本を書く側として、速読をどう考えているかをまとめてみました。
本を読む際のヒントにしていただければと思います。
※著書 by Panasonic S1
「自分がすること」と「自分がしてほしいこと」を一致させる
私の生きる上での基本ルールは、
・自分がすること
・自分がしてほしいこと
を一致させるというものです。
自分がしてほしいことは、自分もするようにしています。
逆に、
・自分がしないこと
・自分がしてほしくないこと
も一致させています。
自分は嫌だけど、他人に対してはするということはしていません。
電話営業は嫌なので、自分もしないというように。
自分からはするけど、自分が嫌だというのもありかもしれませんが。
迷ったときにこの基本ルールがあると楽です。
今回のテーマは速読。
速く読む、効率よく読むということです。
私は世の中のあらゆる情報を速読しています。
小説や漫画など以外。
速読というと、
・ちゃんと読んでいない
・大事に読んでいない
・頭に残っていない
というイメージ、考え方もあります。
そう考えると、自分が本を書いた場合、自分の本が速読されるのはどう思うか。
私の考えは基本ルール通りです。
自分の本が速読
自分の本を速読、さくっと読んでいただいてもかまいません。
私自身は、本を速読していますので。
自分は速読しているけど、自分の本はじっくり読んでほしいというのは、私の基本ルールからすると、なしです。
速読しているからといって、
・ちゃんと読んでいない
・大事に読んでいない
・頭に残っていない
というわけではなく、隅々まで読んでいただき、それを記憶していただくために本を書いているわけではありません。
なんのために本を書いているのか
は、
なんのために本を読むのか
に通じるものです。
なんのために本を書いているのか。
知識やスキル、考え方をお伝えすることで、行動し、人生を変えていただきたいために書いています。
「やってみました!」
「独立しました!」
「効率化できました!」
などといった声を少なからずいただいており、それが本当にうれしいことなのです。
本の書き手としては、すべてがお役に立てるとは思っていません。
ただ、その中で、単語1つでも気になるものがあり、それを元に行動していただければと思っています。
じっくり読んでいただくのもうれしいことですが、本をどう読むかは本質ではなく、行動するかが本質です。
もちろん、行動するに値するものがあればですが。
だからこそ速読していただいてもかまいませんし、じっくり読んでいただいてもかまいません。
本棚においていただいてもかまいませんし、売って(捨てて)いただいてもかまわないのです。
行動していただければ、本という物体(Kindleならデータ)は、その役割を終えるものですから。
もちろん、持っておいていただけるのはうれしいことであり、行動していただければ、なおさらうれしいということです。
その「行動」が逆側でもかまいません。
私の本を読んで、「自分はこっちにいく!」と行動する指針にしていただけるのもうれしいことです。
私の書くことがすべてではありませんし、正しいわけではありません。
なんらかの行動につなげていただければと思っています。
本の書き手(著者)には、
・本を手元においてほしい
・じっくり、繰り返し読んでほしい
などと思われる方もいらっしゃるでしょうが、「本を読んだ後に行動していただきたい」という思いはみな同じでしょう。
その思いをどう読むか。
本を読む理由について改めてまとめてみます。
本を読む理由
私が本を書く理由も、本を読む理由も「行動」です。
行動とは、
・自分のアウトプットにつなげる
ということ。
アウトプットとは、
・仕事
・発信
そして、
・生きること
です。
この行動=アウトプットにつながるもの、つながる可能性があるものをインプットしています。
それが私の考える読書です。
だからこそ、本に書き込みもしませんし、付箋もつかいません、本の内容、フレーズをメモすることもしませんし、書評も書きません。
本の内容も覚えていませんし、見落としていることもあるでしょう。
ただ、その一方で、「本を読んで行動した」という結果はやまほどあるのです。
とはいえ、どんな本も行動につなげられるというわけではないでしょう。
じっくり読んだほうが、行動に繋げられるヒントを得られるという考えもあります。
行動につなげられるかどうかは、確率論。
本を読むまで、自分の行動につなげられるかどうかはわかりません。
だからこそ、本を読むスピードを上げ、つまり速読して多くの本にふれるようにしています。
速く読む、じっくり読むというのは、どちらでもよく、行動につなげられれば問題ありません。
著者の思いを受け止め、行動することを読書の目的にするといいのではないかなと思います。
■編集後記
昨日は、税理士業、Zoom打ち合わせ。
セミナー(速読、インポート、ブランディング)準備など。
■1日1新→Kindle『1日1新』 ・Instagram『1日1新』
無印のカオマンガイソース
■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
夜は、マイティー・ソーバトルロイヤルからインフィニティー・ウォーを。
夢中で見ていました。
21時までというルールなので、途中まで。
その後、ピアノの練習を毎日やってから寝ています。
毎日、すごいなぁと。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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