほうが得なので、なんとなく残業してもらいたいと考えるかもしれません。

「辞めます」といわればショックでしょうし、「独立します」といわれたときに本当に喜べるか。
税理士という仕事でいえば、試験合格→独立を応援できるかどうかが大事なのです。

独立当初は、「何人か雇って次の芽を育てたい」と思っていましたが、本当にできるかどうか疑問もあり、実際に雇ってうまくいかなかったこともあります。
仮に雇ったとしても「何人か」しか雇えません。

それならばとたどり着いたのが、「雇わない」という選択です。
雇っていなければ忌み嫌う必要もありませんし、「何人か」以上の多くの次の芽と接することができます。

ふらない

雇っていない上、仕事をこなす量に限界があります。
ただ、そんなときにも次の芽に仕事をふりません。

かんたんな仕事、手間のかかる仕事、単純作業といった仕事をふっていては、根本的な解決になりませんし、勉強にはならないことが多いです。
お金面では助かるかもしれませんが、必ずしもいいことではありません。
仕事をうけて、その一部をふれば(外注すれば)、利益は私のもとに残ります。
ただ、こころばかりのお金と引き換えに次の芽の貴重な時間、ときにはやる気を奪うことにもなるでしょう。

独立当初に、「仕事あるんだけどどう?」といわれて、低価格の手間がかかり大変な仕事をふられそうになったことがあります。
即答で断ったのですが(申し訳ないので〜とかいう理由で)、このときに、「あ、こういうふられ方すると嫌だな」と感じました。

一部をふるのであれば、丸ごと紹介して任せるほうが好ましいです。

隠さない

何を考えているか何をやっているかを発信するようにしています。
無料であればメルマガ、ブログ。有料であればコンサルティング、セミナー、書籍などです。

アウトプットすることで、雇わなくてもふらなくても、次の芽へ情報を届けることができますし、独立するモチベーションになればと思っています。

もちろん、いい面も悪い面もありますし、真似したいでも真似したくないでも、ああなりたいでもああなりたくないでもいいのです。
なんらかの指標にしていただくことで、芽が出るきっかけにしていただければとは思っています。

次の芽を大事にすることは、最高の学び

多くの場合、芽はつまれ、時には芽を出すのを邪魔されることもあります。
新しい感性、新しい芽がつまれるのは世の中にとっていいことではありません。
希望をなくすこともあってはいけないことです。

古い業界、伝統のあるビジネスほど、そういった傾向があります。
次の芽を敵対視するのではなく、古い大木こそ根っこから正さなければいけないものも多いです。

次の芽を大事にする。

これをやることにより、自分も学ぶことができます。

独立して、なんとなく食べていくようになると、どうしても惰性になってしまいがちです。
ひとりだとなおさらその傾向はあるでしょう。
それを正してくれるのは、次の芽であり、常に接しておくべきであり、次の芽の発信を見ておくべきなのです。

「そうだよな、そこが大事だよね」
「あ、最近だらけてた」
「昔はこう思っていたはず。戻さなければ」

むしろこちらが学ばせていただいております。

次の芽を大事にするなら、自分も違いを出して食べていかなければいけなければいけません。
サッカー選手が、若い頃はスピードで勝負していて、ベテランになるとポジショニングやメンタルで勝負するような、そういった違いは出せます。
40代半ばからこういうことを考えるのは早いとも思っていません。
むしろ早くから考えるべきで、私は独立後から考えていました。

まだまだと思わずに、今から「次の芽を大事にする」と考えて行動してみましょう。
「雇われない雇わない生き方」の先にあるものです。
自分にもいい影響があります。

「次の芽を大事にする」という動きが広まれば、古き大木を変えるきっかけにもなるでしょう。
(自分が古き大木にならないようにしなければいけませんが)

 


【編集後記】

昨日でお台場ガンダム展示終了ということで、朝ランに行ってきました。
今日で終わりか〜と思っていたら、秋にユニコーンガンダムが立つというニュースが。
楽しみです!

楽しさあまりに注文しちゃいました。

ちなみに、今朝(3/6)は、ガンダムはまだ立っていました。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

ニーアオートマタ2周目クリア
新しいランコース

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