8万円のSurface Go 3レビュー。パソコンにいくら投資すればいいか

2021年10月15日

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8万円のパソコンは、どうなのか。
Surface Go 3を取り上げてみます。

※Surface Go 3　by　SIGMA fp 24-105mmF4

1 安い・軽いSurface Go 3
2 インテル Pentium 6500Y・メモリ4GBの使い勝手
3 8万円のSurface Go 3をおすすめできるケース

安い・軽いSurface Go 3

パソコンを買うときに、安さ・軽さは魅力です。
Surface Go 3は、8.2万円で789g。
Officeもついています。
安くて軽いです。

10.5インチのSurface Go 3。
13.3インチのMacBook Airと比べると一回り小さいです。

キーボード兼カバーは、色を選べます。
別売りです。
本体のみだと65,780円、キーボード兼カバーが17,000円、合計8.2万円。
789g という重さも本体とキーボード兼カバー合わせてのものです。

分離してタブレットして使うこともできます。

スタンドは、自由に角度を調整できるので、使いやすいです。

タッチ操作、ペン操作ができ、書き味もいいです。
（ペンは別売り）

こういったタブレットに共通する注意点として、
・膝の上では使いにくい（本体が外れて落ちそう）
・あくまでWindowsなので、iPad（iOS）やAndroidタブレットよりは使い勝手は劣る
というものがあります。

ただ、安くて軽くて使いやすいSurface Go 3。
肝心の性能はどうか。

インテル Pentium 6500Y・メモリ4GBの使い勝手

Surface Go 3の性能は、次のとおりです。
私が持っているWindowsパソコンと比較してみました。

値段の差はかなりあります。
この値段分の差があるかどうか。
VAIOはちょっと高めなので、22万円分の性能差は感じません。
ただ、性能はあきらかに違います。
12万円分くらいは。

Surface Go 3は、アプリの立ち上げや終了に時間がかかります。
よっこらせという感じで。
複数のアプリを使うとなるとなおさらです。

この差は何からくるものか。
主に、CPUの差と考えられます。
Surface Go 3のCPU Pentium 6500Yは、Core i5、i7と比べると、性能は低いタイプです。
メモリ4GBと、通常の8GB・16GBよりも少ないのも気になりますが、CPUの影響が大きいかと。

どのくらい違うかは、こちらの動画をご覧いただければ。

パソコンに8万円という投資は、どうか。
仕事用に使うなら、ちょっと足りないでしょうね。

8万円のSurface Go 3をおすすめできるケース

8万円のSurface Go 3。

おすすめできるのは、
・毎日仕事に使うわけではない
・Windowsパソコンが必要
・安さ、軽さ重視
というケースです。

なお、Surface Go 3は、Windows11のSモードというものが入っています。
Sモードとは、Microsoftストアにあるアプリだけ使えるバージョン。
セキュリティ、速度を保つためです。
それ以外のソフトも使いたい場合は、そのSモードを解除して通常のWindows11として使えます。
（Sモードを解除すると元には戻せません）

仕事に使わず、安い、軽いというなら、iPadもおすすめです。
最小のiPad mini 8.3インチと最大のiPad Pro 12.9インチの比較・使いどころ
 iPad Air 10.9インチのコスパのよさ。大きさがOKなら買い！

最も安いiPad（第9世代）なら4万円ほど。
iPad Airでも7万円弱です。
（キーボードが必要なら別途ですが）
それでいて速いので。

そして、Windowsパソコンを仕事に使うなら、8万円だと足りないということです。
私が考えるに15万円は必要かと。
機種によりますが。

Surface Pro 8は、15万円ほどです。
CPUは、Core i5、メモリは8GBで。
性能的にはおすすめです。
（膝の上問題は残りますが）

MacだったらMacBook Airが11.5万円で、めちゃくちゃ速いです。
ただ、Windowsソフトを使えないというデメリットもあります。
（タッチ操作、ペン操作はできません）
MacBook Airと30万円のパソコンを比較した動画も撮りました。