事業の経費にするには証拠が必要です。
プライベートなものと事業用のものを同時に買うとき、教科書通りに行けば証拠(レシート)をわけるべきですが、めんどくさいので一緒にしてもかまいません。
領収書はいらない
経費の証拠として、わざわざ領収書を出してもらう必要はありません。
大昔はレシートに、金額しか印字していないこともありましたが(今もたまにみかけます)、今はレシートに、日付、店名、内容まで細かく記載されています。
細かすぎて、逆にこわいくらいです(^^;)
経費の証拠としては十分でしょう。
「領収書をください」
↓
店員「お宛名はなんにしますか?」
↓
「○○株式会社でお願いします」
↓
店員「▼▼株式会社ですね」
↓
「いや、○○です。」
↓
店員「ここに書いてみてもらえますか?」
↓
・
・
・
といったやりとりは、ムダです。
※会社のルールで「領収書」が必要な場合、税理士が「領収書でないとダメ」というなら、領収書をもらうようにしてください(^^;)
プライベートと事業用を一緒に買ったときは
モノを買うときは、プライベートと事業のものを一緒に買うときもあります。
レジで、精算をあけてもらってもいいのですが、手間もかかりますし、混んでいるときは気が引けます。
こんなときは一緒に買ってしまって、余分な部分をペンで消せば大丈夫です。
今朝がそうでした。
ごみ処理券、レターパック、のど飴を買って、経費に落とすのは、ごみ処理券とレターパックだけです。
どさくさに紛れて、のど飴も落とすのもありでしょうが、私はやりません。
こうやって、のど飴をけして、合計金額を書いておけば大丈夫です。
家計と事業の会計を一緒に記録しているExcel(会計はExcelでやっています)には、わけて入力します。
zは、税理士事務所の経費という意味です。プライベートは無印、会社はcにしています。
プライベートは少額のものは内容を入れず科目で判断します。
レシートの金額>実際の経費額ならOK
レシートの金額<実際の経費額なら問題となります。
証拠の金額以上に経費にしているからです。
レシートの金額>実際の経費額なら、問題ありません。
※くれぐれも、会社のルール、顧問税理士にそった処理をしてください(^^;)
ただし、このレシートは保管しなければいけないですし、プライベートで使ったもの(今回はのど飴)の形跡はずっと残ります。
それが嫌な場合は、わけて買い物するか、精算しましょう。
私もこれを使うのは、年に数回です。
食品を買うときにスーパーで事業用のゴミ袋や消耗品を買うときも使います。
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チームメイトも4人エントリーしてくれました。
今年で4回目の参加。楽しみです!
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