AI・ロボットができる仕事を人は手放せるか。変なホテルのフロントは恐竜型ロボット。

  • URLをコピーしました!

「AI・ロボットが仕事を奪う」といわれていますが、もし、そういう仕事があるなら、先に手放しておくべきだと思うのです。
どっちみち奪われるなら。
IMG 3413
※変なホテル 舞浜東京ベイにて iPhone X

AI・ロボットが仕事を奪う

AIやロボットの進化により
・人間の仕事がなくなる
・ホワイトカラーのピンチ
・資格業はあやうい
などといわれています。

現実にそれは起こっており、今後さらに広がっていくのは間違いないでしょう。
特別なAIやロボットが出てこなくても、普通のITの進化により、仕事はなくなってきています。

会計ソフトが普及し、ネットバンクの連動もできるようになった今、税理士に依頼する必要性はさらに減りました。
一部では価格破壊も起こっているところです。

そんな危機的な状況の中、ロボットが人の代わりをしているところを体験してきました。

人がいない、変なホテルのフロント

「変なホテル」というホテルでは、恐竜型のロボットがフロントです。
もちろん、しゃべりますし、動きます。
IMG 3453

画面をタッチすると、
IMG 3415

名前を音声入力にするか手入力にするかを選べるので、音声入力にしてみました。
IMG 3416

フルネームで話す、「です」はつけないといったルールがあります。
IMG 3417

が、私の声ではなかなか認識せずに、他の名前「ヤ○○ ア○ミ」が出ることも。。
同日の宿泊者から検索しているはずです。

妻に変わってもらうと、あっさり認識しました。
滑舌なのか、低い声に反応しないのか。。
IMG 3421

情報が表示され、確認した後、署名します。
IMG 3422

これでチェックイン完了です。
この間、人間は見ていません。
(チェックインのトラブルがあり、一度だけ見ました)
人を見ずにチェックインを済ませるというのも、面白い体験でした。
IMG 3423

隣りにある端末で、ルームキー(カード)を受け取ります。
枚数を指定できるのが便利でした。
IMG 3425

利用した感想としては、人がホテルのフロントである必要性はないなというものです。
たしかに、丁寧な対応、臨機応変な対応はないでしょうが、通常ならそういったものは求めず、スピーディーに手続きが終わったほうがありがたく感じます。
感じ方は人にもよるのでしょうが、ロボットだと過度な期待感をいただかないため、利用側も心穏やかです。
人がやるかどうかは、フロントも含めてサービスと考えるかどうか、ホテルのグレードにもよるでしょう。

フロントをあとにして、部屋へ。
掃除機ロボットが置いてあります。
IMG 3447

部屋には、音声認識のロボット、タピアがいました。
IMG 3428

電気をオン・オフ、テレビをオン・オフ、音量調整、エアコンの調整、天気、ニュースなどといったコマンドがあります。
GoogleHome、AmazonEchoと比べると、音声認識はいまいちという印象です。
スリープモードになると、タッチにしに行かなければいけないのも不便でした。
IMG 3435

一晩明けて、チェックアウト。
わくわくしていましたが、この端末にルームキーを入れるだけです。
IMG 3450

「ご利用ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております。」と深々としたおじぎはありました。
EX IT

AI・ロボットができる仕事を手放せるか

ホテルのフロントをロボットがやる時代はもう来ています。

AIにしろロボットにしろ、それなりにコストがかかるでしょうから、すぐにとってかわるというわけではないでしょう。
しかし、「外でネットするなんてお金がかかる」といった時代もあったころから考えると、予想以上に早くどこでもネットをできる環境は整っています。
AI・ロボットのコストの問題も直に解消されるのではないでしょうか。
恐竜型のロボットのように目に見える形ではなく、RPA(Robotic Process Automation)というソフトウェア上のロボットも導入されています。

なんでもかんでもAIというわけではなく、今回の恐竜ロボットのフロントは、自律して動くという意味ではAIとはいえません。
AIでなくても、これまでのテクノロジーの進化によって、人が必要なくなることもあるわけです。

大きな課題は、人が仕事を手放せるかでしょう。
AI・ロボットでもできる仕事を、いざ人が手放せるかどうか。
「ホテルのフロントはやっぱり人がやらなきゃ」
「なにかあったら困るから人がやる」
「ロボットなんて信用できない」
と仕事に固執していると、手遅れになる可能性もあります。
その手放すタイミングが遅れると、「AI・ロボットに仕事が奪われる」という状態になるのではないでしょうか。

AI・ロボットを導入するかどうかにかからず、人がやらなくてもいい仕事なら率先して手放していきましょう。
私はすでに手放している仕事がいくつかあります。

「AI・ロボットに仕事を奪われる」という受け身よりも、
「仕事を手放してAI・ロボットに仕事を任せる」
「AI・ロボットができる仕事ならやらない」
といった攻めの姿勢でいたいものです。

 


【編集後記】

昨日はディズニーシーへ。
平日でもそれなりの混みようでした。
(土日はもっと混むのかもしれませんが)

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

ディズニーシー
スマホで入園

【昨日の娘日記】

ディズニーシーでは、ピクサーのショー、船に世論でいました。
これまでは嫌がっていたカチューシャも気に入っているようで。
電池で光るミニー型のペンダントも買ってみました。

  • URLをコピーしました!