消費税アップ(5%→8%)まで1ヶ月、3月中に買っても意味がないもの、買っておくべきものリスト

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あと1ヶ月、4月1日から消費税が5%から8%になります。
法律上、3月に買っておいた方がいいもの、買っても意味がないものをそれぞれまとめました。
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4月1日以降に買ったもの、サービスを受けたものから消費税8%になる

原則的には、4月1日以降に買ったモノ。サービスを受けたものから消費税が8%になります。

「買った」といっても、モノを注文した時点なのか、支払が完了した時点なのか、それともモノが届いた時点なのか、非常に迷うところです。
政策的な意味(?)や混乱を避ける意味で、特例として、5%のままでいいものもあります。

現時点で、判断できるものをまとめてみました。

 

 

焦って3月中に買っても意味がないもの

次のようなものは焦って買っても意味がありません。

 

4月以降に発送されるモノ

Amazonや楽天などネットショッピングでは、発送時点で判断されます。
(店舗により異なる可能性があります)

たとえば、今注文しても、発送が4月1日以降だと、消費税は8%なのです。
発売日が4月1日以降だと、すでに消費税8%の表記があります。

 

4月以降に泊まるホテル

ホテルの場合、今、予約しても、泊まるのが4月1日以降なら、消費税は8%になります。
3/31から4/1にかけて利用した場合は、サービスの提供が終わるのが4月1日以降なので、8%です。

 

4月以降に利用する食券、コーヒー券

食券やコーヒー券は、今買って4月以降に使ったら、消費税は8%なので、差額を支払わなければいけません。
ただ、店側がそれをやるかどうかは、それぞれの判断です。
混乱を避けるため、しばらくは、価格据え置きにするケースも多いでしょう。

 

4月以降に利用するエステ代

エステサロンにまとめて支払った場合、そのコースを消化するのが4/1以降なら、消費税は8%になります。
これも、差額を請求されるかどうかは、店によるでしょう。

 

4月以降に利用するサーバー代金

年間でサーバーを契約している場合、4月以降は、消費税8%です。
私が利用しているさくらインターネットも、そのような取り扱いとなっています。

 

4月分以降の家賃(オフィス)

オフィスの家賃も、4月分からは原則として消費税8%です。

なお、住宅としての家賃は、そもそも消費税がかかっていません。

 

切手、レターパック、はがき

4月以降に発送するならば、消費税8%で追加料金がかかります。50円切手だったら2円切手が追加で必要です。

 

価格が変動するもの

食材、調味料、電化製品などは、価格が変動します。
こういったものは、4月以降かえって、本体価格が下がる可能性も多いです。
あせってかわないようにしましょう。

また、中古市場があるものも同様です。
中古の価格は大きく変動することが多く、焦って買わなくてもいいでしょう。
4月以降に、モノが売れなくて、大幅に値下げされる可能性も高いです。

 

4月以降に受け取るクリーニング

クリーニングは、仕上がった時点でサービスが完了するものです。
3月に預けて、4月に仕上がった場合は、消費税が8%となります。
あらかじめ、仕上がり時期を見越して、8%で支払うケースもあるでしょう。
これも店側の判断が難しいでしょうね。

 

4月以降のセミナー料金

3月に告知して、4月に行うセミナーは、消費税8%です。
ただ、セミナー側としては明確に8%とするか難しいところです。

 

4月以降のセミナー会場の予約

セミナー会場の予約を今やって、4月以降に利用するなら消費税8%です。

 

4月以降のコンサル料金

コンサルも4月に受けるならば、今払っても消費税8%です。

 

4月以降に買う住宅

マンションや一戸建てを買う場合、引き渡しの時点で判断します。
今、契約して引き渡しが3月中ならば、消費税5%ですが、それ以降なら8%です。
4月以降は、住宅ローン控除が拡大されたり、すまい給付金が支給されたりすることに加え、価格が落ちることも考えられますので、かえって有利な場合もあるでしょう。

 

個人から買うもの

個人的に買うもの、オークションやAmazonマーケットプレイスで買う場合は、そもそも消費税がかかっていません。
(個人として売る場合は消費税の対象ではないのです、事業として売る場合は消費税の対象となります)

 

海外旅行

海外旅行はそもそも消費税がかかっていません。
焦らなくてもいいでしょう。

 

Suicaチャージ

Suicaはチャージした時点では、預けただけですので、消費税は関係ありません。
あくまで使った時点で、消費税が発生します。
一気にチャージしても意味はありません。

 

 

3月に買っておいた方がいいもの

では、3月に買っておいた方がいいものはどういったものでしょうか。
(あくまで必要であることが前提です)

3月に買っておくと、4月以降に使う場合でも消費税が5%となるもの

消費税の法律の特例で、次のようなものは、3月に買って(支払って)おけば、4月以降に使っても5%となります。

・定期購読
・定期券
・新幹線等の回数券
・ディナーショー(クルーズはだめ)

・スポーツ観戦チケット
・交通費(宿泊、ツアーはダメ)
・ディズニーランドの年間パスポート
・リース契約(リースが必要がどうかは重々考慮を)
・映画
・コンサート
・美術館
・講座・通信教育

■関連記事
【消費税8%】定期券は3月までに買った方がいい?Suicaのチャージは?通勤手当は? | EX-IT

 

 

 

 

本体価格が変動しないもの(定価販売が守られているもの)

本体価格が変動しない、値引きがされないものは、消費税が5%から8%になると、消費税分支払が増えます。
こういったものは、必要なら買っておいても損はありません。
中古市場もあるものは価格が変動しますので、よく考えましょう。

・化粧品
・特定のブランド品
・PS4、WiiUなどのゲーム機本体(値下げがほとんどないもの。ソフトは変動が大きい)
・CD
・本

 

まとめ

消費税が5%から8%になると、本体価格の3%だけ支払額が増えます。
本体価格1万円なら300円、10万円なら3,000円です。
その影響額を考慮して、3月に買った方がいいもの、そうでないものを吟味しましょう。

あと1ヶ月ありますからね。

私の場合、
・定期券(ちょうど3月と9月が切替)
・旅費(トライアスロンのレース分でとれるもの)
くらいは、3月中に買っておこうと思っています。





【編集後記】

タスク管理ミスもあり、昨日はフル回転。
4時に起きて仕事開始→事務所経由でお客様宅へ行き、個人確定申告コンサル→原宿で仕事→執筆中の書籍の打ち合わせ→セミナー参加→引き続き書籍の打ち合わせ。
終了は23時過ぎ(^^;)
タスク管理ミスを反省するばかりです。。。

【1日1新】
※詳細は→「1日1新」

・明治神宮前の超辛いタイ料理屋
・お客様の新居

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