ひとりしごとでは、仕事を受けるという決断も自分次第。
仕事を断るという苦渋の決断もしなければいけません。
そんなときに使っているキラーフレーズがあります。
※お台場にて Nikon COOLPIX P900
断るときには軸で断る
仕事を断るというのは、なかなか難しいものです。
・お世話になった方からの仕事
・親しい方からの仕事
・できないこともない仕事
などは悩みます。
仕事の依頼をいただくことは本当にありがたいことであり、その仕事を受けるのが大前提ではあるのですが、すべての仕事を受けることができないのも事実であり、嫌な仕事ならやりたくないのも事実です。
そんなときは断らざるを得ません。
ただし、断るときに、次のような断り方をしないようにしています。
・高い値段を提示して断る
→高い値段にすれば、断ってくれるだろうと思って、提示しないようにしています。
もし、それが通れば仕事を断れないからです。
独立当初にその失敗をしました。
・条件が合わないという理由で断る
→日程や納期などの条件を変更しても受けたい仕事なら、条件の調整はやるべきですが、そうではなく、条件が変わっても受けたくない仕事は、条件調整をしないようにしています。
調整ができてしまったら受けざるを得ないからです。
・今、時間がないからといって断る
→時間がないという理由で断ると、それ以外のときならいいということになってしまいます。
そうではなく、断りたい仕事なら、それを理由に挙げないようにしたほうがお互いのためです。
断るときには、軸で断るようにしています。
自分の軸に合わないなら、絶対に断るべきです。
(そのときの仕事の状況、財政状況にもよりますが)
「お役に立てないと思いますので」
ただ、断るときに、いろいろと理由をつけるのもカドがたつので、シンプルに断るようにしています。
(理由をつけたほうがいいときはつけています)
そのときのフレーズは、
「お役に立てないと思いますので」。
あくまで、こちらがお役に立てないという理由です。
・やりたくないので・・
・怪しげなので・・
・やらないと決めているので・・
・リスクがあるので・・
・安すぎるので・・
・誰でもよさそうな仕事なので・・
・自分じゃなくてもできるような仕事なので・・
などといった事情はあるかもしれませんが、多くを語らず、
「お役に立てないと思いますので辞退させてください」
ときっぱりと断ってみましょう。
もちろん、その後の取引もあるのなら、
「お役に立てることがあれば、お声掛けください」
と付け加えてもいいかと思います。
もし、一度断ったことで、その後に仕事が来ないのなら、もうそれはしかたないことです。
本当にこちらのことを思ってくれるなら、やりたくない仕事・条件に合わない仕事は断ってほしいはずですから。
逆の立場で、人に仕事を紹介するとき、その人が断りたい仕事なら受けてほしくありません。
断る仕事が来るのは自分のせい
とはいえ、仕事をガンガン断っているかというとそうでもありません。
今年、お断りしたのは、5件。
依頼があった時点でお断りしたものもあれば、やり取りの末、内容を調整しつつお断りしたものもあります。
特に問題なのは依頼があった時点で断らざるを得ないものです。
一見して断りたいと思う仕事が来るのは、バリア(壁)が足りないことでもあります。
「ネットからの仕事はいいものがない」とよく言われますが、ネットでの打ち出し方が悪ければ、それはいい仕事は来ません。
・誰でもウェルカム
・お気軽にご相談ください
・24時間365日受け付けています
とあれば、どんな仕事も来てしまいます。
断らなければいけない仕事がくるのは自分のせいなのです。
むしろ、そう考えたほうが改善ができます。
今年、そういった案件もありましたので、「お役に立てないと思いますので」の後に、改善しました。
「ちゃんと読んでないだろ!」と他責にするよりも、「ちゃんと書いてないだろ!」と自責にしましょう。
ネットに自分の軸を打ち出しておけばおくほど、バリアにもなりますし、自分の軸が磨かれます。
今年お断りした5件も、ブログを毎日書いていなかったら断れなかったでしょう。
受けてさらっとやってしまえばお金は入ってくるわけですが、それ以上に「軸がブレる」という損失があります。
軸がブレないようにコツコツと毎日書いていたとしても、その1つの仕事(と報酬)で、一気にブレてしまうわけです。
仕事を受けたあとに、「やっぱりやらなきゃよかった」「受けなきゃよかった」と後悔するとなおさらダメージは広がります。
断るときはきっぱりと断る、その前提として自分の軸を磨く・ネットに書いておくということをやっていきましょう。
(こういった記事を書くことで、伝えることもできますし、自分の断り力も強くなります)
軸をつくるには、やらないことリストをつくって日々見ておくことも効果的です。
昨日は、宮崎の実家にて家族でドライブ。
青島でのランチは、刺身定食。
やっぱり新鮮です。
その後、「こどもの国」というところへ。
私が子供の頃は遊園地でしたが、今はいっさい遊び道具はなく公園のようなところになっています。
唯一ある微妙なスワンボートは1,000円・・。
芝生にシートを広げたり肩車したりして遊んでました。
帰りに、日曜日の青島太平洋マラソンの受付へ。
いよいよ今年のメインレース(マラソン部門)です。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
家族でこどもの国(宮崎)
宮崎 港あおしま
【昨日の娘日記】
宮崎の実家に来てから2日目。
こっちでは、ひとりで機嫌よく遊ぶことが多いです。
うちのおもちゃに飽きてるのか、せまいから遊びたいのか、うちでは甘えがちなのか、謎ですが。
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