老後のお金はどうする?ストック&フローで考えよう

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「ひとりしごと」の老後。お金はどうするのか?
今からできる準備をまとめてみました。
EX IT
※自宅にて iPhone 7 Plus

老後には3,000万円かかる?

老後には3,000万円かかるといわれています。
65歳で定年し、80歳まで生きると、15年。

月に20万円かかるとして、20万円×12ヶ月×15年=3,600万円です。

・長生きする
・もっとお金を使う
・臨時の支出がある
と、必要なお金は増えます。

なんとかしなければいけません。

「ひとりしごと」だと退職金がありません。
(法人にすれば、退職金を出すことはできますが)

老後の備えとして大きな武器となる退職金がないため、よりいっそう考えなければいけないのです。

老後のお金は、ストック&フロー

この老後に必要なお金を賄うには、ストックとフローという考え方があります。

ストックとは、今のうちに貯めておくこと。

貯めておくといってもそうそう貯まりません。
老後に至るまでにもお金は出ていくからです。

それでも、貯めておく意識は欠かせません。

老後に至るまでに、資産(不動産、金融資産など)を築き、備える方法もありますが、同様にそうそううまくいきません。
無理に増やそうとすると、資産をかえって減らしてしまいます。

そこでストックしつつ、フローも意識しましょう。
フローとは、老後も収入が入ってくる流れ。

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・65歳(60歳の場合もあり)までにストックしておき(貯めておき)、老後は切り崩す
・老後も入ってくる流れ(フロー)を絶やさない
という2本柱でまかなうという考え方でです。

老後に備えて今やるべきこと

その老後のストック&フローに備えて今やるべきことがあります。

1 お金の使い方を管理する

最重要なのは、今のお金の使い方の管理です。
いくら入ってきて、いくら使って、いくら残っているか。
ビジネス、プライベート双方のお金を確認しましょう。

今のストック、将来のフローを考える上でも重要です。

2 老後も仕事からの収入を得られるようにする

老後も仕事ができるかどうか。
定年がない「ひとりしごと」とはいえ、今と同じような仕事ができません。
体力も気力も能力も落ち、何よりも時代についていけない可能性があります。

社員に任せることもできず、前線で戦わなければいけません。
老後にもできる仕事。持続性のある仕事を考えておき、今からストックしておきましょう。
今のストックは、将来のフローになります。

私が
・書く仕事
・話す仕事
を今やっているのは、老後にもできる仕事だからというのも1つの理由です。

ネットメディアを持っているのも、新しいことへの適応力を磨いているのも、将来を考えてのことでもあります。

3 健康に投資する

老後に健康でなければ、お金も出ていきますし、仕事もできません。
今のうちに健康に投資しておく価値はあります。

体だけではなく心も健康でなければいけませんので、ストレスをためないようにし、長時間労働もさけなければいけません。
長時間労働しても老後に使えるほど、がっつり稼ぐことは難しいです。

稼いでストックしようと考えず、将来のフローになるように、生きていきましょう。

4  年金に投資する

年金は、今のストックが将来のフローになりえます。
国民年金を払っておけば、老後、生きている限り年金を受け取れるのです。
長生きすればするほど、得します。

年金を受け取れるかという心配もあるでしょうが、受け取れない可能性は低いです。
ただ、支給開始年齢が先延ばしになる、支給金額が少なくなる可能性はあります。

それでも、
・支払金額全額は、税金上、控除される
・受取額も税金上、優遇されている
という特徴を生かさない手はありません。
節税したお金はストックできます。

国民年金なら確実に払う、余力があれば会社を作って厚生年金に入るといったことをやっていきましょう。
(個人事業主・フリーランスは国民年金、法人は厚生年金)

まずはねんきんねっとで、現状と将来の受取額を試算することが大事です。
いくらもらえるかを計算しておかないと、計画は立てられません。
【関連記事】ねんきんネットで将来の年金額を確認する方法&年金を増やす方法。一生働くフリーランスだからこそ現実を見ておこう
リンク

5  小規模企業共済を活用する

「ひとりしごと」でオススメなのが小規模企業共済。
月7万円、年間84万円までかけることができる制度です。

・掛金全額は税金上控除される
・受取額も税金上、優遇されている
・事業をやめるか退職時にもらえる

金額は増減できますので事業の状況に合わせて変更しつつストックしていきましょう。

6 確定拠出年金を活用する

確定拠出年金は
・個人事業主の場合、月68,000円
・法人の場合(原則) 月23,000円
までかけることができる制度です。

・掛金全額は税金上控除される
・受取額も税金上、優遇されている
・60歳以降に受け取れる(それまでは受け取れない)
そして、
・運用できる(増やせる)
・その運用益に税金はかからない
という特徴があります。
ストックが

個人事業主(フリーランス)と法人とでは、年金に大きな違いがあります。
個人事業主は、国民年金(定額)のみ、法人は、国民年金部分にくわえて厚生年金(収入により変動)です。
たいていは、法人のほうが受け取れる年金が多くなります。

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受け取れる年金は、個人で国民年金のみだと年78万円ほど、法人だと平均で年168万円ほどです。
法人は収入(役員報酬)を増やせば増やすほど、年金額は増えます。
ただ、そのときの支出は増えるのでバランスが難しいところです。

役員報酬が増えすぎると、会社が赤字になってしまいます。
年金と健康保険料(+介護保険料)はセットなので、役員報酬を上げれば上げるほど、健康保険料も上がってしまうのが難点です。
(個人負担と会社負担の双方が上がります)
年金を多く払うのはメリットがありますが、健康保険料は多く払っても受けられるサービスは変わりません。

年金を上乗せできるのが個人型確定拠出年金です。
(企業型確定拠出年金もあります)

厚生年金がないぶん、個人のほうが多くの確定拠出年金を掛けられるようになっています。
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同様に、個人の場合は国民年金基金というものもありますが、運用もでき、一時金で受け取ることもできる確定拠出年金がオススメです。
国民年金基金と確定拠出年金をあわせて年81.6万円(月6.8万円)を控除できます。
【関連記事】iDeCo (イデコ)=個人型確定拠出年金は節税できるけど60歳まで引き出せない貯金。
リンク

7 生命保険を活用する

生命保険を活用すると、個人年金をためることができ、また、積立型の生命保険なら、万が一のとき(一時働けなくなったとき)に、掛け金を払ったことにしてくれる制度もありますので、保険ならでは使い方もできます。

8 投資信託を活用する

株式よりも投資信託がオススメです。
・毎月1万円ずつ積み立ておけるもの
・インデックス(日経平均や市場に連動。どかんと儲からないけどリスクは少ない)
・毎月分配型ではない(分配されると元本が減る)
・手数料が安い
ものを私は選んでいます。

9 不動産投資をする

不動産投資をして、そこからの家賃収入があれば、老後のフローになってくれます。
ただ、不動産投資にも、空室、災害、修繕、事故等のリスクはある点に気をつけましょう。

 

 


【編集後記】

昨日の記事(安い・すいてる・楽。独立したら平日に慣れよう)どおり、すいている昼間にローグ・ワン鑑賞。
スター・ウォーズのサイドストーリー(エピソードⅣの前)で、ファンなら見て損はありません。
こうつながるのか〜と納得のラストです。

感激してパンフレットとサントラも入手。
もう1回見に行こうかと。

その後、友人のオフィスでの勉強会、夜はシークレットな勉強会に講師側として参加しました。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

ローグ・ワン MX4D
ローグ・ワン サントラ
勝どき ドトール
勝どきからコミュニティサイクルで帰宅

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