セミナーに参加したときは、メモを3つにわけています。
ネタ、メモ、タスクです。
※セミナー後にカフェにて DSC-RX100M3
セミナーに参加する目的
セミナーに参加する目的は、自分の学びです。
それなりのお金と時間がかかるものですので、その投資をできるかぎり回収したい、セミナー参加のリターンを最大化したいと思っています。
投資回収の意識がなければ、セミナーにガンガン参加しても、学びにつながりません。
もちろん、何も得られないセミナーもあるかもしれませんが、セミナーの内容自体だけではなく、そのときに自分が思いついたこと、ひらめいたことは学びになります。
私は、どんなセミナーでも、何か思いついたり、ひらめいたりしますので、それなりに元をとっているつもりです。
「自分でセミナーをやっているかどうか」によっても得られる学びは異なります。
自分でやっていれば、
・話し方
・運営方法
・資料
・スライド
・伝え方
などから無数に学べるのでお得です。
また、アウトプット先、つまりブログやメルマガ、書籍を持っていると、思いつきやひらめきの幅は広がります。
ネタ、メモ、タスク
セミナー参加のリターンを最大化するために、セミナー参加時に次の3つのことやっています。
1 配付資料は捨てる
いただいた配付資料は捨てます。
むかーしは、スキャンしていたのですが、スキャンしてもみないからです。
紙のままとっておいても、ほとんど見返しません。
そのかわり、配付資料で、気になった点はメモしています。
2 3つのメモをとる
セミナー中には3つのメモをとっています。
セミナー中にはPCを使えない場合も多いですし、ささっと走り書きした方がいい場合も多いので、手書きです。
iPadPro+iPad pencilの使い勝手が抜群なので、最近はiPadに手書きしています。
使っているアプリは、Penultimate。
書き味がよく、Evetnoteとも同期します。
iPadだと、ネットで調べモノもしやすいです。
1つめのメモは、真ん中の「メモ」。
文字通り、スライド、配付資料、講師の言葉などをメモしています。
左側には、「ネタ」。
ブログネタやメルマガネタ、書籍ネタをここに書いています。
右側には、「タスク」
セミナー中に思いついた「タスク」、セミナーに参加してやろうと思ったことを書きます。
セミナーの内容から得られるメモが少なくても、「ネタ」や「タスク」を得ることができる場合も多いです。
もちろん、セミナーから得られるメモが多い方がいいのですが、トータルで元がとれればいいと思っています。
3 セミナー後に復習する
3つのメモは、セミナー後に必ず復習します。
当日又は翌日にやるルールです。
そのタイミングでやらないと忘れてしまうからです。
PCのEvernoteに入力して、まとめれば、復習にも思考の整理にもなります。
セミナーで学んだことをそのまま出さない
上記の「ネタ」と「メモ」の違いは、そのままアウトプットできるかどうかです。
「ネタ」は
・自分がやっていること
・自分ができていること
・自分が知っていること
なので、すぐにアウトプットできます。
セミナーという刺激で、これらのネタが浮かんでくるのです。
「メモ」は、
・セミナーでなるほどと思ったことかつ、自分がまだやっていない、できていないこと
・自分が知らなかったこと
です。
この「メモ」はそのままアウトプットできません。
セミナーレポートとして、アウトプットすることはできますが、私はやらない主義です。
あたかも自分が知っている風にアウトプットすることもできません。
それではぱくりです。
セミナーで得たこの「メモ」は、講師との差なのです。
自分なりに消化して、自分の「ネタ」にしてからアウトプットすればいいと思っています。
これはセミナーだけではなく、読書も同じです。
学んだことをそのままアウトプットすると、講師や著者との差は広がるばかりですので、自分でしっかりと飲み込み自分のものにしなければいけません。
私自身も、セミナーをやり、本を書いたり、ブログを書いたりしているわけですが、こちら側としても同じ気持ちです。
「なるほど〜」と思ったことを書いていただいたり、シェアしてもらったりしてもらうのはうれしいのですが、複雑でもあります。
「学んだことをすぐに書くことで記憶に残る」という効果もあるのですが、いったん飲み込んで実践してから「自分の言葉」でアウトプットした方が効果的です。
今回のセミナーのメモを飲み込み、タスクを実践するのはこれからなので、「セミナーメモの効果的な取り方」というネタだけ書いておきました。
昨日の午後は、WordPressブログ入門セミナーを開催。
今月から新しい場所での開催です。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
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