愛用しているSHUREの新型イヤホン、AONIC FREE は驚くべき完成度でした。
※AONIC FREE by Sony α7S +E30mmF3.5
SHUREの信頼性と不安
SHUREというメーカーのイヤホンは、2008年から13年ほど愛用しています。
・e2C
・SE102
・SE535
・SE215 Special Edition
・SE535 Special Edition
・SE112GR
・SE425
・SE535 Special Edition
と。
SE535は最も高いのに落としてしまいました……。
書い直しています。
高いのに限って落としたり壊したり壊れたりする人生です……。
今使っているのは、SE535。
SHUREのBT2という、イヤホンをワイヤレス化するアイテムと一緒に使っています。
SHUREのイヤホン、信頼しているのですが、1つだけ不安なところがあります。
それはワイヤレス。
ケーブルでつなぐイヤホンがメインで、音と遮音性に優れているのがSHUREの特徴です。
ただ、これまでワイヤレス製品、特に最初に出すものはそれほどよくありませんでした。
今使っているBT2はいいのですが、その前のBT1は、音質がかなり落ちます。
完全ワイヤレスイヤホン(ただし、耳にかけるタイプ)にするRMCE-TW1は、ちょっと厳しい出来で、返品したくらいです。
(開封後なので半額返金)
これら、そして今使っているBT2は、ケーブルありのイヤホンを取り外してワイヤレスにするもの。
私が今使っているSE535も最初はケーブルありでした。
そして、今回、一体型の完全ワイヤレスイヤホンが発売されることに。
躊躇したのは事実です。
SE535とBT2で満足していましたし。
ただ、発表の後、黒(ブラファイトグレイ)に加えて赤(クリムゾンレッド)も発売されることになったのです。
……注文しました。
赤は私の色なので。
もちろん、気に入った色であっても性能がよくなければ意味がありませんが。
そして届いたイヤホン、期待と不安でつけてみたところ、すばらしい出来でした。
躊躇してごめん、SHURE。
というわけでレビューします。
ノイズキャンセリングイヤホンにないSHUREの遮音性
イヤホンと言えば、ノイズキャンセリングイヤホンが主流です。
デジタル処理で周りの音を消すノイズキャンセリングイヤホン。
SHUREは、ノイズキャンセリングイヤホンではありません。
代々こういった形状で、耳に入れる、カナル型イヤホンといわれるものです。
もちろん、この部分だけではなく、技術的に音を遮ってくれ、その遮音性は、ノイズキャンセリングイヤホンを超えます。
ノイズキャンセリングイヤホンも使っており、今持っているのは、AirPods Proです。
このAirPods Proだと、飛行機や電車のノイズは消えますが、人の声やアナウンスはいまいち消えません。
私の感覚では。
SHUREだと、それらも消えるのです。
私の場合、人の声やアナウンスを消したいのでSHUREを使っています。
電車のアナウンス、多すぎますし……。
音量大きすぎることもありますし。
AirPods Proは、完全ワイヤレスイヤホンならではの手軽さで持ち歩いています。
歩いているときにも使いやすく、外音取り込みもできますので。
ケースで充電できるのも楽です。
SHUREだと、今までは、「完全」ワイヤレスイヤホンではなく、ケーブルがありました。
しくみ上、外音取り込みもできません。
(歩くときは、音量を下げています。)
AONIC FREEは、完全ワイヤレスイヤホンになり、外音取り込みもできるようなりました。
遮音性や音質はそのままに。
AONIC FREE(2.5万円)は、SE535(5万円)+BT2(2万円)と比べても音は遜色ありません。
むしろいいような。
私の感覚では。
最新のイヤホン、ワイヤレスに最適されているのかもしれません。
AirPods Proと比較しつつ、その完成度をまとめてみました。
SHURE AONIC FREEの完成度
SHURE AONIC FREE とApple AirPods Proを比較するとこうなります。
AONIC FREE | AirPods Pro | |
値段 | 23,600円 | 30,580円 |
大きさ | 大きい | 小さい |
ケース | 大きい | 小さい |
充電 | USB-C | Lightning |
色 | 黒、赤 | 白 |
遮音性 | ◎ | ○ |
音 | ◎ | ○ |
ノイズキャンセリング | なし | あり |
外音取り込み | ○ | ◎ |
アプリ | あり | なし |
再生時間 | 21時間 | 24時間 |
AONIC FREEのほうが安く、 遮音性が高く、音がいいという評価です。
ただ、本体もケースも大きいのがネック。
AONIC FREEとAirPods Proを比べるとこれくらい違います。
音のよさ(アンプ)と思えば、許容範囲ですが。
AONIC FREEのケースもポケットになんとか入ります。
直感的に左右がわかりにくいのもネックです。
慣れるのでしょうけど。
つけてみたところ。
寝ている娘にも。
ちょっと大きいのですが、さすがに。
イヤーピース(耳に入れる部分)が3種類(大中小)ついています。
私は、いつも小です。
AirPods Proほどの安定感はありませんが、落ちる感じはしません。
個人的には、USB-Cで充電できるのがうれしいです。
スマホはiPhoneではなく、Lightningを使うものがほぼないので(iMacのキーボード、トラックバッドがLightning)。
USB-Cケーブルは持ち歩いているので、AONIC FREEの充電もできます。
外音取り込みは、AirPodsの場合、ノイズキャンセリングを弱めて取り込むイメージで、AONIC FREEは、デジタル処理で外の音を取り込むイメージです。
そのせいか、風が強いとき、ビルのそばだと、風の音が大きくなります。
また、耳栓のようなものなので、音を小さくしないと、音を取り込めません。
AONIC FREE、値段もおさえめで、はじめのSHUREにもおすすめです。
SHURE AONIC FREE
■編集後記
昨日は、書籍執筆を中心に。
スマホが壊れたのでその修理依頼も……。
5月に予約した劇団四季、ようやくその日。
想像以上のクオリティでした。
また行こうかと。
■1日1新→Kindle『1日1新』 ・Instagram『1日1新』
劇団四季『アナと雪の女王』
CULA CAFE
■娘(4歳8ヶ月)日記→Kindle『娘日記』
楽しみにしていた劇団四季『アナと雪の女王』。
アナ雪のワンピースを着て。
ちょっと長かったかもしれませんが、十分楽しんでいました。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
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