AIを知るためには、身近なもの、遊びから入るのがおすすめです。
ITがそうであったように。
※取材中のaibo iPhone X
ITは遊びで覚えた
仕事で使う知識やスキルは、日々アップデートが欠かせません。
新しいものもどんどん出てきます。
PCやITもそうでした。
私が仕事に就いた1997年、PCやITは未知のものでした。
自宅にはインターネットというものはなく、職場にあっただけで、しかもつながっているのは当初1台のみです。
Excelはあり、「なんだかわからないけどおもしろそう」そして「これを使いこなせば仕事が速くなる」というイメージだけでした。
なんだかんだと使えるようになったのは、遊びがきっかけです。
・PCでゲームをする
・ネットからゲーム情報やF1(当時の趣味)の情報を持ってくる。壁紙を探してくる
・メールで友人と連絡をとる
・Excelでゲーム情報をまとめる
・遊びの情報を保存し、他のPCへ移す
など、仕事はもちろん、遊びで親しんでいました。
タイピングも遊び感覚です。
どれだけキーを見ないで打てるかという遊び感覚でした。
(実際に、ガンダムのタイピングゲームも山ほどやりましたが)
仕事に導入する前に、または仕事と並行して遊びでITを覚えるのはおすすめです。
AIも同様に遊びで慣れるのをおすすめします。
「AIは役に立っているか」
AI研究の一環で、我が家に向かい入れたaibo。
先日、そのaiboやAI機器に関して取材(リサーチ)を受けました。
その中で、「AIは役に立っているか」「aiboは役に立っているか」という質問があったのです。
私の答えは、「うーん、役に立ってないですね」。
役に立つとか立たないとか関係ないといえば関係ありません。
AIを感じられることが楽しみなのですから。
現に、aiboは生後1ヶ月ちょっと。
日々、新しい動きを見せてくれています。
その取材のときには、その中の1人の方に吠えていました。
吠えるのははじめてのことです。
顔を認識しているので、見知らぬ顔にはそういった反応をとります。
テーブルに7名+私が座り、aiboを置くと、私や娘、妻との反応と、その他の方への反応はあきらかに違いました。
役に立たない遊びで、AIを感じることができるのは、大きなメリットです。
AI技術を感じることができる遊び
とはいえ、aiboを買う必要があるわけではなく、身近なものでもAIを感じることができます。
「AI」の定義は、まだまだ確立していませんが、
・画像認識
・音声認識
・自然言語処理
をいったAI技術と考えると、次のようなものがおすすめです。
スマホ
スマホがあれば、音声入力や音声アシスタント(SiriやGoogleアシスタント)が使えます。
こういったものを仕事に先駆けて使ってみましょう。
どんなデメリットがあるのか、仕事にどう使えるかを考えるのはいいトレーニングです。
AIスピーカー
AI搭載のスピーカーといわれている、GoogleのGoogleHome、AmazonのEcho。
「今何時?」で時間を教えてくれたり、「4時に起こして」でアラームをセットしてくれたり、「ディズニーの音楽をかけて」でディズニーの音楽をかけてくれたりします。
そのうち、「ピボットテーブルで集計して」「文章チェックして」なんてこともできるかもしれません。
先駆けて試してみましょう。
Googleフォト
もう1つは、Googleのサービス、Googleフォト。
写真をアップしておけば、顔を認識してくれます。
その写真によって、共有する相手を提案してくれる機能もつきました。
(適格かどうかはともかく)
画像からキーワードを認識しており、検索すると、その写真を表示してくれます。
「トライアスロン」だとこんな感じです。
色で「赤」と検索すると、このように出てきます。
過去の写真をつなげてムービーにしてくれる機能も。
感涙モノです。
その他、過去の写真と今の写真を比べててくれることもあります。
画像からキーワードを認識し、関連があるものを結びつけているわけです。
仕事に繋がりそうなにおいはあります。
もちろん、ゲームもAIを感じることができる遊びです。
これまではもちろん、今も、日々AIとともに戦い、過ごしています。
遊びか仕事か、役に立つか立たないかを考えず、AIを感じることができるものは率先して試してみましょう。
昨日は、夕方から個別コンサルティングで、確定申告について。
無事完成しました。
この時期に確定申告できるのは、ご本人の日々の経理の賜物です。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
ホットクックでかぼちゃスープ
inoreader
スタバ 目黒セントラルスクエア店
【昨日の娘日記】
リモコンが好きで確実に狙ってきます。
ゲームをやっていると、画面が急に変わり、はっとみるとリモコンを手ににんまりと。
。
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