声で文章を書く、音声認識入力。
毎日やっています。
この音声認識入力のコツをまとめてみました。
※博多のホテルにて iPhone X
音声認識入力を毎日
今、音声認識入力を毎日やっています。
毎日出しているメルマガは、音声認識入力です。
(例外として、昨日は、五島のホテルに宿泊し、チームメイトと一緒だったので、手入力でやりましたが、それ以外は毎日音声で書いています)
今朝も書きました。
メルマガは18分を目標にしています。
手入力のときは、ほぼその時間で書けていましたが、音声認識入力でもほぼそん色なく書けるようになりました。
今日は、17分です。
文字量は、848文字でした。
使っているのはPCのGoogleドキュメント。
GoogleのWordです。
ブラウザ上で使えるので、Windows、Macに限らず使えます。
(音声認識入力は、ネット接続が必要です)
これを使っているのは音声認識が優れているからです。
この音声認識入力を毎日やることで見えてきたこともあります。
音声認識入力と手入力の違い
音声認識入力と、通常の手入力の違いには次のようなものを感じます。
1 長くなる
音声だと、ついつい長くなってしまいます。
書くよりも負担が少ないからです。
文章量が多くなる分にはいいのですが、冗長にならないように注意しなければいけません。
2 手入力で意識していることが音声認識入力でできない
手入力で意識していること、たとえば、
・副詞と動詞はくっつける(ますます独立が増えている→独立がますます増えている)、
・「まず最初に」は使わない
・順接の「が」を使わない
・1文を短めに
・文末を変える(~しました。~しました。と続けない)
などといったことが、話すときは普通に使っていたりします。
3 文章のテイストが変わる
音声認識入力のほうが、より本音が出る、やわらかく(かるく)なるといった印象です。
文書のテイストは多少なりとも変わるでしょう。
これらの違いも踏まえて、音声認識入力をマスターするために、気を付けるべきことがあります。
音声認識入力のためにささげるべきこと
音声認識入力を使ってみたい方は、次の点に気をつけてみましょう。
時間はかかる
慣れに時間はかかります。
私は、18分目標のメルマガに40分、50分ほどかかっていました。
どうしても長くなりますし、後述する編集の時間も必要だからです。
ただ、継続していれば音声認識入力スキルは身に付きます。
私の場合だと、毎日1か月半ほどやって、慣れてきたかなという感覚でした。
(もっと早くに慣れる可能性もあるでしょう)
時間はかかる、トレーニングは必要ということは、他のスキルにもいえることです。
声を出すことへの躊躇を捨てる
音声認識入力は、当然声を出します。
実は、この声を出すのを意外と簡単ではありません。
躊躇したり、恥ずかしかったりします。
もちろん、誰もいないところでやることが多いでしょうが、それでも多少の躊躇はあります。
それに慣れるために、他の音声認識入力、たとえば、AIスピーカー(GoogleHome、AmazonEcho)、スマホの音声認識入力や音声操作も使ってみるのがおすすめです。
口も使うAI仕事術。Google Home×経理・Evernoteメモ、Googleドキュメント×執筆。 | EX-IT
編集は必要と割り切る
音声認識入力は完ぺきではありません。
言い間違えやどもったら当然聞き取れませんし、自分が正しく発生しても、誤って認識することも多いです。
そういうものだと割り切りましょう。
編集の必要度合いをお見せすると、今日の編集後記部分は、こんな感じです。
多少の修正ですみました。
(セミナー名の「入門」が抜けたのは私の言い間違いです)
編集を前提としているので、
・改行しない(Googleドキュメントは改行できない)
・句読点は入れない(「テン」「マル」と言うのはリズムが崩れる)
という方法で書いています。
「音声認識入力をしたら編集する」と割り切って使えば、ずっと楽になります。
この編集も含めて、手入力と同じくらい、ときには早く書けるようになりました。
今書いている本の1冊は、音声認識入力ですべて書き、それを編集しているところです。
長文になればなるほど、音声認識入力の効果は高まり、いつもよりすらすら書けました。
本の場合は、iPhoneの標準の音声認識入力を使い、Scrivenerというソフトで書いています。
入力画面のマイクのアイコンをクリックすれば音声認識入力です。
ある程度入力すると、入力を受け付けなくなるので、アイコンを再度タップしましょう。
それに気づかずに話していると、無駄になってしまいます。
ただ、ブログの音声認識入力はまだまだトレーニングが必要です。
メルマガ、本のような区切りではなく、ボリュームも多く、構成も複雑なブログは、工夫が必要です。(今日の記事は手入力で書きました。)
音声認識入力を取り入れると、手入力だけと比べて、疲れを減らせ、気分の切り替えにもなります。
時間はかかりますが、今度音声認識できる機器は増えていくと思われますので、慣れておくのは損ではありません。
音声認識入力→編集という流れもいいトレーニングです。
編集=文章をよりよいものに仕上げていくという力は、書く力とともに欠かせません。
誰かがチェックしてくれればいいのですが、常にそういうわけにはいきませんので、自分でできる力を身につけておくのはおすすめです。
音声認識の精度は驚くほど上がってきていますので、ぜひ試してみていただければ。
昨日は朝、五島から福岡へ。
福岡到着後 、Excel マクロプログラミング入門セミナーを開催しました。
そのまま泊まり今日セミナーをやってから帰ります。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
福岡でExcelマクロプログラミング入門セミナー開催
福岡の会議室
博多 炙り炉端山尾
【昨日の娘日記】
昨日もLINE電話で話した(見た)だけでした。
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