セミナーは「値下げして!」と言われない理由

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値下げはつらく、心にもダメージがあります。
そんな値下げをされない工夫についてまとめてみました。EX IT
※福岡でのセミナーにて GoPro HERO5 BLACKで撮影

値下げのデメリット

独立すると、楽しいこともあれば、つらいこともあります。
つらいことの1つは、値下げ。

「もうちょっとなんとかならない?」
「高いよー」
「○円だったらいいよ」
と、値下げされてしまうのです。

値段はそのままで仕事内容が増えるという、実質的な値下げもあるので気をつけなければいけません。

もちろん断ればいいのですが、そうはいえない状況もあります。
値下げがあると、売上が減るだけではなく、自分の価値を下げられたと感じることもあるでしょう。
値下げにより無理が生じ、時間に追われてしまうこともあります。

売る側は最初から値下げを考えて値付けし、買う側は値下げをひとまず言ってみるというのも、あるべき姿ではないでしょう。
値下げをいわない人が損をしてしまいますし、言ったもんがちというのは好きではありません。

デメリットが多い、値下げ。
値下げされないような工夫も必要です。

セミナーが値下げされない理由

これまでセミナーを205回開催しています。
そのセミナーは、値下げされたことはありません。

なぜなら、
・値段が決まっている
からです。

個別に見積もったり、その場で交渉したりすることもありません。
「セミナーに出たいんだけど、もうちょっと下げてくませんか」
「○円だったらいくんだけどな」
と言われることはないのです。
参加するかしないか、つまり買うか買わないかという選択しかありません。

値段で断られたらそれまでです。
無料セミナーをやれば、来ていただけるわけでもなく、安いから来ていただけるわけではありません。

セミナーが値下げされない理由。

ここに値下げをされないヒントがあります。

値下げされないようにする工夫

セミナーは値段を決めて、事前に告知するものです。
(当日入金のセミナーもありますが、開催側としてはおすすめしません)

・値段を決める
・事前に告知する
つまり、メニューだから、値下げがないのです。

値段がなく、告知(商品、サービスの説明)がなければ、買いようがありません。

もちろん、内容によって見積もらなければいけない、ケースによって仕事の難易度、量が変わることもあります。
だからこそ、値段を決めようがないという考えもあるでしょう。
ただ、それはセミナーだって同じです。

個々の事情は違いますし、セミナーの内容がぴったり合うとは限りません。
それでも値付けして事前に告知しなければいけないのです。
逆にいえば、5万円のセミナーでそれ以上の価値を得る可能性も高いといえます。
私がセミナーを開催しているのは、セミナーの時間だけではなくその後に及ぶ効果を提供するためです。
セミナーでの気づきを実践していけば、数年にわたってときには生涯にわたっての効果がありえます。

もしその効果に値段をつけるとしたらつけようがありません。それでも値段をつけなければいけないのです。

これは他のビジネスにもいえます。
値段とその内容を告知する、つまりメニューを作っておいたほうが、買っていただく可能性が高く、値下げされにくくなるのです。
私はすべてのサービスに値段をつけています。
提供するサービスに、時間単位で値段をつけるもの(相談、コンサルティングなど)を入れておくのもオススメです。

メニューがなければ、「他の人はもっと安くやってもらってるんじゃ」と思ってしまうことも値下げしたくなる理由でしょう。
家電量販店で値下げ交渉するのは、モノをどこで買っても原則として同じであり、ネットにも最安値が出ているからです。
安くなる可能性があるから値下げされますし、売る側は、それをよしとしています。

ひとりで仕事をしていて、値下げ交渉をよしとするならいいのですが、そうでないなら、メニューを作り、他と違うものを提供していきましょう。


【編集後記】

昨日は千葉の保田でのスイム、バイク練に参加。
自宅から2時間半(帰りは特急で2時間)。
海はまだ冷たく、痛いくらいでしたが、ひさしぶりに海を泳げ、いい練習になりました。
ついでにドローンも。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

保田でスイム、バイク練
保田でドローン
今の自宅から保田へ

【昨日の娘日記】

最近は指をしゃぶったり、指でなぞったり、手というよりも指の1つ1つを動かしている感じです。

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