家で作れない料理を提供するように、モノ・サービスを提供する

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食事に行ったとき、「あーこれは自分で作れないなぁ」と思うと、仕事でもそういうものを提供しなければと感じます。
そうしなければ買っていただけない時代だからです
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※お気に入りのお店にて DSC-RX100M3

家で作れない料理

料理をするのが好きなのでだいたい毎日料理をしています。
外で中途半端なものを食べるなら、手間が多少かかっても家で作って食べる主義です。

お店でおいしい料理が出てくると、「これ、作ってみよう」「どうやって作るんだろう?」を考えてしまいます。

どうしても真似できないような料理ももちろんあるわけです。
・食材
・調理方法
など、真似できないレベルのものはたくさんあります。

そういうとき、「自分もこういう仕事をしなきゃ」とつくづく思うのです。
昨日行ったお気に入りのお店もそうでした。
Farm to table Y (ファームトゥテーブル ワイ) – 恵比寿/フレンチ [食べログ]

ほたてをアイスクリーム仕立てにしたもの。
ソースは新タマネギ。立っているのはせんまい。
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新鮮なマッシュルームに卵黄、スモークした馬肉。
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ずるいのは、メニューがこのように素材だけ書かれているところです。
なにが出てくるかわかりませんし、ワクワクします。
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泡ソースだけでも真似ようと、こういうのを買ってみましたが、そうそう追いつけません。。

自分でもできることを代行する仕事

家で作れない料理は、そのお店に行って食べるしかありません。
一方、自分で家でも作れるなら、お店に行く必要もなく、お金を払わなくてもすみます。
多少の手間がかかっても、料理をする人にとっては、自分でできるなら自分でやった方が楽です。

もちろん、料理や買い物の手間を省くことに価値があり、そこにお金を払う意味はあります。

ただ、最近は調理器具も進化し、素材も手に入りやすくなっており、さらにはレシピの情報も豊富にあるため、自分でできる、家でも作れるというレベルも上がってきているのではないでしょうか。

モノやサービスの提供側としては、自分でもできることを代行することの価値が下がっていることを意識しなければいけません。
料理でも、このように素人でもいろいろできます。

自分でできること、書籍、ネット、他の人から得られるものなら、それを代行しても限界があります。

・自分でできない
・書籍やネットから得られない
・他の人から得られない
というもの、つまり「家で作れない料理」を出さなければいけません。

家で作れない料理を出すための工夫

家で作れない料理のようなサービスを提供するために、次のような点を工夫しています。

いい食材を仕入れる

料理で食材を仕入れるように、サービスでは、知識を仕入れます。
同じような知識、どこにでもあるような知識を仕入れていては違いを作れません。

いい食材を仕入れることが大事なように、いいインプットを心がけています。
他の人とは違う、他の人よりも深い、他の人よりも面白いインプットが必要です。

アイデアを磨く

料理はアイデアです。
組み合わせや味付けで、がらりと変わります。

提供するサービスも、アイデア次第で、違いを作れるはずです。
アイデアを生むために、視点を磨くようにしています。
ブログを毎日書くのも、その視点を磨くためです。
書いて書いて書き尽くすと、書くことがなくなります。
その先はアイデア、組み合わせや味付けを考えなければいけないのです。

知ってもらう

家で作れない料理を出していても、知ってもらえなければ、家から出てきてもらえません。
知ってもらう努力は必須です。

同様に、面白いサービス、違ったサービスを提供していても、知ってもらえないと利用してもらえません。
ネット、リアルともに、知ってもらう工夫が必要です。
知ってもらってこそ、「あ〜これは自分でできないなぁ」「これは自分に必要だな」と気づいてもらえます。
自分でできない、自分で気づかないことを提供してこそ価値を感じていただけるはずです。





【編集後記】

昨日は、ミシュラン1つ星のラーメン、Japanese Soba Noodles 蔦に行ってきました。
整理券のシステム、味など、記事にする予定です。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

Japanese Soba Noodles 蔦
ル・ジャルダン 朝食
品川区役所で届出

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