お客様(人)をどれだけ信用するか、チェックしないか

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独立後、お客様をどれだけ信用するかという問題があります。
私なりの考えをまとめてみました。

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※実家にて Pixel3

Amazonキャンペーンに注文番号はいらないの?

2018年12月6日から11日まで、書籍『新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門』のAmazonキャンペーンをやっています。

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Amazonでご購入いただき、キャンペーンにお申込みいただければ、ささやかながらお礼をお送りするというものです。
これまでの書籍のキャンペーンは、メルマガ内のみや書店での購入でやっていたのですが、今回はブログ上も含めてAmazonでやってみました。
お買い上げいただき、ご登録いただいた皆様ありがとうございます。

そんな中、複数の方から、「注文番号入れなくていいんですか?」「大丈夫ですか?」という声をいただきました。

ありがたいことです。

注文番号とは、Amazonで注文した際に出てくる番号で、Amazonキャンペーンでは、たいてい求められます。

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ただ、この注文番号を入れていただくには、Amazonの注文情報からコピペしなければいけません。
それなりの手間です。

Amazonでお買い上げいただいたかどうかの証明としてその手間を強いるのもどうかなと思っており、注文番号を普通に求めませんでした。

Amazonキャンペーンの中には、「注文情報のメールを貼り付けてください」というものもあります。

注文情報には、名前や住所、そして一緒に買ったものがあれば、その情報も載っているので、貼り付けたくないものです。
当然注文情報のメールは求めません。

そもそも、注文番号を私が知ったところで、Amazonで本当に買ったかどうかを調べるすべはありません。
(少なくとも知りません)
別の商品であってもわからないわけです。

仮にチェックできたとしても、そのチェックをやるかどうか。
そして、不正があったら、キャンペーン特典を送らないようにするかどうか。

という問題もあります。

私の考えは、「うちのお客様、読者にそんなことする人はいないよ」というものです。

お客様をどこまで信用するか

独立後、ひとりでしごとをするときには、お客様=人を信用できるかどうかは重要な問題です。
信用できる方から依頼を受け、そして仕事をしたいと誰もが思うことでしょう。

「信用していたのに」があると、大きなダメージを受けます。
心理的にも、お金的にも、時間的にも。

「ダメージを受けます」というよりも独立当初はそのダメージを受けてきました。

「信用していたのに」じゃすまないことです。

かといって、その信用をチェックするのはコストがかかりますし、完全なチェックはできません。

前述したAmazonキャンペーンでも、そのチェックはできないでしょう。
注文情報のスクリーンショットを送っていただいたも、そのあとにキャンセルすることもできるわけです。
確かに届いたという写真を送ってもらうにしても、返品はできます。
そんなことでチェックしても意味はないわけです。

そのお客様が信用できるかどうか。

これはあらゆる仕事についていえます。

私の現時点での解は、「自分が信用されることが大事」というものです。

自分が信用していただくためには

お客様・読者の方を信用するかどうか

ではなく、

信用できるお客様・読者の方に来ていただく

という考えでいます。
そのためには、まず自分が信用されることが大事かと。
だからこそ、日々こうやってブログを書いたり、メルマガを書いたりしているわけです。

自分の考えやスタンスを発信し続けるのは、絶大な効果があり、その1つが信用だと思っています。
ただし、自分の軸がある程度定まっていなければいけません。

その理由は、独立当初に比べて、信用できる方からご依頼をいただく機会がはるかに増えているからです。

変な話や問い合わせ、つまり信用できるかどうかを考えなければいけない案件は来ません。

Amazonの注文番号はしくみ的な理由もありますが、「うちのお客様、読者にそんなことする人はいないよ」という信用という理由で、求めませんでした。

動画・音声の販売をDVD・CDでやれば、流用するリスクは防げますが、私はダウンロードのみにしています。
輸送のコストという問題もありますが、手軽に見ることができるほうを重視しているからです。
DVD・CDでボックスと資料を付けたほうがお得感はでるのでしょうが、そこで勝負せず、単にダウンロードのみでどれだけ評価されるかということも考えています。

もちろん、「うちのお客様、読者にそんなことする人はいないよ」という理由もあるわけです。
Amazonキャンペーンの特典もダウンロード形式ですので、キャンペーンに参加していなくても書籍を買わなくても見れる可能性はあります。
根っこのところで信用していないときりがありません。

メルマガ『税理士進化論』は、

・税理士独立を本気で目指している方(受験生、資格を取得している方)
・税理士として独立している方

と、対象を明記しています。
ただ、この証明を出してもらってはいません。
「うちのお客様、読者にそんなことする人はいないよ」という前提があるからです。

その根っこの信用を得るために、仕事の入り口を整備し、信用していただけるよう日々工夫することは決して楽ではありませんが、欠かせません。

信用できるかどうかのセンサーが優れていればいいのでしょうが、なかなかそうもいきませんので。

理想は、「腹を割って話す」というものですが、双方が腹を割るのはなかなか難しいものです。
だからこそ、こちらが先に腹を割って、自分を出しておきましょう。
いいことも、わるいことも。
もちろん、出したくないことはあるでしょうし、私にもありますが、それでもできる限り出すことで信用も得られますし、信用できる方に出会える確率は高まります。

私自身、自分を出すことで100%信用につながっているともいえませんし、逆に信用を無くしていることもあるかとも思いますが、日々出し続けるだけしかできません。
信用とは、他から得るものですので。

信用できない人が来るということは自分の出し方がよくないか、自分を出していないからと考えたほうが前に進めるものです。
ましてや自分を出さないで仕事を得る、紹介は、信用できる確率が下がるでしょう。
信用できる紹介者なら別でしょうが。

信用できる間柄で仕事をすることを目指しましょう。
独立前はなしえなかったそれが独立後はできます。


■編集後記
昨日は、娘と2人で飛行機で実家宮崎へ。
初の試みです。
妻は土曜日に合流します。

■昨日の1日1新
※詳細は→「1日1新」

娘と2人で飛行機
かますの寿司

■昨日の娘日記
羽田空港の保安検査場先にあるすべり台で遊んで、機内ではほどなく寝ました。
到着後は、動物園へ。
おじいちゃん・おばあちゃん(私の両親)とも遊んでもらい楽しんでました。
晩御飯を食べ、風呂に入り、いよいよ難関の寝かしつけ。
だっこひも作戦(だっこひもで寝かしつける)がうまくいき、ほどなく寝てくれました。
そぉっと置く自信がなく、だっこひもゆるめて、私の上で寝てもらいましたが。
1時頃目が覚めると、転がってました。
3時頃ちょっと目が覚めたので、だっこしてなんとか。

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