営業を雇えない・雇いたくないから自分でやる覚悟・経理を雇えない・雇いたくないから自分でやる覚悟

2018年2月16日

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人を雇えれば、自分が苦手な仕事を任せることができます。
それができないまたはやりたくないのであれば、覚悟を決めて徹底して自分でやるべきです。

※カフェにて　iPhone X

1 人を雇わないデメリット
2 営業を雇えれば、営業しなくていい
3 営業を自分でやる覚悟

人を雇わないデメリット

人に雇われない、そして人を雇わない、「雇われない・雇わない生き方」をやっております。
人に雇われないのはもちろん、人を雇わないことのデメリットは大きいです。

なんせ自分で全部やらなければいけません。
仕事をこなすだけならいいのですが、それ以外にもやることがあります。
その最たるものは、営業と経理（事務を含む）。

独立前から両方に長けている人はほとんどいないでしょう。
・営業が得意で、経理が苦手
・営業が苦手で、経理が得意
のどちらかになります。

人を雇えば、その雇った人に苦手なほうを任せてしまえばいいのです。
・営業が得意で経理が苦手なら、経理を雇って任せる
・経理が得意で営業が苦手なら、営業を雇って任せる

得意なことだけに集中して成果を出すことができるでしょう。

しかし、人を雇えばの話です。

営業を雇えれば、営業しなくていい

私は、独立当初（そして今も）、
・営業が苦手で、経理が得意
でした。

「経理」は一応仕事にしていますので、得意です。
（とはいえ、手作業は嫌いなので徹底して効率化していますが）
一方の「営業」といえば、独立するまでモノやサービスを売ったことがなく、未知の世界でした。

「しょうもない税理士も多い中、独立すれば、仕事は来るさ」と思っていたところ、ベジータが人造人間18号にやられた如く、木っ端微塵にやられました。

もし人を雇えれば、営業を任せて、自分は自分の仕事と経理（税務）に専念することもできたはずです。
しかし、そんなことは不可能でしたし、今も不可能です。
人を雇うと給料を払わなければいけません。
営業担当者だと、月20万＋出来高で来てくれるかどうか。
30万、40万、50万とかかる可能性もあります。

さらには、自分に合った方・合った仕事をとってきてくれるとは限りません。
「条件が多すぎる」と文句を言われるでしょうし、より高額な給料を要求される可能性もあります。
だから雇いたくありません。
自分に合った方・仕事をとるなら、自分で営業せざるをえないのです。

自分で営業する覚悟を決め、今もやっています。

営業を外部に頼む、営業代行や紹介代行といった方法もあるでしょう。
同様に私は頼りません。
雇うことと結果的に同じことになりますし、お金もかかり払えない・払いたくないからです。
・75％だけ手数料を払えば仕事を紹介してくれる税理士紹介会社
・年会費15万円以上を払えば仕事を紹介してくれる会計ソフト会社
なども頼りません。

人を雇えない・人を雇いたくないと決めたなら、苦手であろうと必要なものは自分でやるべきです。
それが、「雇われない・雇われない生き方」を選んだ代償でもあり、宿命でもあります。

これは経理にもいえることです。
経理が苦手でも避けては通れない道ですし、自分でやらないなら雇うか、外部に依頼すべきでしょう。
丸ごと引き受けてくれるところはあります。
（私は受けていませんが）
雇うことや外部への依頼をしない・したくないなら、レシートの入力でも確定申告でも粛々とやるべきです。

確定申告という制度は確かにめんどくさくわかりにくくソフトも使いにくく、いいところがありませんが、それを嘆いてもしかたありません。
そもそも確定申告のために経理をやるから理不尽感があるわけで。
経理は、ひとりしごとの守りとして必須のものです。

営業は、ひとりしごとの攻めなので、こちらも欠かせません。
ただ、「営業」はお金につながるので、「経理」よりも優先されてはいます。
剣があっても盾がなければ負けますし、フォワードがいてもゴールキーパーがいなければ、負けますし、両方大事なはずです。

営業と経理、攻めと守り、剣と盾を世界中どこにいても欠かさない秘訣