毎月「1日」に前月の数字を見て反省するメリット

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毎月の経理をきちんとやっておくと、決算、確定申告が楽です。
さらには、自分の事業の数字を把握しておくと多くのメリットがあります。
月初に、前月の経理を終わらせるための秘訣をまとめてみました。
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*オフィスにて(数字はサンプルです) iPhone 6s

毎月「1日」に前月の数字をまとめる秘訣

今日は、11月2日。
月の第1営業日ですので、前月(10月)の数字をまとめました。

毎月「1日」(ついたち)に、必ずやるマイルールです。
※1日が土日祝の場合は、翌営業日。

「1日」に前月の数字をまとめる秘訣は次の3つです。

・毎日経理をやり、分散する
・毎月「1日」(又は1営業日目)にはアポを入れない
・決めたら絶対やる

毎日、現金や立替金(会社なら役員借入金、フリーランスなら事業主借)を処理しておくと、楽になります。
時間がたつと記憶も薄れますし、余計にめんどくさくなるからです。
月に1回、毎月「1日」でいいのは、
・売上の計上(+請求書の発行)
・預金の処理
だけで、あとは、日々やっています。

クレジットカードやSuicaで払ったものも、レシートを見ていれておいた方が楽で、効果的です。
【関連記事】「その都度」が楽で効率的!クレジットカード払いの経理・家計簿 | EX-IT
リンク

また、アポを入れていると、経理ができません。
月の初日はアポを入れないようにしておきましょう。

そして、決めたら絶対やるというのが一番大事です。

毎月「1日」に前月の数字をまとめるメリット

毎月「1日」に前月の数字をまとめると、いろんなメリットがあります。

・前月のお金の使い方を反省し、月をいい形でスタートできる
・決算や確定申告が楽になる
・数字に慣れる

最も大きなメリットは、「数字に慣れる」でしょう。
数字が苦手、数字がわからないという方は、自分の数字で勉強するのが最も効果的だからです。

上場企業の決算書を見ても、数字には慣れません。
自分が使った、生きた数字を見なければ身にならないのです。

事業をやっていない方は、家計簿をつけることで同様の効果があります。

私が渋々経理をやっている理由

こういう記事を書くと、「税理士だから」と思われるかもしれませんが、税理士の道に進む前から、経理(当時は家計簿)をやっていました。

しかも渋々です。
今でも渋々やっています。

やらなくていいのならやりません。

ただ、こういう理由から渋々経理をやっています。

・毎日、毎月やっておかないと、年に1回、決算や確定申告で苦しむから

規模が小さくても、レシートを1年ためると結構な量になります。
それをまとめてやると苦痛で、それに比べると日々やった方が楽です。
【関連記事】さらば、2014年のレシート。フリーランスは2015年こそ経理を日々やってみましょう。 | EX-IT
リンク

・数字を見ておかないと、今後どうすればいいか不安だから

自分の数字を見れば、「もうちょっとがんばらないとやばい・・・」「お金を使いすぎた」と反省します。
そうやって反省しないと、不安でたまりません。
気づくとお金が減っている・・という状態になれば、あわてて働かなければいけないでしょう。

働き過ぎにも注意です。
必要以上に売上を上げていることも、経理をやらないと気づきません。

忙しくても利益が残っていない、忙しくてもお金が増えていないなんてことも経理をやってこそ気づくものです。
「忙しい」「一生懸命やっている」といった自己評価は、たいていずれています。

経理をやったって1円にもなりませんが、今後の行動指針になるという価値はお金にかえられないくらい貴重なものです。
数字のセンスや強い精神力があれば、自分の数字を見なくても決められるかもしれませんが、私はそうではないので数字を見て自分に渇を入れています。

・ネタになるから

こうやってブログ記事のネタにすることもできるので、渋々やっていても損はありません。
世の中少数派にこそ、利益があることが多いです。
経理をきちんとやるというのも、間違いなく少数派ですので、やっておくとネタになります。

 

というわけで、今日はアポを入れず、粛々と反省の日です。
10月はパン屋行きすぎで、食費が増えすぎました・・。

 

 





【編集後記】

昨日は早朝からチームメイトと青梅の山をラン。
なんどかいったことがあるコースです。
山ランはいい練習になります。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

西武立川駅
チームメイトと青梅ラン

【1日1節】
時間術の本を1日1節書く。12月22日完了予定。
33/84(+1)

【11/8までに200km】
152km(+12)

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