タスク管理がうまくいかないなら、腹4分目で考えよう

2016年1月25日

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タスク管理をやろうとしてもうまくいかなかった,うまくいかない方はタスクを詰めすぎの可能性が高いです。
思いきって腹4分目で考えましょう。
ツール、ソフトに関係なく必要なことです。

※自宅のベランダにて　朝5時頃　DSC-RX100M3

1 タスク管理がうまくいかない3大要因
2 タスク管理は腹4分目にする
3 タスク管理はトレーニング

タスク管理がうまくいかない3大要因

タスク管理（時間管理）とは、自分がやるべき・やりたいことを実現するためのものです。

このタスク管理がうまくいかない理由には次の3つがあります。

1　わりこまれる

タスクを計画して、いざやろうと思っても、いろんなわりこみがあります。

・急な仕事（予定）が入る
・電話やメールが来る
・自分で自分にわりこむ（集中力がとぎれる、ねむくなる、やる気がないなど）

こういったわりこみが続くと、「タスク管理してもしかたがない」と思ってしまいます。

2　おわらない

タスクを計画して取り組んだとしても、やってもやっても仕事が終わらないことも多いです。

・あれもやりたいこれもやりたい
・あれもやらなきゃこれもやらなきゃ
・1日30時間欲しい・・
と計画しても終わらないので、「タスク管理してもしかたがない」と思ってしまいます。

3　つかれる

タスク管理をしていても効果がないので、そのタスク管理自体がつらくなります。
やってもやっても終わらないし、やるべきことは次から次に出てくる。
細かく管理することで疲れてしまい、「タスク管理してもしかたがない」と思ってしまいます。

タスク管理は腹4分目にする

わりこまれる、おわらない、つかれるをクリアするために、タスク管理は腹4分目にすることをおすすめします。

わりこみはどうしても避けられません。
それならば、腹4分目くらいで仕事が終わるように最初から計画すべきです。
腹4分目というと、9時から17時に仕事をするなら、8時間のうち、3時間ちょっとしか実質的には仕事はできません。

「もっとできるはず」と思うかもしれませんが、そのくらいしかできないと考えておくと気が楽ですし、その方が多少のわりこみが来てもなんとかなります。
腹10分目で計画しているからわりこみがストレスになるのです。
タスク管理がうまくなるまでは、その3時間ちょっとにできることだけをまず計画してみましょう。

・見積もりの甘さ（ほとんどの場合、仕事にかかる時間を少なめに見積もってしまう）
・突発的な仕事の多さ
があるので、最初から6割は手放して考えるべきです。

もちろん最終的には、10割をコントロールするのが理想ですが、まずは、4割だけをコントロールすることを目指しましょう。

仕事は増え続けますし、こだわればこだわるほど時間が必要となります。
今の仕事を圧縮しておかなければいけません。

タスク管理がうまくいかないのはそもそも仕事が多すぎるのです。
コンサルやセミナーで話を伺うと、仕事量が多すぎる事例をよく聞きます。
ITスキルがいくらあっても、多すぎる仕事量には太刀打ちできません。
腹4分目で計画すると、この仕事量を減らせます。
減らざるを得ないのです。
仕事を減らせば、「おわらない」もなくなります。

「わりこみ」が気にならなくなり（もちろん、わりこみを減らす工夫、戦いも必要です）、「おわらない」がなくなると、タスク管理に疲れなくなります。
疲れないものは続けられるのです。

タスク管理はトレーニング

タスク管理はトレーニングです。
日々、トレーニングし、徐々にうまくなっていきます。

そのときに、腹4分目という負荷をかけておけば、さらに効果は上がるのです。

腹4分目で仕事が終わるようになれば、新しい仕事もできますし、無駄な仕事も排除できます。
実は、これは、私がタスク管理を本格的に始めた数年前にやったことです。

収入を2倍に増やすことを考えたときに、そのままでは難しかったので、かける時間を腹4分目にしました。
収入を変えずにかける時間を約半分にすれば、それ以外の時間でまた収入を上げられると考えたからです。
（こっそりかくと収入はその当時より2倍になっています。去年はちょっと落ちましたが。。）

会社員でもフリーでも収入を上げるために時間を費やしていては限界があります。
時間を減らして、つまりタスク管理をうまくやって、なおかつ収入も増やそうと考えると、工夫しなければいけません。
それがタスク管理をよりうまくする秘訣です。
こう考えると、あんなことやこんなこと、あんな人やこんな人にかまってられなくなります。

腹8分目のタスクだとなんとかなりそうですが、腹4分目だと結構考えなければいけませんので、ぜひ目指していただければ。