身の丈経営が意外と難しい理由とその対策

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身の丈経営。
必要なだけ稼いでいくというのは意外と難しい部分があります。
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※身の丈経営をしているバーの前にて iPhone 7 Plus

身の丈経営

池袋のオーガニックバー『たまにはTsukiでも眺めましょ』は、週休3日(土日月休み)、ランチなし、店主ひとりのお店です。

『減速して自由に生きる』という本も出しているとおり、身の丈経営を続けてらしゃいます。

ここに行くと、同じような考え、方向性の方に出会えるのも楽しみです。
先日も、仕事を辞めてこれから独立しようとする方に会え、「身の丈経営をしたい」とおっしゃっていました。

右肩上がり、拡大を目指していくには限界もあり、違和感をもつ方も増えています。
私自身も拡大を捨て、ひとりで身の丈経営です。

ただ、この身の丈経営、意外と難しい部分があります。
私自身も苦労しました。

身の丈経営が難しい理由

身の丈経営が難しい理由は3つあります。
最初は身の丈経営を目指していても、いつの間にか拡大してしまっているということはよくあることなのです。

1 周りは身の丈ではない

この記事を読んでくださる方は、身の丈経営や時間とお金のバランスをとるということに興味を持ってらっしゃるかと思います。
ただ、世の中、拡大志向が大多数です。

売上○○円を目指しましょう!
稼ぎましょう!
一気に稼いで自由を手に入れましょう!

という流れであり、だからこそ長時間労働が問題となっています。

そんな中少数派の身の丈を目指すのは難しい場合もあるでしょう。
身の丈を目指す中、自分は、ダメなんじゃないか、やっぱり拡大しなきゃいけないんじゃないか、人を雇ったほうたいいんじゃないか、と不安になりがちです。

2 身の丈を維持するのが難しい

身の丈を実現しても、それを維持するのが難しいことがあります。
紹介されたり、依頼があったり、仕事は増えてしまうのです。
一定以上の仕事があると、加速度的に増えていきます。

3 身の丈すぎると苦しくなる

身の丈をぎりぎり狙っていくと、お金の総量は減ります。
不安で必要な投資ができなかったり、食べていくお金がギリギリだったり。
身の丈をどこのラインに設定するかは難しいものです。

仕事が1つなくなった場合のリスクも大きくなります。

身の丈経営をするために必要なこと

身の丈経営をするには、次のようなことを意識してきましょう。l

規模以外で勝負する

周りと比べるなら、規模以外で勝負しましょう。
・時間あたりの利益
・新しいことへの挑戦
・自由度
・好きなことをやる
・おもしろいことをやる
など、規模以外で勝負できることはやまほどあります。

私自身も、「仕事の件数=契約件数が少ない」といわれることはありますが、気にしていません。
別にそこで勝負していないからです。

お金を細かく管理する

事業にどれくらい、食べていくのにどのくらいのお金が必要か。
お金の管理は絶対的に必要です。

・売上の管理
だけではなく、
・経費、固定費の管理
・利益の管理
も欠かせません。

日々経理をし、数字を見ているからこそ身の丈経営ができます。
ざっくりと管理していると、身の丈をこえても気づきませんし、身の丈未満の危機にも気づきません。

時間を管理する

仕事が増えると時間がなくなります。
その「時間がなくなる」ことを管理しておかないと、身の丈経営はできなくなります。

時間をめいっぱい使って、身の丈経営をしていたらリスクは大きく、身動きもとれません。
オススメなのは、時間を制限すること。
限られた時間で身の丈経営をし、残りの時間は自由に使いつつ、将来への仕込みをしておくくらいでないと身の丈経営は難しくなります。

シンプルに管理するなら、カレンダー。
カレンダーが埋まっていたら要注意です。
空白を作ってきましょう。


【編集後記】

昨日はトライアスロンのチームメイトとバイク練。
青梅近くに集合して、峠を中心に練習しました。
走行距離60km。本番はこの3倍です・・。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

チームメイトとはじめていくコースでトライアスロンバイク練
京都祇園佐々木のわらび餅
お台場 シン・デコ・マヨ

【昨日の娘日記】
最近、寝っ転がって踊っている(?)ときが多くなりました。
機嫌がいいときは。
その様子がまた可愛いです。

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