独立してこれまで10年ちょっと。
過去にやっていた・使っていたもので今はもう使っていないものも多いです。
※リッツカールトン沖縄にて iPhoneX
「よりを戻せない」と思うもの15
こういったものは、独立当初に使っていましたが、もう使っていません。
かつ、よりを戻せないなと感じるものです。
プリンター
独立当初は、プリンターを使っていました。
時代といえば時代なのですが。
といっても、複合機は一度も買ったことがありません。
紙をコピーするなら、スキャンしていましたし、必要ならデータをプリントアウトしていました。
今は、プリンターがありません。
(自宅兼オフィスなので)
なんとなく持っていて倉庫に置いていた時期もありましたが、中途半端だ!と捨てました。
ないならないで、割り切ることができ、プリンターの場所も必要なくなり、紙やインクも管理しなくてすみ快適です。
今後もう使うことはないかな~と。
セミナーの資料(たまに使うことも)は、ネットプリントでやっていますし、キンコーズもあります。
1枚20円〜のネットワークプリントサービス。ネットで登録してローソン、ファミマなどでプリント | EX-IT
スキャナー
プリンターはそもそも嫌いでしたが、そのかわりとしても使っていたスキャナーは大好きでした。
紙をデータにできる!とせっせとスキャンしていたのですが、そのデータを後で見るかというと見ません。
当時それに気づき、やたらめったらスキャンするのをやめました。
紙ではなくデータで管理するペーパーレスは、
・紙をデータにする
・データのまま管理する
の2つがあります。
そもそも紙で受け取る時点でよくないわけです。
後者のデータのまま保管するを増やしていき、紙をデータにする場面は厳選するようにしたので、スキャナーの場面はなくなりました。
今は、必要あれば、スマホ(iPhoneのFastEverSnap)でさくっと撮ります。
一時期は好んで使っていたので、まあ、「よりを戻す」とはこういう場合に使うのでしょうね。
FAX
FAXも独立当初はありました。
といってもFAX専用機はなく、複合機もなく、PCFAXでした。
当時、WindowsXPのPCなら、電話線をつないで、PCFAXにするのが楽だったのです。
PCで見るとしても、迷惑FAXはめんどくさく、FAXすらなくしました。
2011年にマンションオフィスから自宅に移ったとき、FAX番号もなくしています。
FAXなくても、「FAX使ってないので」や「メールでいいですか?」というと通りますし、逆に喜ばれることも多いです。
こちらを不要に配慮して、「FAXならだれでも持っているだろう」と思われているところもあります。
いまだ、税理士向けセミナーはFAXのみの受付が多く、その時点で私は逆に申し込みません。
FAXじゃないと申し込みはできないといわれると、縁がなかったとあきらめます。
まあ、申し込みたいものは、FAXじゃないことが多いですけどね。
昨年、長崎の五島でのトライアスロン(バラモンキング)は、ツアーがFAXのみ、しかも7人がそれぞれ送るべし!ということで、行くのをやめようかと。
が、踏みとどまり、PDFに入力し、署名はとりこんで、このHelloFAXという、5枚まで無料のネットFAXサービス送りました。
今年はバラモンキング自体行かないので、FAXしなくてすみましたが。
携帯電話
独立した2007年当時、携帯電話でした。
そういう時代です。
これも好きではなく、電話よりもメール重視でした。
今はスマホ(iPhone)に変わり、電話としては使っていません。
もう戻らないです。
固定電話
固定電話の番号は、税理士業で持ってはいますが、固定電話を置いていません。
一応あるにはありますが。
そこにかかってくると転送されるようになっていますし、そもそも固定電話を明かしていなく、登録していないので、営業電話もほぼありません。
(固定電話を税理士会に登録しない=サイトに載らないということはできます)
固定電話への営業電話で、仕事が中断されることもありません。
もう絶対に戻らないです。
アメブロ
独立当初はアメブロを使っていました。
が、つながり(しがらみ)が私はめんどくさく、カスタマイズもできないので、2011年に今のWordPressに切り替えています。
その後、商用禁止になったり、広告色がより強くなったり。
これももう戻りません。
お断りした仕事
独立当初は、軸が定まっていないこともあり、本意でない仕事を受けてしまっていました。
かえって迷惑をかけてしまったこともあります。
もちろん、当時のお客様には感謝していますが、その仕事とはもう、よりを戻しません。
トライアスロンをやっていなかった自分
独立当初は、運動まったくなし。
走ろうかな、でもな・・・くらいの気持ちでした。
時間も今よりたっぷりあったわけです。
その当時の自分とはよりを戻しません。
トライアスロンがあってこそのメンタル、フィジカルが今の自分ですので。
本を読んでなかった自分
独立当初は、本をぽつぽつ読んでいましたが、今ほど読んでいません。
今から考えると本を読まずして何をやっていたのか思い出せないほどです。
その自分とは、よりを戻しません。
本を書いていない自分
本を初めて書きはじめたのは、2009年の夏ごろ。
幸い、それ以来、何かしらの本を書いてはいます。
実は、昨年の8月から1か月ほど、書いている本がない時期がありましたが、それくらいです・
そのタイミングでKindleで出版しようとしましたが、できず。。。
本を書いている期間があると、それに向けてアンテナが立ち、インプットや行動もはかどります。
まったく本を書いていなかった自分とは、よりを戻しません。
もし、今の本を書き上げて、まったく話がなくなったとしても、自分で本を書きます。
ブログを書いているから大丈夫という考え方もありますが、ある程度の量のコンテンツを体系立てて書く本はまた違うものです。
本とまったく縁がない自分とはよりを戻しません。
なお、ブログを書いてなかった頃の自分ともよりを戻しませんが、そもそも独立時から書いているので。
セミナーをやっていない自分
独立当初は、セミナーをやっていませんでした。
独立した2007年の10月に1回、その次は、2008年4月に1回、その次は、2009年1月です。
そうすると、セミナーを告知していない期間がほとんどなわけで、何をやってたんだ!という感じでもあります。
「セミナーやるほど時間がない」となるかどうかわかりませんが、セミナーをやっていない自分ともよりを戻す気はありません。
スーツ
独立当初、毎日スーツを着ていました。
着ていないとだらけてしまうと思っていたからです。
そんな日々とはよりを戻しません。
スーツだからどうこうというのはありませんし、暑いですし。
今は必要なときだけ(最低月1回。ほぼ1回)着ています。
セミナーのときは、気が向いたら、ジャケットを羽織ってますが、Tシャツのときも多いので。
通勤
独立前だけではなく、独立当初、通勤していました。
当時、電車20分と徒歩で36分。
これも、固定観念にとらわれていたからです。
すぐやめましたが。
もうよりを戻しないです。
オフィスを借りることはあるとしても、通勤はしません。
となると借りる意味があるのか?となりますが、セミナールームや秘密基地としての使い道として、よりを戻す可能性があります。
某TKC
税理士は、会計ソフトや税務ソフトが必須です。
当初は、専用システムを使っていましたが、高すぎダサすぎしがらみありでやめました。
もうよりを戻すことはありません。
今、使っているところは消去法で使っているので、いい人、じゃなくいいソフトがあれば、すぐ乗り換えます。
ちょいちょい浮気してますし。
方向性が違う集まり
うぶだった私は、「顔を出しておかなければ」のような動きもやっていました。
そこで感じたのは強烈な違和感です。
「もっと増やそう」
「人をこきつかってなんぼ」
「がんばってれば成果が出る」
「新しいものは嫌い」
「酒を飲んでなんぼ」
「休みなしに働くのが美学」
「繁忙期に励ましあう」
「せんせ、せんせと呼び合う」
といった場とは、よりを戻しません。
異質なものから学べるのは事実ですが、場を共有しなくてもいいかと。
Mac or Windows?
そして、「よりを戻す」というテーマで考えると、最近別れたものがあります。
Macです。
独立当初はWindows、2010年からMacをメインにしていましたが、2018年4月に買ったSurfaceBook 2を今はメインにしています。
Macを持ち歩かなくなり開かなくなりました。
先日の南紀白浜(5/19-21)にも持って行ってません。
SurfaceBook 2の完成度、タッチパネル、RPA(Windows専用)、Macの凋落と、いろいろ理由はあります。
Surface Book 2 15インチレビュー。「MacBookProにはないタッチ・iPadにはない15インチ」の魅力は、30万円の価値があるか | EX-IT
が、よりを戻す可能性はゼロではありません。
新型が出たら買うかもしれませんし。
「今をよくする」という考え方
飽きっぽい性格ということもありますが、そのときはよくてもその後にやめることは多いです。
過去、今(現在)、未来とあるとして、私は、過去よりも未来よりも今を大事にしています。
過去は振り返ってもしかたないですし、未来はわからないですし、今自分が生きていることが事実だからです。
・今何をしたいか
・今どういう状況なのか
・今何をすべきか
を日々考えてます。
だからこそ、空白の時間も必要なのです。
時間がないと、「今」なんて瞬時に過ぎ去ってしまいますから。
だからこそ、
・毎日タスク管理(時間管理)
・毎日経理・家計簿(お金管理)
・毎日ブログ、メルマガ(自分管理)
をやっています。
自分を、人生を変えたいなら、過去にしばられず、未来にあこがれず、今に集中してみてはいかがでしょうか。
「今をよくする」と考えておけば、過去も振り切れます。
いい思い出で上塗りするような感じです。
未練を持たず断ち切り、「よりを戻さない」覚悟を決めましょう。
過去の栄光や実績があれば、それを断ち切ることも欠かせません。
「今」とはさほど関係ありませんから。
未来をよくするために、今を我慢する、今苦しむというのも限界があると思っています。
もちろん鍛錬は必要ですが、苦しみすぎてもいけないかなと。
私が人生を変えることになった税理士試験。
未来のために苦しみに耐えるというよりは、楽しみながら当時はやっていましたし、独立当初も「独立したら3年は我慢」とか「寝ないで働く」というのは好きではなく、当時は当時で「今をよくする」だけ考えていました。
過去で最も「よりを戻さない」と考えているのは、雇われていた時代、つまり独立前です。
よりを戻そうとも考えたこともありません。
むしろ、よりを戻さなくていいように、今を積み重ねています。
独立してうまくいかなかったら戻ればいいなんて考えずに「よりを戻さない」覚悟で、こちら側にくるのをすすめています。
そうしないと甘さが出てしまうでしょうから。
過去に縛られず今をよくしていきましょう。
ひとまず今日です。
昨日はお客様先へ決算の報告、納税の手続きに。
今期は1つの区切りでもあり、記念すべき期となります。
独立当初からのお付き合いのお客様、その場に立ち会うことができ、感無量です。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
PS4 Detroit
秋葉原駅 親父の製麺所
【昨日の娘日記】
ダイソンの扇風機を珍しそうに見つつ、倒そうとするので困っています。
倒せるくらい軽いのですが。
風が出てくるのが不気味なのかもしれません。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
リモート経理完全マニュアル――小さな会社にお金を残す87のノウハウ
ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
税理士のためのRPA入門~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~
やってはいけないExcel――「やってはいけない」がわかると「Excelの正解」がわかる
AI時代のひとり税理士
新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門
フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
新版 ひとり社長の経理の基本
『ひとり税理士の仕事術』
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方