独立後、土日をどうするかは悩みどころです。
休みたいと思いつつも仕事を進めたい気持ちもあるでしょう。
その「土日に仕事を進めたい気持ち」を解決する考え方についてまとめてみました。
※とある日曜日 by Leica M10
土日に仕事を進めたい
独立後は、土日に仕事をすることも、平日に休むことも自由です。
とはいえ土日に仕事をしやすいという場合も多いでしょう。
・土日は予定が入りにくい
・土日は周りが休みなので仕事をしやすい
そして
・土日に休むとなんとなくもやもやする
などいった理由から、土日に仕事が進むという考え方もあります。
仕事の流れを金曜日で止めて、土日休んで、また月曜日から始めるというのが落ち着かないというのは、私も以前はありました。
今は土日に仕事を進めたいという気持ちはなくもないのですが、土日は休むようにしています。
例外として
・個別コンサルティングの予約が入ったとき
・セミナーを自分で企画するとき
・毎日やること(整理、経理、メルマガ、ブログ)
は、ありますが、それ以外はやっていません。
週刊メルマガ『井ノ上陽一の雇われない雇わない生き方への道』も、火曜日発行で、土日にやりがちですが、日々に分散して、土日を使わないようにしました。
土日は休むというペースを守っています。
その理由は、休むなら土日のほうがペースをつかみやすいです。
土日という色分け
独立後、平日を休みにしたり、疲れたら休むということをやっていたりはしました。
ただし、なんだかんだ土日を休みにしたほうがペースは安定するので、今はそうしています。
家族も、土日は休みなので一緒に過ごせるからです。
もし家族の休みが平日であればそれに合わせたかもしれません。
また休みというのは2日あるからよいのではないかと思っています。
1日ではなく2日連続ということになると、休むのも難しいもの。
だからこそいいのです。
2日という時間があると考えると、いろんなことに使うことができます。
ただし、独立前・独立当初とは考え方を変えました。
独立前・独立当初は2日の休みがあると、1日は体を休めて1日は遊ぶと考えていた時期もありました。
そもそも「1日体を休める」ということをしなければいけないのがおかしな話かなと。
平日の疲れを1日で回復させることなどはできませんし、丸1日休まなきゃいけないということは、平日5日間の精神的な負荷や肉体的な負荷がありすぎるということにもなるでしょう。
今は平日もちょいちょい休みながら、疲れないようにしています。
疲れないのも仕事です。
私が仕事を頼む側で、その人が疲れ果てていたら嫌ですし。
(そして、意外とよくあります。そういうこと)
外出制限下での変化
そして平時であれば家族が土日休みなのではあるのですが、記事執筆現在の外出制限の中では、また事情が変わっています。
妻も在宅メイン、娘も保育園休みなので、平日も土日も一緒ではあるのですが、土日は妻も休みなので3人で出かけることもできるわけです。
だからこそ、今でも土日を休みにする意味はあります。
(冒頭の写真も3人でないと撮れません)
3月には、いち早く保育園自粛にし、日中は娘がいるので夜や土日に仕事をするというパターンもちょっと試してみましたが、すぐやめました。
日中もなんとなくダラダラ仕事をし、夜も仕事をし、土日もしていると結果的に長時間働くことになるからです。
土日をしっかり休むというのは、平日圧縮効果があり、結果的に仕事が進みます。
平日圧縮効果で仕事は進む
平日圧縮効果とは土日を休むことによって、週に5日しかないということから平日の効率が上がることです。
私の人生の結論ともう1つとしては、「時間があればあるほど仕事の効率は下がる」というもの。
ギュッと圧縮して、その中で仕事をしたほうが効率は間違いなく上がります。
トライアスロンに制限時間がなかったら延々と続けているでしょうし、人生に限りがなかったらもっとダラダラと過ごしていることでしょう。
同様に日々も圧縮して効率を上げたいものです。
時間帯の圧縮
さらには平日の時間帯も圧縮しています。
今は4時に起きて14時に終わるよう、朝やること=タスクを計画しています。
14時に終わるといっても10時間ありますので、働きすぎかもしれませんが、この中に掃除や料理や食事という時間も含めていますし、プライベートの予定も入っていますので。
平日は人も少ないですし空いているので、その時間帯に予定をこなすというのは独立の醍醐味のひとつです。
実際は14時といっても、間に娘との散歩や遊びでの中断もあります。
それも含めて余力を見て夕方までに やると決めたことをやるようにしているのです。
きちんと遊ぶ
大事なのは、平日もきちんと遊ぶこと。
仕事と同様に遊びもかんたんではありません。
週に2日だけ土日だけ遊ぶとなるとなかなか遊ぶのも上手くならないものです。
平日も時間を圧縮して遊ぶようにしましょう。
そうしないと平日に疲れ果てて土日は体や心を休めなきゃいけないということになってしまいます。
その時間を圧縮する平日もストレスがないように工夫しようがあるのが、独立後の数少ないメリットです。
いるだけでストレスがかかるような職場にいる必要はありません。
(独立後は、その分いろいろ大変ですけど。給料の保証もないですし)
土日に仕事を進めたいという気持ちもありながらも土日は休みたいなと思う方は、平日圧縮効果を意識してみましょう。
平日に仕事が進めば、土日に仕事を進めたいという気持ちも薄れるものです。
(平日にめいっぱい仕事をしなければいけないのなら、仕事量が多すぎるということかもしれません)
■編集後記
昨日は、11時〜12時半、14時〜15時半と、2件のオンラインでの個別コンサルティングでした。
個別コンサルティングは、土日も受け付けております。
オンライン化により、朝夜の時間帯も枠をつくりました。
早朝も面白いかなと思っています。
■「1日1新」
デスクを木ネジで補強
個別コンサルティングで新しいこと
■娘(3歳1ヶ月)日記
昨日は、公園近くの広場に行き、石に登ったり、木の実を拾ったり。
黒、赤、緑とそろえていました。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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